ガーデニング入門教室を始める
今以上に櫨のことを伝えるには、とにかく櫨屋敷に多くの人が来てもらうことが大切だと思った私は、5月から櫨屋敷でガーデニング入門教室をすることにしました。
櫨を植えた敷地を庭として作ることで、訪れる方が楽しめるし、なんといっても田主丸は植木苗木の里。そのルーツである櫨の庭からガーデニングを発信するのは意味のあることだからです。
ところがガーデニング講師の栗木先生は、櫨屋敷の正面にある大きな夫婦松を見上げるなり、「この松がガンになっとる。」と断言しました。
10年以上剪定してなかった松の枝は、今や屋根の瓦まで届いていました。次々に落とす松の葉は雨樋にたまり、地面は日陰ばかりで風が通らず藪となっていたのです。
すぐ南側に小川もあるため、もし藪にマムシがいたらと思うと気が気でなく、ガーデニング教室どころじゃありません。
![](http://www.iza.ne.jp/images/user/20130607/2177428.jpg)
伸びすぎた松の枝が屋敷を覆って建物がほとんど見えません。
松の剪定には大きなオカネがかかります。当委員会は年間活動資金が2万円ぐらいしかない超貧弱団体。
オカネもないのにどうやって松の枝を切る?と、私はアタマを抱えました。
あわてて今年から当委員会の年会費(正会員3000円・賛助会員1000円)を集めてみたものの、そもそも少ない人数ですから、たかが知れています。
鬱蒼と茂る夫婦松。教室開催日は間近に迫っています。
私は思い詰めて電話を取りました。
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