1056 金型の構想を練ると共に、その金型でどんな製品ができるかの製品図面も書き始めた。現在射出成型で半分ずつ作って一本に繋げている物を押出で連続生産し、カットして、今の製品とそっくりさんを作るのだが、あくまでもそっくりではあるが、すべてが全く同じというわけにはいかない。そこが使用に当たって問題なるとすれば、押出でそっくりさんを作る意味が無い。
ただし、現在要求されている場所で使用できなくても、他に使える場所が沢山あるに違いないので、そういう意味ではそっくりさんを作ることは大いに意味がある。ちょっとした革命を起こす可能性すらある。
ところで、私に依頼した人達は、いわば押出成形は素人、この人達はどういう方法で作るのか想像もつかない、と云っていた。それはそうでしょう。しかし、私は出来ると返事をした。どういう方法でつくるのか、聞かせてほしいと云われたが、秘密、ノウハウですと云って、返事をしなかった。さて、今日、会社の中で、15年から30年以上押出成形に携わっている人達に、作る方法を聞いてみた。彼らにも出来ないと云われた。太田さんは出来るのですかと聞かれた。出来ると答えた。しかし、神業に近いかもしれない。
現在、世の中に無い製品を作るのに、出来ないと云っていたら、出来ない、出来ると云って、やってみなければ、可能性が無い。舞台が整えば半年以内に作って見せる。
障害が無ければどこでもいいのだが、今のように障害だらけなら、舞台は自分の起こす会社になる可能性もある。
バリ島クタビーチのサンセット、このビーチにはほかのビーチにあるババナボート、パラセーリング、マリンジェット、各種ボートなど、余計な遊びの設備が無いのでごみごみしていない。
新作 未開 開発