平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

浅田真央論~その7、世界を照らす鏡

2006-03-10 06:44:40 | Weblog
 浅田真央論~その7、世界を照らす鏡

 世間では、スポーツキャスターの松岡修造氏による発言がしばしば話題となるようです。例えば、女子カーリング選手の練習に対して「そんなことしかしないの…」と発言して顰蹙(ひんしゅく)を買ったとか。僕は実際の映像を見ていないので憶測に過ぎませんが、松岡修造という人間は良い意味で単純なのだと思います。というのも、カーリングはハードに肉体を鍛える必要はなく、そんな競技がオリンピックに存在することが不思議なのだと思います。真央ちゃんの限界に挑戦する練習を観た彼には、カーリングはスポーツとして映らないのだと思います。それが不謹慎発言に繋がったとしても、古典的(褒め言葉)なスポーツ選手に属す彼を責めることは出来ません。正直、少し苦手なタイプですが。

 誤解といえば、フィギュアの城田強化部長も誤解されているような気がします。安藤美姫選手を選んだのは、息子がロッテに入社し、トヨタからセルシオをもらったからだ。あるいは、山田コーチと仲が悪いので、山田コーチが育てた中野選手と恩田選手が外された、などなど。

 真相は分かりませんが、僕なりに情報を分析すると、城田さんはシロのようです。と、此処で駄洒落をかますところではないのですが、オリンピックの代表選考会には電通が出席していたようです。それで、安藤選手を外したい城田さんの意見が却下され、城田さんは安藤捨て駒作戦を思い付いたのだと思います。いずれにしても、ポイント制にこだわれば、中野選手が選ばれると落ちるのは荒川選手だったのです。

 城田さんと山田コーチの不仲説も、真央ちゃんを見ていると感じません。グランプリシリーズ中国大会の時、真央ちゃんは屋台でカバブのようなものを一口食べて、「おいしい」と言ってから城田さんの口に持って行ってました。前回のソルトレイクで山田門下の恩田選手を推薦したのも城田さんとされています。二人が本当に不仲なら、成り立たないエピソードばかりです。

 このように、真央ちゃんを介在してみると、松岡発言も城田疑惑も氷解します。これも真央ちゃんの美徳の一つではないでしょうか。伊藤みどりさんも、真央ちゃんの解説の時だけ別人のように振る舞うことが出来ます。解説よりも応援だという外野の声はありますが。いずれにしても、真央ちゃんの人徳で救われるケースが目に付きます。

 真央ちゃんのトリプルアクセルが注目されたことで、先駆者である伊藤みどりさんにもスポットが当てられました。今見ても、それは本当に凄いジャンプです。そんな偉大なみどりさんが、精神的に不安定なのは周知の通りです。しかし、真央ちゃんのことになると自分の妹のように生き生きと話します。みどりさんが着たコスチュームを、ジュニアの頃の真央ちゃんが着ていたのは有名です。日テレの企画で、みどりさんの解説付きで二人の比較をやっていました。こんな意地悪な企画にも、みどりさんはニコニコして「真央ちゃんの方が可愛い、真央ちゃんの方が似合う」と繰り返していました。真央ちゃんは、みどりさんにとって大切な精神安定剤でもあるのです。

 真央ちゃんを鏡として用いることによって誤解や偏見が無くなり、みどりさんの愛すべき性格も理解されるのです。(何故かヒドイ外斜視の)テリー伊藤氏が斜視と批判したらしい真央ちゃんの目は、実はいつまでも子供の純粋さを失わない人に特有のものなのです。その目を真正面から見た松岡修造氏の心は、全ての女性に物足らなさを覚えるほどショックを受けたのではないでしょうか。真央ちゃんを家族のように思える人、真央ちゃんに憧れる小さなスケーター、ロリコンと罵倒されようと応援するオジサン達、「マオに萌えー」のアキバ系若者達。実にいろいろな人達が真央ちゃんを愛しているのです。その愛は集められて一つの光となり、真央ちゃんという鏡で反射され世界を照らすのです。実現すれば、どんなにか素晴らしいことでしょう。それが、オリンピックという晴れ舞台であることを、心から願わずにはいられません。


  浅田真央論~その1、商業主義の解毒剤

  浅田真央論~その2、天真爛漫を演ずる大物

  浅田真央論~その3、才能の本質

  浅田真央論~その4、箱船に乗った姉妹

  浅田真央論~その5、疑惑の発端

  浅田真央論~その6、暴かれた陰謀(悪魔に包囲された天使)

  浅田真央論~その7、世界を照らす鏡


           エフライム工房 平御幸(Miyuki.Taira)
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 浅田真央論~その6、悪魔に... | トップ | 浅田真央論~その5、疑惑の発端 »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こちらこそ (平御幸)
2006-03-12 05:46:17
こちらこそありがとうございました。



真央ちぉんは仏像顔ですからね。如来ではなく菩薩の方の。髪型は、中宮寺如意輪観音像(国宝半跏像)のような双髷(そうけい)が似合うと思いますよ。顔のラインも似てるし。



真央ちゃんを心から応援するファンが多いという事は、日本人はまだまだ大丈夫だという証拠ですね。
返信する
コメントありがとうございます (かずあき)
2006-03-11 16:32:25
ありがとうございます。

いつか多くの人の愛の力が集約され、それが見えない

ベールとなって常に真央ちゃんを守れるようになったらいいなと思ってます。





スケートの上手な選手はほかにもおられますが

私はどうしても真央ちゃんしか好きになれないません。

勝手な思い込みかもしれませんが

彼女は前世でかなりの徳を積んだ人間のように映ります。(とても直感的な判断です)



本来なら現世の修行を全うした彼女は最終解脱し仏さまになられるレベルに達していると思いますが、なぜか彼女はふたたび人間界に生まれ変わってきたんですね。



ですからそんな真央ちゃんは日本の救世主のように感じてなりません。





最後に、彼女の魅力について語り合える方がいて本当に嬉しく思っております



返信する
かずあきさんへ (平御幸)
2006-03-11 14:14:16
コメントありがとうございます。



愛というのは行動が伴って成り立つものです。

悪の存在に怯えず、自分に出来る範囲で

自分のHPや別の掲示板などに書き込むなど、

あるいは知人にURLを送る事も出来ます。



大事なのは、3Aを跳ぶ位の勇気を持つ事で

す。そうすれば、大声を上げなくとも、皆で

力を合わせる事が出来ます。



神は万能ですが、一人一人が立ち上がる事を

待っているのです。



言葉をかえると、真央ちゃんにふさわしい人達

を神様はこうして集めているのです。こうして

書き込んでくれただけでも、何もしなかった人

よりも「偉い」と神様に祝福されますよ。



返信する
はじめまして (かずあき)
2006-03-11 13:30:28
真央ちゃんとともに喜びや悲しみを共感できる

日本人であることを本当に嬉しく誇らしく思います。



ただ彼女にしのびよる悪が気になります

愛を送るだけで彼女を邪悪から守りきれるでしょうか...

とても心配です。

返信する
感謝 (平御幸)
2006-03-10 20:19:41
コメントありがとうございます。



真央ちゃん大変ですけど、本当のファンが支えてくれると信じています。
返信する
すばらしい意見です。 ()
2006-03-10 19:08:46
私もそう思います。

『鏡』に僕の光を当て続けていきたいです。
返信する

Weblog」カテゴリの最新記事