松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

イカロス君と折り紙

2010-06-11 23:50:22 | ニュース
はやぶさのニュースがようやく頻繁にお目見えするようになってきました。ちょうどワールドカップの時期ではありますが、カプセルが届いたらぜひTVの特集でじっくり見たいもんです。

ところで金星探査機あかつきに載っていた宇宙ヨット実証機「IKAROS]が帆の展開に成功したとのニュースもありました。

---------------記事引用
ソーラーセイル実証機「イカロス」、セイルの展開に成功

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月11日、小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」(IKAROS)のセイルの展開に成功したと発表した。

JAXAによると、展開作業は6月3日に始まり、6月10日に地球から約770万km離れた距離で、セイルの展張を確認したという。また、薄膜太陽電池による発電を確認されており、JAXAは今後、薄膜太陽電池による発電の状態を計測し、光子圧を用いた加速及びそれによる軌道制御の実証を行い、ソーラーセイルによる航行技術の獲得する予定。

帆(セイル)を張って、太陽の光を受けて進むソーラーセイルは以前から、科学者たちの間で主張されてきたが、これまで宇宙での飛行を成功した例はない。理論上、丈夫な帆を持ったソーラーセイルであれば、どこまでも加速を続け、地球を超え、他の惑星を目指すのはもちろん、太陽系の彼方へ飛行することだって可能だ。さらに、ソーラーセイルは常に加速を続けるため、長時間飛行となればなるほど、これまでのどの宇宙船よりも速く飛行できると考えられている。

宇宙空間で光子圧によって「イカロス」の飛行が確認されれば、世界初の快挙となる。

■小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」のセイル展開の成功について
http://www.jaxa.jp/press/2010/06/20100611_ikaros_j.html
---------------記事引用おわり

太陽の光で運行するという、燃料いらずの究極のエコ航行機!帆の展開は折り紙からヒントを得たそうで、こちらのサイトに帆の展開の様子が解説されています。
宇宙ヨット、「イカロス」を大解剖 (2)


世界初の技術なんですが、非常に低予算・短期間で作られたそうです。イカロスという名前の由来はギリシャ神話で太陽に近づきすぎて墜落した物語ですが、開発者の森さんによると

「飛びすぎて落ちるなら本望です」

IKAROSのこれからの飛行も楽しみですね。

さてさて、13日の深夜は「はやぶさ」タイム!
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