
今日は和ろうそくに使われる芯の作業工程を説明します。
上記写真は和紙に巻き付けるイグサの髄(燈芯)です。
柔らかいイグサの髄を触ってみると、
まるで細いスポンジのようでした。
なぜイグサが燈芯草と呼ばれるかというと、
このスポンジ状の繊維が、蝋をたくさん染みこませるのに
最も適しているからです。

最初に細い竹の棒に和紙を挟むように巻きます。
和紙でなく、普通のコピー用紙は使えないのか聞いてみると
紙が厚くなると堅くて巻きにくくなるそうです。
また、紙は煙を出す原因にもなりますから、
薄い方が煙は少なくなります。
よって、蝋がしみ込みやすく、
柔らく薄い和紙が一番適しているということになります。

さて、和紙を巻き終わる最後にイグサを挟み、
くるくると巻いていきます。
要所にふわふわした綿を巻くと、
イグサの回りに薄い綿が入り込み、解けにくくなります。

芯の出来は、この巻き加減にあるそうです。
できるだけイグサを堅くしっかり巻き、密度を揃えることで
ろうそくが燃える時に、イグサが蝋を吸い込めるようにします。
もし、ゆるく巻いてしまうと蝋をあまり吸い込めず
だらだら蝋が流れる原因になってしまいます。
芯が巻いている途中で終わったらどうするのかというと
できるだけスムーズに、デコボコしないように
次の芯を入れ込み整えます。
このへんがなかなか難しいところです。

最後にきちんと芯の規格に合ってるかどうか幅を確かめます。
もし太かったり細かったりするとやりなおしですが、
OKのようです。

出来上がり!
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上記写真は和紙に巻き付けるイグサの髄(燈芯)です。
柔らかいイグサの髄を触ってみると、
まるで細いスポンジのようでした。
なぜイグサが燈芯草と呼ばれるかというと、
このスポンジ状の繊維が、蝋をたくさん染みこませるのに
最も適しているからです。

最初に細い竹の棒に和紙を挟むように巻きます。
和紙でなく、普通のコピー用紙は使えないのか聞いてみると
紙が厚くなると堅くて巻きにくくなるそうです。
また、紙は煙を出す原因にもなりますから、
薄い方が煙は少なくなります。
よって、蝋がしみ込みやすく、
柔らく薄い和紙が一番適しているということになります。

さて、和紙を巻き終わる最後にイグサを挟み、
くるくると巻いていきます。
要所にふわふわした綿を巻くと、
イグサの回りに薄い綿が入り込み、解けにくくなります。

芯の出来は、この巻き加減にあるそうです。
できるだけイグサを堅くしっかり巻き、密度を揃えることで
ろうそくが燃える時に、イグサが蝋を吸い込めるようにします。
もし、ゆるく巻いてしまうと蝋をあまり吸い込めず
だらだら蝋が流れる原因になってしまいます。
芯が巻いている途中で終わったらどうするのかというと
できるだけスムーズに、デコボコしないように
次の芯を入れ込み整えます。
このへんがなかなか難しいところです。

最後にきちんと芯の規格に合ってるかどうか幅を確かめます。
もし太かったり細かったりするとやりなおしですが、
OKのようです。

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