平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

難解ダービー

2011-05-27 19:21:57 | Weblog
 『走れコータロー』以来、ダービーの日は盆と正月とクリスマスを合わせたほどめでたいのですが、今年はただでさえ難解なメンバーの上に天候も下り坂。重から不良の予想です。

 昨週のオークスもそうですが、雨がぽつんと降っただけで嫌気をさすデリケートな馬もいるのです。かと思えば、コミックの『動物のお医者さん』に出てくるオオニシキ号のように、泥んこの馬場を喜ぶ無神経な馬もいるのです。蹄の形だけでは重の巧拙は判断できないのです。

 ダービーが近いせいか夢でも数字が出てきて、4番、10番、14番、15番などなど。ところが、4枠に入ったのが前2走が惨敗のリベルタス orz。スピーカー作りで疲れているので、せっかくのダービーなのにピコーンは期待できません。

 ダービーは距離の伸びる2400mなので、オルフェーヴルは皐月賞のような足が使えるとは思えず、サダムパテックも距離に疑問。同じ2400mの青葉賞を勝ったウインバリアシオンは、母の父がストームバードで嵐は大歓迎?その青葉賞で3着に負けて、翌週のプリンシパルステークスに連闘でのぞみ、見事に勝ってダービーの出場権利を獲得したトーセンレーヴは体力が残っているかどうか?

 こういう難解なときは、へそ曲がりに徹して、雨とは正反対の太陽神のトーセンラーから。それにバレエに関するウインバリアシオンとプリンシパルステークスを勝ったトーセンレーヴ。なぜバレエかと言うと、イギリスの最後の三冠馬がニジンスキーで、今年のクラシックは英王室とシンクロしている印象があるので、イギリスのダービーにかこつけてみました。

 トーセンレーヴは、母ビワハイジがダービーに果敢に出走して13着でした。ビワハイジは父カーリアンから祖父ニジンスキーという血統です。バレエダンサーから名前をもらったノーザンダンサー系には、ニジンスキーのほかにヌレイエフもいます。母系にノーザンダンサーはダービーの黄金配合で、最近亡くなったサドラーズウェルズはスタミナの鬼。モハメド殿下のデボネアと、トーセンラーはサドラーズウェルズが母系に入っています。

 ということで、トーセンラーからウインバリアシオン、トーセンレーヴ、デボネア、それにクレスコグランド、コティリオン、ナカヤマナイトまで。何が勝っても驚きません。

 なお、ケルビムジュニアが完成したので、ケルビム三兄弟の高画質画像を掲載。ファイルサイズが大きいので全体を見るときは右クリックから画像だけを表示。それにしても疲れたニダ。







      エフライム工房 平御幸
コメント (7)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ケルビム三兄弟 | トップ | 伊勢神宮の幸鉾 »
最新の画像もっと見る

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
頑張れケルビム三銃士 (キジ猫)
2011-05-28 01:20:42
 平様、こんばんは。ケルビムジュニアの製作、お疲れ様でした。すっくと首を伸ばし、大きな眼で遠くを見つめているようなケルビムが3台並ぶと、さながら巨悪と闘う三銃士のようですね。ケルビム三兄弟エントリが立った頃から、妙なニュースが流れ始めました。
 古くなったトマホーク処分と石油利権略奪のために襲撃されたリビアの政府資金を運用しているのが東インド会社の亡霊HSBCと、東インド会社の旗を朴った海援隊の旗をロゴマークにしているソフトバンクとズブズブのゴールドマンというのは、事実は小説を通り越して漫画や映画よりも奇なりを地で行く展開であります。ほぼ同時に、BRICsなる言葉を造ってまで中国を買い煽ってきたゴールドマンが、中国の経済成長率予測を下方修正しました。元レート政策で思惑通りにならない中国を見限った政商は、日本の自然エネルギー発電利権の独占に方向転換したようです。孫社長の太陽光発電構想に心酔した県知事たちが、ソフトバンクのソーラー子会社に休耕田を嬉々として差し出すようですし、調子づいた孫社長は送電網に自然エネルギーを優先して接続しろ、太陽光で発電した電力は全量を買い取れと電力会社に迫る始末です。原発問題で分が悪い電力会社が反論できない自然エネルギー発電の旗手を気取っているのですから、たちの悪い世論操作ですね。
 5月24日発表のSB役員人事にはGSアジア元会長マーク・シュワルツ氏の名前がありましたし、孫社長の娘はGS日本の投資銀行部に勤めており、GS出身の女婿は現在、上目黒で焼肉屋を営みながら政界入りのチャンスをうかがっているとのことなので、通信インフラに加えて電力インフラまで半島系勢力に乗っ取られないよう、ケルビム三銃士には頑張っていただきたいです。

HSBCやゴールドマン、リビア政府関連資金を管理-英市民団体
更新日時: 2011/05/26 16:22 JST
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920010&sid=aNw.TkWshOZ0
 5月26日(ブルームバーグ):英HSBCホールディングスや米ゴールドマン・サックス・グループなどの銀行が、リビア政府系ファンドの資金を管理していると、英国の市民団体グローバル・ウィットネスが指摘した。
 同団体がウェブサイトに掲載したリビア投資庁(LIA)に関する資料によれば、昨年6月30日時点でHSBCには10の口座にLIA資金が2億9270万ドル(約240億円)あり、ゴールドマンは3つの口座で約4400万ドルを管理していた。LIAの資金に関して両行は確認を拒否したという。
 同資料によると、LIAの総資産は昨年6月末時点で533億ドルと、前四半期から時価総額で4.5%減少した。
 グローバル・ウィットネスのディレクター、ガビン・ヘイマン氏は26日、「この資産はリビア国民のものだ」と述べた。資料については独自に検証を行い、信ぴょう性に自信があるという。同団体は、各国政府は銀行や資産運用会社に対し、管理するリビア政府関連資金の情報を開示させるべきだと訴えている。
 ゴールドマンの広報担当、コニー・リン氏(香港在勤)はコメントしなかった。HSBCの広報担当、ビーン・トラン氏(香港在勤)は26日に電話取材で、守秘義務を理由にコメントを控えた。

