インドネシアに長く住んでいる一人の日本人の考えです。福島原発の事故によって、日本中が放射能に侵されると深刻に心配してくれる人がいる。私は、よく分からないが、そこまで、深刻にはなれない。「日本へ帰るのか?危ないんじゃないの」という人がいる。とんでもない話で、こんなときだから帰国の中止をしたらみっともないと思う。デマは、こんな時禁物です。確実な情報を遅れることなく全世界に発信してほしいと思う。インドネシアのニュース解説では、スリーマイル島やチェルノブイリの例を出している。そんな事態にならないように祈るのみです。
海外から救援部隊が続々と到着している。彼らに本国から帰国命令が出るようなことは無いと思うが、ドイツから来ている娘と孫には婿殿から、直ぐ、戻るように毎日電話が掛ってきてくるので対応に困っていると娘から電話が入っている。本人は25日に日本へ来る予定になっている。どうするつもりなのでしょうか。迎えに来るのでしょうか。何もなければ4月15日まで日本にいることになっている。
もし、人体に深刻なダメージを与える可能性がある高濃度の放射能が発生する状態になったとしても、東京や静岡、名古屋など福島より西にある場所に、それが振りかぶさってくるのは地球を一周して戻ってきた時で、相当、濃度は低くなっている時です。アメリカやヨーロッパの方が濃度は高いはず。中国の大気汚染が日本に被害を与えたり、黄砂が降りそそいだりするのと同じ理由です。ですから、申し訳ないが、静岡や東京は福島原発に万が一、炉心融解のような事態になっても、すぐに人体に影響があることにはならない。戦争末期の時のように、東の人たちは、西に疎開することになるでしょう。そんなことにならないよう、関係者を信頼し、信じるしかない。批判をしても意味がない。
静岡東部に地震が有った。富士宮で震度6とか、大きな被害は今のところないようだ、このくらいの地震は二三年置きにあるが、大きな被害は出ていない。東海地震や東北地震に関係ないと云われているが、私は、東海地震がなかなか来ないのは、こういった、少し、強めの地震が起きることによって、ストレスが緩和されているからだと思う。地震学者はそう考えないのでしょうか。どうでしょうか。
この歳になれば、どこで、何が有ろうと怖くない。それに、この世の中、どこで何が起きるか分からない。何も予測出来ることはできない。生きているうちに、やりたいことは躊躇せずなんでもやっておいた方がいいと思う。もっとも、私の場合は、やりたいことをどんどんやるのは、とっくの昔からなので、同じ調子でやるしかない。
今はこの景色を見ることはできない、2006年パンガンダランに津波が襲う前の風景です。今は、この東海岸が無くなっている。西海岸は以前も今も同じ賑わいです。
脱出 デマ 心配