平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

習近平の暗殺説

2012-09-15 06:56:34 | Weblog
 尖閣問題を口実に、中国では強硬な反日運動が目立って来ました。日本でも尖閣の国有化をめぐり、中国との密約説も流れています。そこへ持ってきて、来年には中国の次期主席に内定していた習近平が入院。あの、小沢による天皇陛下へのゴリ押し謁見で有名になった習近平がです。中国では何が起こっているのでしょうか?

 話は遡って今年の3月18日の未明。胡錦濤主席の側近である令計劃・前中央弁公庁主任の息子・令古が、フェラーリで事故を起こし死亡しました。

胡錦濤主席の側近が左遷、子息の交通事故が原因か(東亜日報 SEPTEMBER 04, 2012 08:46
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2012090468908

 この事故のポイントは、ウイグル族とチベット族の若い女性2人が同乗し重傷を負ったことです。ウイグル族とチベット族というキーワードは、韓国の東亜日報以外では出て来ません。余程、都合の悪い事なのでしょう。

 ところが、この事件の前に上海閥(江沢民派)の重臣である重慶市長の薄熙来が解任されています。時系列を追って、習近平の入院まで辿ってみます。★は上海閥にマイナス、▲は北京閥のマイナス点です。

★2012年3月15日 中共中央は薄熙来の重慶市市委書記の解任を決定
▲2012年3月18日 胡錦濤主席の側近である令計劃の息子がフェラーリで事故
★2012年5月29日 李春光・中国書記官、日本国内でスパイ活動発覚
★2012年7月02日 習近平を天皇陛下に拝謁させた小沢が離党
★2012年8月29日 回良玉(江沢民派)の乗る北京発NYC行きCA981がUターン
★2012年9月01日 中央弁公庁主任に前貴州省トップ、栗戦書・副主任を充てる人事
★2012年9月03日 上海閥に近い、統一協会の文鮮明が死亡
★2012年9月05日 習近平が、訪中したクリントン国務長官との会談を取りやめ
▲2012年9月05日 石原都知事→定例記者会意見で政府と中国との密約を暴露
▲2012年9月07日 習副主席による積極的に改革に取り組む必要発言
★2012年9月09日 プーチン大統領、日本政府にロシア学生500人を迎え入れ要請
★2012年9月10日 重慶市を流れる長江の水が赤色に変色
★2012年9月11日 習近平国家副主席は療養中、水泳中に背中を負傷と報道
★2012年9月12日 26日予定の仙谷・野中ら超党派議員訪中団、中国が見合わせ通知
★2012年9月12日 習近平は暗殺されたとの噂が流れる
★2012年9月13日 習副主席、肝臓にがんが見つかり摘出か
▲2012年9月13日 西宮伸一駐中国大使が東京都渋谷区の自宅近くで倒れて意識不明
★2012年9月13日 F22ラプター10機が飛来 嘉手納には計22機、過去最大


 このように見てくると、尖閣を理由にした中国の反日の動きは、追い詰められた上海閥による、北京の胡錦濤政権への嫌がらせだと分かります。実際、報道をコントロールして煽っているのは、上海閥の李長春という重臣で、彼の序列は第5位です。中国によるアメリカへのサイバーテロも、李長春が指示しているとされます。

 李長春が反日の実行部隊長であり、スパイ疑惑で日本から逃げた同じ名字の李春光は、野田総理と同じ松下政経塾です。「江沢民=習近平=小沢→週刊・日刊現代」であり、同じ媚中でも「野中→週刊文春」とは対立的です。二つの週刊誌は、この対立軸を考慮に入れて読む必要があります。

 政治家として致命的な肝臓癌と報道された習近平と上海閥が追い詰められ、軍部による尖閣を理由にした暴発が見えて来ました。18日が尖閣占領のXデーと囁かれていますが、アメリカはラプターを配備してやる気満々です。対して、ロシアはプーチンが上海閥を牽制するために、とっさの思い付きで日本に学生500人を招待する早業。野ブタ総理は訳分からんでしょうね。

 プーチンの狙いは、日本は友好国なのだから、中国が対日戦争をしても味方しないというメッセージを世界に発信することでした。アメリカは、汚職スキャンダルに揺れる、回良玉(上海閥)の飛行機を追い返しました。その上でラプターを配して尖閣を睨んでいます。この状態で、上海閥からゴーサインが出ている軍とは言え、果たして尖閣上陸が出来るでしょうか?

