ウインドウズ10から更新プログラムのお知らせがきて、今すぐ再起動か、夜間に再起動か、見合わせるのか、という選択肢があっていつもは夜間にしていたが今日は何を思ったものか、「今すぐ再起動」をクリックしてしまった。それでも5分もかからないだろうと思っていたら、どうやら時間がかかるようなのだ。朝の仕事ができない。困ったことだと、パソコンの前で待っている、すでに60分が経っている。何分くらいかかりますと、知らせてくれていいはずだと思う。
まあ、支配する側はこんなものかと思う。
話は飛ぶが上記のお知らせができないのはなぜなのか、と考えていたら、ふと思ってしまった。知っていることと、教えることは別物である。英語で言えば、To know is one thing, to teach is another. である。よく知っているからと言ってそれがよい教師になるわけではない。よくあることだがよく知っていて、理解することにも苦労しなかった教師は「生徒がわからないということがわからない」のである。
あいうえお・・・の五十音とABCD・・・のアルファベットの名前は性質が全く違うものである。日本語は「あ」は名前も「あ」で音も「あ」である。ところが英語のAは名前が「エイ」で音の基本は「ェア」、きゃあと叫ぶときの「ェア」である。この不思議な世界を英語の習いたての時期、うまく先生に教えてもらわないと英語でつまづく原因にもなる。多くの生徒はとにかく覚えるしかないと決めて、読み方、書き方、挙げ句のはてに、アクセントの位置までも覚えなければならなくなる。
「英語教育」という権威主義っぽい月間誌も、何の役にも立たない。NHKなどのテキストもよく英語を知っている人がテキストを作るので生徒にとってわからないところがわからない、というのはお決まりのいわば普遍性である。
英語圏からやってくるALTも五十音とアルファベットの違いをうまく言えるわけではなく、ここは英語などそもそも教えることのなかった小学校教師の出番である。
これまでの先生は平気な顔で「単語」という言葉を使った。
This is Taro's shirt.
これは太郎君のシャツです。
英語の文と日本語の文を並べてみて、互いに何が違うのあ、どこか共通しているところがあるのか、教えてもらったこともなかった。
子供はいろいろ違いを述べる。
1.字が違う。
2.終わりの。と. が違う。
3.英語の方に'のがある。
4.英語は This というかたまりがあって、次に少し間を空けているが、日本語
は一字一字間が少し空いている。
5. 英語には大きな文字と小さな文字がある。
まあ、このくらいは出てくることだろう。まだある、という生徒もいるかもしれない。ここで、ぼくらは初めて「単語」という言葉を教えられる前提をもつことになる。
こういうことが「わかる」人って実に少ないことも経験上よくわかる。
まあ、支配する側はこんなものかと思う。
話は飛ぶが上記のお知らせができないのはなぜなのか、と考えていたら、ふと思ってしまった。知っていることと、教えることは別物である。英語で言えば、To know is one thing, to teach is another. である。よく知っているからと言ってそれがよい教師になるわけではない。よくあることだがよく知っていて、理解することにも苦労しなかった教師は「生徒がわからないということがわからない」のである。
あいうえお・・・の五十音とABCD・・・のアルファベットの名前は性質が全く違うものである。日本語は「あ」は名前も「あ」で音も「あ」である。ところが英語のAは名前が「エイ」で音の基本は「ェア」、きゃあと叫ぶときの「ェア」である。この不思議な世界を英語の習いたての時期、うまく先生に教えてもらわないと英語でつまづく原因にもなる。多くの生徒はとにかく覚えるしかないと決めて、読み方、書き方、挙げ句のはてに、アクセントの位置までも覚えなければならなくなる。
「英語教育」という権威主義っぽい月間誌も、何の役にも立たない。NHKなどのテキストもよく英語を知っている人がテキストを作るので生徒にとってわからないところがわからない、というのはお決まりのいわば普遍性である。
英語圏からやってくるALTも五十音とアルファベットの違いをうまく言えるわけではなく、ここは英語などそもそも教えることのなかった小学校教師の出番である。
これまでの先生は平気な顔で「単語」という言葉を使った。
This is Taro's shirt.
これは太郎君のシャツです。
英語の文と日本語の文を並べてみて、互いに何が違うのあ、どこか共通しているところがあるのか、教えてもらったこともなかった。
子供はいろいろ違いを述べる。
1.字が違う。
2.終わりの。と. が違う。
3.英語の方に'のがある。
4.英語は This というかたまりがあって、次に少し間を空けているが、日本語
は一字一字間が少し空いている。
5. 英語には大きな文字と小さな文字がある。
まあ、このくらいは出てくることだろう。まだある、という生徒もいるかもしれない。ここで、ぼくらは初めて「単語」という言葉を教えられる前提をもつことになる。
こういうことが「わかる」人って実に少ないことも経験上よくわかる。