平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

資料について

2010-07-07 20:05:26 | Weblog
 せっかくの七夕が雨ですが、七夕の起源は定説の中国ではなく、古代エジプトの宰相ヨセフと妻アセナテにあると、僕は古代史の中で書いています。こういう斬新な説は、行き当たりばったりの思い付きではなく、極めて論理的な思索の継続から生まれるのです。

 僕は古代史の中でも書いていますが、「誰の目にも触れていながら、誰も本質が理解できない」という謎を解き明かしているのです。七夕もその一つであり、新しい証拠や資料などは存在しません。もしも資料となる物があれば、書店などに神様がたった一冊だけ備えている状態で手に入ります。特別なルートや読者などから提供されるわけではありません。

 なぜこのような事を書くのかというと、読者から資料として一方的に送られる物が、今までに役立った事は皆無だからです。最近も、神代文字(じんだいもじ、かみよもじ~漢字以前に日本で使われていたとする文字)のマニアから資料が送り付けられ、ビジネスホテル並みに狭い部屋が又狭くなりました。置く場所がないので処分対象です。

 縄文時代の遺跡を含め、古代日本の遺跡は古代イスラエルの尺度(太陽角度連動メートル法=メートル法の先祖)で造られています。同様に、イスラエル12部族の子孫である日本人は、その言語や文字も、イスラエルの足跡であるエジプトやパレスティナと共通点が多くなければなりません。実際、古代エジプトのヒエログリフには夥(おびただ)しい日本語が見つかるのです。しかし、神代文字にはヒエログリフとの共通点は見つかりません。

 神代文字を別にしても、『竹内文書』や『ホツマツタヱ』などに登場する神(祖先)の名が、どうして『記紀』と一緒なのか?僕は、大物主の「物」がモーゼを指すと明快に解き明かしています。しかし、古文書マニアで大物主の名前を解き明かした僕のような天才は皆無です。当たり前ですね。古文書の大半は捏造だからです。

 ヲシテ文字の解説の中に、朝鮮半島のハングルに似ているから、ヲシテも古代文字であるというような牽強付会が見られます。しかし、ハングルは愚民文字と言って、漢字を覚えられない朝鮮民衆のために、中国(明)の属国であった李氏朝鮮の第四代世宗王が、15世紀に新しく考案した物なのです。という事は、ヲシテ文字も同時代以降の創作物と考えるのが自然です。何しろ、縄文時代に使われていたと主張していながら、肝心の縄文遺跡からは一個も見つかっていない文字なのですから、縄文起源の主張に無理がありすぎます。

 『竹内文書』や『東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)』などの文献との正しい付き合い方は、災害や天変地異などの伝説の部分だけを、あくまで伝説としてピックアップする事です。アメリカインディオの伝説から創作された『モルモン書』から、その伝説部分だけを分離するのと同じです。創作された部分は価値がありません。

 日本人の祖先は、古代エジプトでクフ(正しくはクフウ=工夫の語源)と呼ばれたヤコブであり、また七夕の牽牛と織女のモデルとなったヨセフとアセナテなのです。ヨセフは牛神アメンとして数字の7で象徴され牽牛となり、アセナテはオン(ヘリオポリス)の祭司ポテペラの娘だから「音」の付く織女となったのです。

 『創世記』に記されているように、ヤコブは黒斑の羊で富を得たので、黒斑の羊神クヌムのモデルとなり、ヒエログリフをクヌム読み(ヤコブ読み)したのが「訓読み」の始まり。対して、ヨセフの外戚オンの祭司の読み方が「音読み」となった。ここから、一般的にクヌムと読まれるヒエログリフも、本当は「クン」が正しいと推測できるのです。

 このように、誰の目にも触れていながら、誰も本質を理解できなかった事例として、漢字の「音読みと訓読み」もあるのです。音読みと訓読みの区別は、古代エジプト時代のヒエログリフに既にあった。思索と推理と洞察によって天才と呼ばれる僕に、思索の時間を奪うつまらない資料は必要ありません。送ってくれるなら、図書館で館外禁帯出扱いになっている、教文館『旧約・新約聖書大辞典』などの、本当に役立つ物をお願いします。でも高価だから無理しないでくださいね ハート。

 なお、お薦めの聖書は何ですかと愚問をよこす読者がいますが、僕は少女コミックの落書きが書かれた、ミッション系大学で使う古い聖書しか持っていないので分かりません。イエスの言葉のように、門を叩くつもりで勝手に探してください。あなたの信仰心が、良い聖書に導くでしょう。

      エフライム工房 平御幸
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