 上海閥は、窮鼠猫を噛むか、負けを認めての江沢民の引退の二股道にいます。米軍という猫は虎かもしれず、むしろ中国内が内戦状態になった時に、ロシアなどがちょっかいを出してくると思います。アヘン戦争後の中国が再現されるかもしれません。中華人民共和国は7つの軍閥ごとに解体されて、いち早く民主化した地方が再生中国の主導権を握る。その余波で、宗主国に倣って朝鮮半島も再編成されるかもしれませんね。良かったですね(棒)。

     エフライム工房 平御幸
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7 コメント

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キジ猫さんへ (平御幸)
2012-09-15 18:07:45
キジ猫さんこんにちは。

HSBCは東インド会社が元祖ですから、闇資金が集まる拠点に顔を出すのは当然ですね。しかし北陸銀行も露骨にやりますね。

HSBCは3月から日本撤退。欧州金融危機で縮小はトレンドですが、縮小できるならまだ健在です。

禿バンクはひたすら拡大戦略をとっていますが、拡大しなくては資金が回らないのが見え見えです。サムスンが減産できなくて過剰在庫で自らの首を絞めました。ゴビ砂漠の発電に金を出す馬鹿がいるのでしょうか?
返信する
上海閥とHSBC (キジ猫)
2012-09-15 16:37:23
平様、こんにちは。上海閥エントリでHSBCを思い出したのですが、最近では大がかりなマネロンを米当局に問題視されていましたね。麻薬取引による戦費調達だったのでしょうか。北陸銀行が関与したのは、北陸地方には昔から北朝鮮と韓国からの密航者が大勢まぎれこんでいるせいなのか…
もしかするとiPhone5でソフトバンク版がデザリング不可の設定になってしまったのは、習近平氏とルーピー元首相の会談にヤマドリ社長室長が同席し、アジア・スーパーグリッド構想実現を工作し続けてきたことへの牽制球なのかもしれません。

