もうすぐニダーくんの誕生日ですが、その前に自分の誕生日が。某有名人二人と同じ年令になるのですが、この年になると余り喜べませんね。11年前に書いた古代史で書いている年齢も鯖読みになっています。
古代史の第一部で書いているように、1992年は聖書学的に重要な年です。ブログを始めた当初に、伊藤みどりさんのトリプルアクセル成功を交えて書きました。しかし、スポーツ界で1992年に起こったものに、競馬場のオーバーシードがあります→こちら。
オーバーシードは、日本の野芝の上に洋芝を重ねて植える技術で、冬枯れする野芝から冬でも青々とした洋芝にすることで、視覚的に欧米の芝コースと近くなります。洋芝は深くて重いので、クッション性に優れ、馬の足の保護という観点からも良いのですが、導入当初は軽い日本の芝に慣れた馬が苦労しました。最初に導入された阪神競馬場では、重賞級のレースでも5秒近くもタイムがかかったのです。
洋芝適正という言葉が生まれ、それまでスピード不足で苦労していたダート馬が、見違えるような鮮やかさで勝ちまくります。代表的なのは1992年の宝塚記念と有馬記念を逃げきったメジロパーマーです。中山の有馬記念もオーバーシードでしたが、こちらは軽めなのでタイムはそれほど悪くありません。しかし、阪神競馬場の宝塚記念の勝ちタイムは良馬場で2.18.6。同じ逃げ馬であった、1983年のハギノカムイオーのレコード2.12.1から6秒5も遅いのです。
この阪神の新コースは賛否両論でした。ヨーロッパ遠征を考えるのなら、力のいる洋芝適性は必要。スピードのある軽い芝向きの馬が適応できないし、タイムが悪いから改善すべきなどなど。僕の意見は前者でしたが、徐々に後者に傾き、札幌競馬場に洋芝コースを新設することで、前者の意見を封じたようです。ブエナビスタが海外遠征を睨んで札幌競馬場で走ったのはそのためです。
現在の阪神競馬場はレコードが出るほどですが、それには栗東トレセンの坂路やウッドチップコースの設営など、調教技術の改善も寄与しています。実際に、日本の馬がヨーロッパの芝で苦労するということは少なくなりました。でも、競馬というものは基本的に、コース適性と芝適性を考慮に入れないと本質を見誤ります。
土曜日のチューリップ賞のジョワドヴィーヴルの敗戦は、インコースが伸びない馬場であったことも一因。日曜日の弥生賞は逆に、インコースが伸びる馬場だったために、中枠より外の馬には不利だったこと。アダムスピークは外枠に入った時点で敗戦は見えていました。両競馬場の特殊な馬場状態。それがチューリップ賞と弥生賞の予想を書かなかった理由です。
弥生賞の中山競馬場は、インコースの芝が剥げているように見えますが、剥げてるのはオーバーシードした洋芝の部分で、軽くてスピードの出る野芝が見えているインコースは絶対有利なのです。しかし、1、2着の馬はどちらかというとスピード不足でパワータイプ。野芝が生えそろう皐月賞で同じ結果が出るとは考えられません。もっとも、野芝が見えていてもパワータイプが勝ったほどの荒れた芝状態。これがケアされなければチャンスはあります。
なお、改装なった中京競馬場は左回りで最後の直線に急坂と、中山コースを鏡像反転にしたようなコース形態。鏡像反転はカッバーラの基礎ですから、世界的に何か大きな事でも動き始めるかもしれません。そういえば、読者に作らせている反転のバスレフ型スピーカーも出来上がって来ました。ロシア大統領に復帰したプーチンからも目が離せませんね。
参考 シンボリルドルフ追悼動画
http://www.youtube.com/watch?v=MwXcLvKqKUw&feature=related
オーバーシードしていなかった時代の、弥生賞と皐月賞の馬場の変化が見られます。
エフライム工房 平御幸
