長岡鉄男氏は奇妙なスピーカーをたくさん設計していますが、それは奇をてらったものではなく、ちゃんと考えて作られたものです。今回紹介するヒドラJr.もその1つで、ギリシャ神話に登場する9本首の怪物にちなんだものです→ヒュドラ。さすがに9本の首は無理で、4本で誤魔化していますが、見かけとは裏腹な音場再生能力の高さから、一度はチャレンジしたいと願っていたものです Σ(´∀`;)
しかし、問題はテクニクスの7F-10というユニットが絶版で手に入らないこと。また、できるだけ小さく作りたいことから、オリジナルより板厚を薄くしたいなど。そこで、ケルビムJr.で定評のあるソニーのバイオセルロースコーンの6.5センチユニットを採用し、板厚も9mmを主体に設計しようと思っているところです。以下、月間ステレオ誌 1989年6月号のスピーカー工作大特集から転載します。画像だけ表示で大きくなります (^_^;)
長岡氏の設計は16センチフルレンジFE-164を上向きに取り付けていますが、これもFW168Nが手元にあるので、底板に取り付ければ小さく出来ます。ただ、8本の首を作るのは大変なので、本当に作る場合には応援を頼むかも (_ _;)
3月15日 追加
スーパーウーファー用ターミナルと高城重躬氏のP-610制作記事 に映っているバックロードホーンのユニットを、FP-203からUP-180に交換したので画像を追加 (;^ω^)
交換理由は、音が引っ込んでいるのが気になったことで、FP-203のケブラー(アラミド繊維)コーンがくたびれてきたのではと推測します。ケブラー自体はハサミでも切れないのですが、接着剤が劣化するとコーンも弱くなります。
UP-180はアメリカのJBL LE-8Tを模倣したタイプで、オリジナルの初期型はアルニコマグネットで高価。使ったことはありませんが、ウーファーに近くてバランスが良さそうです。
UP-180も、フォステクスのFEシリーズのような切れや爆発力はなく、バスレフで無難に使うには良さそうです。バックロードに組み込んでみましたが、音は前に出てきて狙い通り。品が良くなった感じですが、トン・コープマンのバッハのヴァイオリン協奏曲では、バックロードホーンからピーク性のボーという音が出てきます。
この曲特有の癖なのですが、スーパーケルビムでも特定のところでボーと鳴って、ネックを接着する羽目に陥りました。曲の癖だから接着する必要はなかったのです。でも、ユニット交換で癖が露骨に再生されるのも困る (_ _;)
なお、ウーファーのFW-168Nの程度の良いのも入手できたので画像を掲載。同時購入のFW-208Nはコーンが褪色して褐色になっていたのですが(ASWに押し込めたので外からは分からない)、こちらは黒のままです。FWシリーズは高騰して新品は手が出ませんが、安く購入できました。もう一組あれば、長岡鉄男氏のモアイが作れるかも \(^o^)/
3月16日 追加
スーパーウーファーのRチャンネルのドロンコーンのエッジが剥がれてた orz
しかし、問題はテクニクスの7F-10というユニットが絶版で手に入らないこと。また、できるだけ小さく作りたいことから、オリジナルより板厚を薄くしたいなど。そこで、ケルビムJr.で定評のあるソニーのバイオセルロースコーンの6.5センチユニットを採用し、板厚も9mmを主体に設計しようと思っているところです。以下、月間ステレオ誌 1989年6月号のスピーカー工作大特集から転載します。画像だけ表示で大きくなります (^_^;)
長岡氏の設計は16センチフルレンジFE-164を上向きに取り付けていますが、これもFW168Nが手元にあるので、底板に取り付ければ小さく出来ます。ただ、8本の首を作るのは大変なので、本当に作る場合には応援を頼むかも (_ _;)
3月15日 追加
スーパーウーファー用ターミナルと高城重躬氏のP-610制作記事 に映っているバックロードホーンのユニットを、FP-203からUP-180に交換したので画像を追加 (;^ω^)
交換理由は、音が引っ込んでいるのが気になったことで、FP-203のケブラー(アラミド繊維)コーンがくたびれてきたのではと推測します。ケブラー自体はハサミでも切れないのですが、接着剤が劣化するとコーンも弱くなります。
