25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

Body & Soul

2015年05月19日 | 日記
やったぞ。アイラ島のシングルモルトのうち3種を飲みました。ボウモア12年、カリラ12年。ラガゲーリン16年です。煙臭さは、ボウモアが一番でした。これがウイスキーかという迫力でした。
アイラ島のシングルモルトはブレンドウイスキーをつくるために、ジョニーウォーカーやバランタインなどが仕入れるそうです。
サントリーの山崎はシングルモルトなのに、まったく煙臭さがありません。不思議です。余市は少し煙臭さがあります。どちらも世界一になったのですから、日本人もたいへんなものです。山崎や、余市の12年もの以上は手にはいりません。
俄然、余市に行ってみたいと思いました。会津から続く余市開拓のことを、菅原文太主演の大河ドラマで知りました。苦労の末に林檎農場を作り、ニッカも、初めは日本果汁という名前でした。山崎を離れて、余市でウイスキー作りを始める前のことです。
あの強力なアイラ島のウイスキーや、ブレンドされたものに、負けない、とろりとした、まろやかなウイスキーは煙臭さをとるサントリーの志向があり、余市にはスモーキーさにこだわった竹鶴のよさがあります。
因みに、アイラ島のウイスキーは食事をしながらのむものではありません。あくまでも、食事後に、楽しむものです。
それにしてもこの頃のバー、タバコも禁止です。ジャズのライブでさえ禁止で、葉巻の香りなどだそうものなら、熱心に聞き入るだけのおきゃくさんから文句がでます。
ジャズを聴きながら話をしていたら注意を受けます。
困ったもんだと思います。
真面目なジャズファンがジャズバーを衰退させているように思えてなりません。
青山の「Body &Soul」。もっと自由にさせたらと思います。僕らは飲み食いします。音楽も聴くし、話もします。けど、ほとんどのひとがほとんど飲まず 、音楽チャージにお金を使うくらいです。これでは店はもたないとおもうし、ジャズを無口に聞き入るなんて、ぼくにはできません。
続くものでしょうか。
それはそれとして、尾鷲では飲めないウイスキーが飲めてたいへん、ありがたかったと感じています。