2012/05/02 14:07 HSBCに飲み込まれたAIJの闇
http://zaiseijapan.blog.fc2.com/?mode=m&no=314

HSBC資金洗浄、テロ・麻薬、関与濃厚、米報告書、北陸銀の対応批判。
2012/07/20 日本経済新聞 朝刊 6ページ 1536文字
 【ワシントン=矢沢俊樹】米上院の国土安全保障・政府問題委員会の常設調査委員会が17日にまとめた報告書で、英大手銀行HSBCが国際的なマネーロンダリング(資金洗浄)に関与した舞台裏が生々しくあぶり出された。同行のテロや麻薬取引への関与が濃厚になり、関係先はメキシコや中東の現地法人に加えて日本の北陸銀行にも及んだ。北陸銀のケースを中心に何が起きたのかをたどってみた。
 2008年6月、ニューヨーク州にある米国HSBC銀行の決済センターを内偵した米通貨監督庁(OCC)の2人の調査官は目を見張った。「山のように」積まれたトラベラーズチェック(旅行小切手=TC)を発見したからだ。疑惑の本格的な糸口をつかんだ瞬間だった。
 大量のTCはロシア系企業が北陸銀に持ち込んだ後、米国HSBCの手元に送られてきた。総額は11万ドル(約870万円)相当と多額だ。200枚を超える連番、署名は乱雑で判読不能だ。
 不審に思った調査委は追及を進めた。北陸銀に入れるTCが1日50万ドル超と異常な水準になることも珍しくない。「トカレンコ」という名の謎の中心人物も浮かんだ。
 トカレンコ氏は、ロシアの銀行が発行したTCを日本の地銀に入れて「洗浄」した現金をロシアに還流させたのか。誰でも銀行窓口で購入でき追跡が難しいTCは洗浄に悪用されやすい。ロシアをテロ資金の温床とみる調査委は「(危険信号の)赤旗」を振った。
 調査委の情報開示の要請はHSBCの東京支店を通じて北陸銀に伝えられた。だが北陸銀は顧客情報秘匿のため、TCの顧客が中古車販売に関わる業者であるといった部分的な情報しか伝えてこない。
 業を煮やした調査委は北陸銀に直接接触したが納得のゆく回答はない。「なぜロシアでの中古車事業にドルを用い、北陸銀の情報がこうも乏しいのか」(調査委)
 HSBCの協力姿勢も煮え切らない。「日本の狭い地域金融界での悪評がたつ」。調査委はHSBC担当者の言葉を引き合いに、なれ合いともとれるHSBCの態度に疑問を投げかける。
 報告書は北陸銀の資金洗浄への関与や作為について慎重に判断を留保しつつも、対策の不備や情報開示に強い批判をにじませている。北陸銀が処理したTCは総額3億ドルと巨額で疑念がつきまとう。
 米上院にとってHSBCの案件がより深刻だったのは、麻薬取引とイランなど中東テロ活動への関与疑惑が濃厚なこと。
 HSBCのメキシコ現法(HBMX)は07~08年の2年間に70億ドルを米国HSBCに送金した。調査委は同国での麻薬取引や犯罪、資金洗浄の可能性が高いことを踏まえ、犯罪組織がHBMXを使ってドルを米本土に移す「洗浄」をしていたのではないかと指摘。
 中東を巡っても調査委は、HSBCとサウジアラビアの最大手銀行アルラジとの緊密な関係を問題視。報告書は同行の所有者の何人かは国際テロ組織アルカイダとのつながりを指摘した。
 強力な調査権限を持つ米上院は今回の報告書でこれらのほかにも広範な関与事例を公表している。米からみればHSBCは資金洗浄のための世界的なドル供給のハブ(中継拠点)ともいえる構図が浮かぶ。米議会の「虎の尾」を踏んだ格好となった。
 ▼マネーロンダリング(資金洗浄) 麻薬など不正な取引で得た資金の出もとをわからなくしたり、犯罪に絡む資金に対する捜査当局の追及をかわしたりするため、資金を複数の金融機関の口座の間を転々とさせるのが典型的。米議会・政府は国際テロ組織「アルカイダ」などのテロ資金や北朝鮮に絡む資金の動向には敏感で、国際的な協調の足並みをそろえるよう各国に働きかけを強めている。
【図・写真】米議会上院小委員会の公聴会に出席したHSBC幹部ら(17日、ワシントン)=ロイター

再生エネになびく中国 孫氏の送電構想は渡りに船か-中国総局 島田学
2012/05/17 14:00 日本経済新聞電子版セクション 1804文字
 中国政府内で「可再生能源」(再生可能エネルギー)への関心が急速に高まっている。中国は原子力発電所の増設を基本路線とするが、昨年の東京電力福島第1原発事故以来、中国内陸部では原発稼働に反対する住民運動が頻発しているためだ。その中国で今、ソフトバンクの孫正義社長が昨年9月に提唱した「アジアスーパーグリッド構想」が注目を集めている。
 「太陽光や風力など自然エネルギーの活用で日中が協力できることは多いはずだ」。3月23日、北京市内の人民大会堂。鳩山由紀夫元首相は、エネルギー協力を通じて自身が首相時代に掲げた「東アジア共同体」を実現できると主張。中国の次期最高指導者に内定している習近平国家副主席は、それをうなずきながら聞いていた。
 会談には、ひそかにソフトバンク社長室の嶋聡室長が同席していた。鳩山氏の話も実は孫氏の構想を基にしたものだ。関係者によると、習氏は賛意を表明。これを受けて嶋氏は4月末にも訪中し、構想実現に向けて中国政府関係者と会合を重ねた。
 同構想は中国・モンゴル国境のゴビ砂漠に風力や太陽光発電施設を設け、発電した電力を中国や韓国に送り、日本まで届けるという壮大なプロジェクトだ。脱原発に向けた具体策として有効と主張している。(後略)
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げんさんへ (平御幸)
2012-09-15 12:34:24
げんさんこんにちは。

