25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

悪戦苦闘

2019年10月16日 | 日記
 ようやく簡素なホームページも完成し、Super Language Playerは世に出ようとしているが、難産である。ひとつひとつ失敗しながらも、Googleに問い合せては解決していくという風で、銀行取引確認に2、3日かかるというので、それを確認するまで仕事は休みとなる。その間に考えておいたほうがよいことが幾つかあり、ま、のんびりとするつもりではある。Google Play Storeを使って世界で売ることになるのだが、運悪く、トランプとの摩擦によりGoogleが使えなくなっている。今日判明した。
 中国でも売るつもりだったので、あてが外れた格好だ。北朝鮮、キューバ、イランもgoogle は使えない。民間会社も政治の枠にはめられ、迷惑なことだろう。
 ドコモストアやギャラクシーストアなどはgoogl store から編集者が選んでいるのだそうだ。ようするに世にはapple store とgoogle play store しかなく、アメリカのGAFAの2つで占めているわけである。A のアマゾンでも google play の商品を買うことができる。恐ろしきアマゾンである。
 google やapple は今やITインフラでは世界を席巻している。次はそれをどうやって応用するか、ということである。こういう場面では日本列島人も大いに活躍することができると思う。しかし、NTTgaあれほど素晴らしい携帯電話を世界に広められなかったように、機能的であるがゆえに逆にガラパゴス化もあり得るかも知れない。
 中国には幾つかのドコモみたいな会社があり、その上にファーウェイが5Gで網をかけようとしている。なべちゃんからメールがあり、ドコモみたいな会社の代表者が彼のところにくるという。実際に中国ではgoogle の代わりをするのはファウェイ一社なのだろうか。調べてみる必要もある。

 思えば不思議なものだ。ワープロが出てきたとき500万円で買った覚えがある。次に買った時は機能もアップして250万円だった。それからあれよあれよという間に20万円、10万円となり、今やパソコンのアプリになっている。
 ぼくが今回のアイディアを22年前に具現化しようとしたとき、どうしてもソニーのようなハードウェアの会社との提携が必要だった。それがウィンドウズ95が出てき、インターネットが定着し、スマホややタブレットが登場して、アプリ制作ソフトを無料開放したgoogle はぼくのアイディアを具現化するのに3億円も要らなくなった。22年前はそれだけでも足りなかったのだ。この22年の間でソニーのような会社に頼らなくてよくなった。制作費も桁違いに安くできるようになり、プログラマーさえ、しっかりしていれば開発ができるのである。この間の進展みは驚くべきものがある。ぼくは今回のSLP開発に取りかかったときは浦島太郎のようだったが、若いプログラマーと話をしているうちに時間を取り戻したような感覚もある。だが、悪戦苦闘している。最後の最後で、アップロードのところで、である。