古代史の第一部で書いているように、1992年は聖書学的に重要な年です。ブログを始めた当初に、伊藤みどりさんのトリプルアクセル成功を交えて書きました。しかし、スポーツ界で1992年に起こったものに、競馬場のオーバーシードがあります→こちら。
オーバーシードは、日本の野芝の上に洋芝を重ねて植える技術で、冬枯れする野芝から冬でも青々とした洋芝にすることで、視覚的に欧米の芝コースと近くなります。洋芝は深くて重いので、クッション性に優れ、馬の足の保護という観点からも良いのですが、導入当初は軽い日本の芝に慣れた馬が苦労しました。最初に導入された阪神競馬場では、重賞級のレースでも5秒近くもタイムがかかったのです。
洋芝適正という言葉が生まれ、それまでスピード不足で苦労していたダート馬が、見違えるような鮮やかさで勝ちまくります。代表的なのは1992年の宝塚記念と有馬記念を逃げきったメジロパーマーです。中山の有馬記念もオーバーシードでしたが、こちらは軽めなのでタイムはそれほど悪くありません。しかし、阪神競馬場の宝塚記念の勝ちタイムは良馬場で2.18.6。同じ逃げ馬であった、1983年のハギノカムイオーのレコード2.12.1から6秒5も遅いのです。
この阪神の新コースは賛否両論でした。ヨーロッパ遠征を考えるのなら、力のいる洋芝適性は必要。スピードのある軽い芝向きの馬が適応できないし、タイムが悪いから改善すべきなどなど。僕の意見は前者でしたが、徐々に後者に傾き、札幌競馬場に洋芝コースを新設することで、前者の意見を封じたようです。ブエナビスタが海外遠征を睨んで札幌競馬場で走ったのはそのためです。
現在の阪神競馬場はレコードが出るほどですが、それには栗東トレセンの坂路やウッドチップコースの設営など、調教技術の改善も寄与しています。実際に、日本の馬がヨーロッパの芝で苦労するということは少なくなりました。でも、競馬というものは基本的に、コース適性と芝適性を考慮に入れないと本質を見誤ります。
土曜日のチューリップ賞のジョワドヴィーヴルの敗戦は、インコースが伸びない馬場であったことも一因。日曜日の弥生賞は逆に、インコースが伸びる馬場だったために、中枠より外の馬には不利だったこと。アダムスピークは外枠に入った時点で敗戦は見えていました。両競馬場の特殊な馬場状態。それがチューリップ賞と弥生賞の予想を書かなかった理由です。
弥生賞の中山競馬場は、インコースの芝が剥げているように見えますが、剥げてるのはオーバーシードした洋芝の部分で、軽くてスピードの出る野芝が見えているインコースは絶対有利なのです。しかし、1、2着の馬はどちらかというとスピード不足でパワータイプ。野芝が生えそろう皐月賞で同じ結果が出るとは考えられません。もっとも、野芝が見えていてもパワータイプが勝ったほどの荒れた芝状態。これがケアされなければチャンスはあります。
なお、改装なった中京競馬場は左回りで最後の直線に急坂と、中山コースを鏡像反転にしたようなコース形態。鏡像反転はカッバーラの基礎ですから、世界的に何か大きな事でも動き始めるかもしれません。そういえば、読者に作らせている反転のバスレフ型スピーカーも出来上がって来ました。ロシア大統領に復帰したプーチンからも目が離せませんね。
参考 シンボリルドルフ追悼動画
http://www.youtube.com/watch?v=MwXcLvKqKUw&feature=related
オーバーシードしていなかった時代の、弥生賞と皐月賞の馬場の変化が見られます。
エフライム工房 平御幸
シンボリルドルフの動画を見ていたらレースに見入ってしまいましたorz
シンボリルドルフの後にウオッカが見たくなったのでウオッカの動画を見たら、芝生の色が全然違いました!