バブル崩壊の中国はソフト・ランディングできません。莫大な借金が国にあるからです。

こうなると、借金をチャラにするには割譲しかないのです。上海を差し出すから、北京と重慶は新政府のもの。これが現実的な方法だと思います。昔に来た道ですから。

そうなると困るのが、ゴールドマン・サックスやサッスーンなどの禿鷹ですが、悪徳ファンドは世界的に問題視される流れなので、やはり潰されると思います。もっとも、十数年はかかると思いますけど。
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keikomonさん、うずしおさんへ (平御幸)
2012-09-15 12:16:20
keikomonさんおはようございます。

プーチンに意図にはもう一つ。有事の時に、日本のロシア人を本国に引き上げるシミュレーションも兼ねているはずです。

横浜に来る時がアメリカのクルーズ船。13日に横浜を発つ日程が組まれていました。使われたのはこの船↓。

http://www.royalcaribbean.jp/cruise/rci/ship/ship_detail.do?classCode=VI&shipCode=LG

フィッチ、ムーディーズの韓国国債を格上げは逃げ遅れたからでしょう。8月の竹島問題が引き金で、いかにも慌てて見えます。産婆術は「アーアー聞こえないニダ」には通用しませんぬ。

うずしおさんおはようございます。

プーチンは北方領土の二島返還を目指していますから、四島返還にこだわる町村では困るのです。だから解散総選挙前に、「町村では話をしない」と自民に釘を刺したのです。ミンスに期待したわけではありませんね。
返信する
Unknown (げん)
2012-09-15 12:07:43
平様、こんにちは。

ロシアとアメリカが、この件に関して立場をはっきりさせている事が分かり、少し安心しました。
尖閣諸島に地雷を埋めとくなんて、日本政府はまずやらないし、台風に乗じて中国人が尖閣に上陸したりしたら、どうしよう、けど中国人も、台風のさなか、そこまで根性あるかなー、などと昨夜はグルグル考えていたからです。

もう、民主党には早々に、政権与党の座から降りてもらわなければなりませんね。一日でも、一時間でも、一分でも、早く。

次の政権がどこであろうと、民主党がここまでグチャグチャにしてしまった、その後始末から始めねばならないのだから、大変な仕事になるだろうと思っています。
そんな政権を、暖かい目で見てやれるだけの度量が、今の日本の国民に、もっといえばマスコミに、果たしてあるのだろうかと心配ですが。

それはともあれ、台風16号は、またしても朝鮮半島直撃のようですね。
何か大きなものに守られている日本。
けどそれに甘えてばかりではいけない。自分で自分を守る覚悟をすべきだろうと思います。
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Unknown (うずしお)
2012-09-15 10:39:24
先生おはようございます。
プーチン大統領から贈られるシベリア猫が、かわいいです、、

秋田犬に“VIP待遇” 露が警備担当者派遣
2012.7.28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120728/erp12072811480003-n1.htm
ロシア大統領贈呈の猫、秋田へ 交流拡大のきっかけに
2012.9.12
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120912/trd12091216550005-n1.htm

プーチン大統領の保養地ソチで会談もされてました。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120720/erp12072019490003-n1.htm
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Unknown (keikomon)
2012-09-15 10:27:52
先生 ありがとうございます

尖閣のニュースで、中国に行っている親戚もいるし、武力行使という事態はいやだと不安な日々でしたが安心しました。
このタイミングでのロシア学生訪日はほっとしたニュースでしたが、やはりそういうことだったのですね。

フィッチ、ムーディーズが韓国国債を格上げしていますが、これはどう理解すればよいのでしょうか?
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1346939032/301-400

台風16号、今度は直球ですね。
サンバはどんな意味なのかな?と考えていて、
さんば・・三羽・・産婆・・産婆でぐぐって

さんばじゅつ【産婆術】
《(ギリシャ)maieutikē》ソクラテスの問答法のこと。この方法は相手が自ら真理に到達するのを助けるだけであるとし、自分の母の職業である産婆の仕事にたとえて名づけたもの。→問答法
もんどう‐ほう〔モンダフハフ〕【問答法】
《(ギリシャ)dialektikē》対話を重ね、相手の答えに含まれる矛盾を指摘して相手に無知を自覚させることにより、真理の認識に導く方法。ソクラテスの問答法として知られる。産婆術

確かに、慰安婦がー、竹島がー、日本がーのかの国に、小一時間問い詰めたいw
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