UP-180はアメリカのJBL LE-8Tを模倣したタイプで、オリジナルの初期型はアルニコマグネットで高価。使ったことはありませんが、ウーファーに近くてバランスが良さそうです。
UP-180も、フォステクスのFEシリーズのような切れや爆発力はなく、バスレフで無難に使うには良さそうです。バックロードに組み込んでみましたが、音は前に出てきて狙い通り。品が良くなった感じですが、トン・コープマンのバッハのヴァイオリン協奏曲では、バックロードホーンからピーク性のボーという音が出てきます。
この曲特有の癖なのですが、スーパーケルビムでも特定のところでボーと鳴って、ネックを接着する羽目に陥りました。曲の癖だから接着する必要はなかったのです。でも、ユニット交換で癖が露骨に再生されるのも困る (_ _;)
なお、ウーファーのFW-168Nの程度の良いのも入手できたので画像を掲載。同時購入のFW-208Nはコーンが褪色して褐色になっていたのですが(ASWに押し込めたので外からは分からない)、こちらは黒のままです。FWシリーズは高騰して新品は手が出ませんが、安く購入できました。もう一組あれば、長岡鉄男氏のモアイが作れるかも \(^o^)/
3月16日 追加
スーパーウーファーのRチャンネルのドロンコーンのエッジが剥がれてた orz
ヒドラJr.のご紹介ありがとうございますm(_ _)m
ユニットが4方向に向いていて、それぞれの高さも違うのですね。どんな音なのかとても気になります。
最初、天板とネックが着脱式だと思い、ケルビムJr.の制作を思い出して8本もあるのはとても大変そうだと思いましたが、そうではないのですね(^_^;)
ソニーの青いユニットは在庫が4個ありますm(_ _)m
今回の大アンプと同様に皆さんとの合作になるのでしょうか。アダム・カドモンの時は制作に参加できなかったので、ヒドラJr.では参加できると嬉しいです。
ヒドラの9本の首は、叉が8でヤマタノオロチ。契約の箱ですね \(^o^)/
ユニットは揃いそう。作るときは( `・∀・´)ノヨロシク
更新ありがとうございますm(_ _)m
ヒドラは見た目のインパクトがすごいですね!
土台の箱からウーファーも覗いていて、面白いです!読んでいて難しいところはよく分かりませんでしたがorz、スピーカーが鳴っているというより空間が鳴っている、音楽がそこにある、ということでいつか聴いてみたいと思いましたm(_ _)m
ソニーの青いユニットは私も1組持っております!
聴いていて、このルックスに耐えられるかどうか (^m^;)
作るときはよろしく(^ー゜)ノ
ヒドラJr.のご紹介ありがとうございますm(_ _)m
とてもユニークな形でどんな音になるのか気になります。
36cm四方だとそれほど巨大なわけでもないようですね。
制作の際は私にもお手伝いさせてくださいm(_ _)m
小口径の共鳴管4本(LRで8本)を配置するという方法も考えましたが、やはり作るのは大変 (=o=;)
では作るときは( ^ω^)よろしく
すごいスピーカーですね!
まさにヤマタノオロチです(゜o゜;
移動に便利なキャスター付きで、ネックの長さも違っていて音がどんな風に聞こえるのか興味があります。
作る際はご協力させて下さいm(_ _)m
ユニットは何でも良さそうなので、FE-164のところはフィリップスの16センチフルレンジを使ってみようかと。少しコンパクトに設計できる (^o^)
では作るときはヨロシク(^○^)/
とてもユニークなスピーカーのご紹介ありがとうございます。m(_ _)m
奇妙な見かけですが、4本のネックが前後左右どこから見ても重ならないようになっているのが凄いと思いました。
ヒドラJrの音も興味がわきますが、転載していただいた記事最後に出てくる第4図のレイアウトで違いが出るのかも気になります。
ソニーのユニットは私も2個持っています。
できることがあればお手伝いさせてください。m(_ _)m
こんなユニークなスピーカーを聴く機会は滅多に無いので試聴会に間に合わせたいです (・Θ・;)アセアセ…
作るときはよろしくぅ(^o^)/