松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

人差し指

2010-05-03 23:05:30 | ニュース
時事ドットコムの記事です。

最初に見た時は「ピノコ」?と思ってしまいました。

(ピノコの説明についてはこちらをどうぞ。)

実際にはマウスの皮膚細胞を増やしてソーセージみたいな型に肉詰めしてるそうで、つまるところ人の細胞でもないし、ましてや指じゃないんじゃないかと。

そもそもなぜ女児の人差し指と指定するのかわかんないですが(少年の指でもおじさんの指でもいいような…)、再生医療技術は何かと物議をかもしながらも世界各国が熾烈な競争をしている科学技術です。こういうアート作品として世に出すことで、世間の賛否両論を伺うという目的なんでしょうか。

ところで現在の再生医療技術について、どこまで進んでいるんだろう?と思ってこちらを見てみると、な、なんと本人の口の中の粘膜細胞を増やして、傷ついた目の角膜を作るんだそうです。昔は他人の目の角膜を移植する手術が一般的でしたが、この方法なら自分の細胞だからドナー不足も拒絶反応も心配なくなります。ひぇ~。すごいですね。

こうした再生医療によって、パーキンソン病、肝硬変、心筋梗塞、人工透析、糖尿病の治療にイノベーションをもたらす…まるで夢のような治療です。

…ただ、これってやっぱり人間が突き進むクローンへの道でもあります。

クローンは今までSFの世界でさんざん描かれてきたテーマですが、思想と宗教が絡み合い、まだまだ語り尽くされてないような気がします。クローン賛否の結論が出るのも、ずっと先の未来になることでしょう。

とりあえず今の私がイメージするクローンの未来といえば…

「とある惑星では、人体売買や麻薬やありとあらゆる悪徳が横行している。その惑星を取り仕切るボスは非常に高齢で、すでに人体の大部分を新品に替えてはいるが、たった一つだけ新品に替えられないものがあった。それは…。」

↑実はこの設定、まんまロイス・マクスター・ビジョルドのSF小説に出て来ます。

これだからSF読みは止められない…。

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