ゴールドマンサックス、中国の11年成長率予測を下方修正 9.4%に
2011/05/24 13:48 日経速報ニュース 319文字
 【NQN香港=穂坂隆弘】ゴールドマン・サックスは24日、中国の2011年の実質経済成長率予測を9.4%に下方修正した。従来予測は10.0%だった。同社は同日付のリポートで「中国の景気減速は予想以上にきつい」と指摘し、4月の工業生産高が金融引き締めなどを背景に減速したことなどを判断の根拠に挙げた。
 一方、11年の消費者物価指数(CPI)上昇率は4.7%に上方修正した。従来は4.3%だった。物価については「ある程度落ち着いた段階で電力業界など現在、価格が抑えられている一部の業界で値上げが許されることになるほか、豚肉の供給問題などを背景に食品価格が予想ほど下落していない」と指摘。CPI上昇率の低下は「ゆっくりしたものになる」とみていた。
返信する
キジ猫さんへ (平御幸)
2011-05-28 02:52:08
キジ猫さん今晩は。

休耕田利用のソーラー発電は絵に描いた餅で終わると思います。

まず、計画に参加表明している自治体は貧乏県が多く、国からの資金援助なしには動くことが出来ません。

次に、発電にかかるコスト算出が杜撰で、火力や水力や地熱発電のコスト以下になるとは到底思えません。

また、売電というのは簡単にできるものではなく、電力会社の送電網に乗せるのは困難です。特に、ソーラーパネルは直流発電なので、それを高圧の交流として電力会社の送電網に乗せるには、DC-ACコンバータやトランスが必要になります。このコストはソーラーパネルよりも高くなると思います。

ソフトバンクの狙いは、新規の送電網に寄生した携帯の基地局建設だと思います。でも無理だと思いいます。

ゴールドマン・サックスやHSBCについて言えば、中東や中国投資の資金が韓国に流れ、その韓国がケンチャナヨ運営で経済崩壊寸前なので、韓国破綻→中国と中東が破綻→ゴールドマン・サックス&HSBC破綻、という図式だと思います。

韓国投資の大半が中国で、その資金がどこから出ているかと考えれば、中国に投下された悪徳ファンドしか考えられません。

日本での韓流押し込みが増加していますが、裏返せば韓国は内需が望めないということです。中韓とも建設バブルの崩壊から銀行破綻が目前。中国が韓国から資金を引き上げたら、いよいよ面白いものが見られそうです。
返信する
Unknown (marky)
2011-05-29 00:08:48
平さん、こんばんは。今年のクラシックは英王室とシンクロしている印象がある、、、とういう平さん、私もそう思います。オークスでの話しですが、私の田舎の友人に、「もしかして時事ネタと競馬に繋がりがあるかも知れないよ」と話したら、友人曰く「それならイギリス王室やオバマ大統領がわざわざ行くことを決めたアイルランドの関わりの名前の馬じゃない?」と話してたところ、やはり『エリンコート』が勝ちました。私はそれでも競馬は詳しくないので、このHPを見て勝ち馬予想だけして楽しんでますが、ダービーがあることを平さんのコラムで読んでしまったので、私も予想してみました(馬の血統のことはまだ詳しくないのですが)。ベルシャザールの饗宴、、、は意味あり気?でしょうか。
返信する
markyさんへ (平御幸)
2011-05-29 00:39:17
markyさん今晩は。

ベルシャザールはイスラエルの神に逆らって滅ぼされたので、僕は予想から外しました。しかし、一度は王位に就いているので、あるいはそれが今度のダービーかもしれません。神の描くストーリーは読みきれません。

ベルシャザール自身は重馬場を苦にしないと思います。
返信する
平さんへ (marky)
2011-05-29 02:32:58
こんばんは。そうですね、ストーリーが読めないから面白いのかも知れません。平さんの予想から外れてましたか、、、残念。私は、英国王室絡みということから、他には『ナカヤマナイト』や『ユニバーサルバンク』辺りも馬名の由来からして時事モノとしては面白そうな、、、(これまた血統を知らないで書いてますが、、、)。分からないだけに、ちょっと楽しみになりました。
返信する
平さんへ (marky)
2011-05-29 17:14:25
こんにちは。今日のレース、実は見逃してしまったのですが、
着順が、、、オルフェーヴル、ウインバリアシオン、ベルシャザール、、、。ゴールドスミス、バレエソリストのパ・ド・トロワ、ベルシャザールの響宴のバビロニア王、ナカヤマ騎士(ナイト)、、、となりましたね。これ、すごくないですか?もしや、金(ゴールド)の一人三役?マーケットに茶番が見られそうで、一波乱ありそうですね。
返信する
markyさんへ (平御幸)
2011-05-29 17:46:58
オルフェーヴルの池添騎手が31才。土徳で金がシンボルのヨセフが王の前に立ったのが数え31才。

五行で土剋水だから、雨も克服できたということでしょう。母の父メジロマックイーンの東京雨の悪夢(シンガリ降着)が払拭できました。

ヨセフが王の前に立った時から、エジプトは7年の飢饉に備えることになります。マーケットは穀物相場と資源相場が混乱するかもしれませんね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事