生で見た競馬場の芝生は結構深いな~と思っていたんですが、芝生を重ねていたんですね。
勉強になりますm(__)m
欧州では、ただでさえ重い芝なのに、レース前に散水して更に重くする習慣があります。国際的に開放されるようになってから程度は低くなりましたが、今でもソフトな馬場が欲しい時は水を撒くようです。
もっとも、レース直前に出走取消ができるシステムだから、馬場が気に食わなかったら出ないという我がままなオーナーへの配慮かと思います。
馬の強さの指標は条件次第でコロコロ変わるから、何を持って最強とするかは難しい問題ですね。
ソフトな馬場は、馬の怪我が少なくなりそうですが、、、
散水したり柵を移動したら馬場は変わりそうですね。
http://homepage3.nifty.com/nagaqhome/nakayama-course-7.html
中山競馬場の芝コース
水で滑る馬もいるから、散水もほどほどでないと。ヨーロッパは泥炭地のようなコースも多いので、芝の重さも日本と違うようです。
日本の場合はもう少し芝を長くしても良いと思いますね。馬の骨折は馬場の硬さが原因ですから。
皐月賞トライアルのスプリングステークスは頭数が少ないので仮柵でしたね。
こんばんは。
ロシアの大統領選前はマスゴミはこぞってプーチンsageの連発でしたが、結果は過半数越えの勝利に終わりました。
第二次プーチン体制が日本や世界にどのような影響を及ぼすのかとても気になります。
ところで米GMがシボレー・ボルトの生産を19日から停止するようです。
バッテリーがLG製のようです。
【車/経営】米GM、EV『ボルト』を5週間生産中止 発火問題も影響--従業員1300人のレイオフも明らかに [03/03]
http://logsoku.com/thread/anago.2ch.net/bizplus/1330750634/
GMはウリなら企業の危険なリチウム・ポリマーに手を出した時点で負けですね。日本企業は安全な「ポリマーでない方」を採用。安く作れるだけがメリットのポリマーは世界中で火病を起こしています。
プーチンに関しては…
689 :Trader@Live!:2012/03/06(火) 04:57:58.03 ID:fynNwCJ2
こういう情報のブログ以外のソースが取れたらなあ
プーチン・ロシアが日本、世界を救う!ヒラリーの暴言が痛々しい!寄生虫ウォール街は潔く滅びるがよい
http://www.news-us.jp/article/255859094.html
「アメリカ人はどうせ馬鹿だから、もう一度(アラブ)テロを起こせば、また言うことをきくだろう」
「ペンタゴンはイラン攻撃をさせてくれないけど、何人かの軍人を首にしたらまた言うことを聞くだろう」
「ロシアは残念だった。のっとれそうだったのにプーチンにやられた。いずれはロシアを支配する」
「中国人も生意気だけど、こいつらはそのうちやっつける」
在ワシントンのイスラエル大使館の幹部と
AIPAC(米国のイスラエルロビー)との間の電話の盗聴記録より
読ませて頂いたら、何だか昨年のプロ野球での公式ボール改定を思い出しました。
ピッチャーもそうですが、特にバッターで、打率が落ちた選手、抜きん出た人選手、はっきり明暗が分かれていたように思います。
馬も人間も生き物ですね。当たり前ですが、改めてそう感じました。
ところで、このオーバーシードの技術は日本で開発されたものなのですね。
やっぱり日本人の創意工夫、というか「何とかしよう精神」は素晴らしいと思います。馬への愛情もあるし。
確かにそれは言えますね。引きつけて打つタイプや、小手先の非力なバッターが苦労しました。初めて投手の能力が正当に評価されたとも言えますが。
本当に強さを求めるのなら、スケートのショートトラックや水泳の50mは必要ないと思います。僕は競馬も短距離は見ません。
日本のジャパンカップに参戦した海外の関係者の中には、こういう競馬もあるのかと驚くこともあるそうです。ヨーロッパ的な価値観で強い馬が日本では二流馬になるからです。
日本的な価値観がやがて世界を覆う時が来ます。でも、最も注目すべきは、日本は欧米と違って支配しないということです。ウリナラのように押し込まなくても勝手に日本が評価される。サブカルチャーや由紀さおりはその先駆けですね。