今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

ふろふきねぎ

2018年03月31日 | グルメ
江戸料理と言われる「ふろふきネギ」を作ってみようと思う。

※写真は無いが、先に大きい鍋で湯を沸かしておく。

本来は赤くてコクのある江戸味噌と一味唐辛子を使うのだが、そんなに都合良くは無いので(←その為に買うのもなんだし)、
江戸味噌と想定して普通の味噌に少し砂糖を増やしてコクを足して(厳密に言うと砂糖のコクと大豆味噌のコクは違うのだが)、一味唐辛子は七味唐辛子で代用(←、誰かに出す訳ではなくレシピを覚える為だけなのでフードプロセッサでする気になれなかった、粉塵が目や皮膚に染みるから・・・)。

酒・砂糖・味噌を鍋で練ってトロリとした甘い照りのある練り味噌に。

鍋の余熱で火が入り過ぎてしまわないように移動させておく。

コンロに火を点けフライパンを置き(別に煙が出るまで温めなくていいみたい)、

中火~弱火で油は敷かずそのままネギに焼き色を付けて(ワリとシッカリ焼いた方が現代人は美味しいかも

その焼いたネギを沸騰したお湯の中で20秒ぐらい茹で、湯をきって、

器に盛り、味噌をかけ

一味唐辛子(今回は七味だけれど)をサッとふる。

かなり斬新で洒落た味

先にフライパンでネギに火を通す事で甘味が増し甘い練り味噌の甘さに負けない味になる」とのこと。

「ふろふき」って大根だけだと思っていたけれど、こういう野菜でも合うんだな。
あと、焼いてから茹でるという方法も初めて知った

オマケ

因みに、この味噌に味がしないプレーンの草餅に付けて食べたら・・・、

甘辛い味噌はあまり好きでは無いが、目茶目茶美味しかった!!



あおさの味噌汁。

2018年03月31日 | 素材
あおさを頂いたので説明書どおりに作ってみようと思う。

かなり増えるのでこのぐらいで少なめに(これでも多いぐらい)。

ザルに置いて水でサッと濡らし(慣れたら手で濡らして水をよく切っても良い)、

水を切っておく(結構、弾力があるんだな・・・海草サラダにも良いかも)。

ダシを入れた味噌汁を薄目に(←海藻類や海の食材は塩気を多少含んでいるので敢えて塩味を引いて薄目にしておかないと塩辛くなって塩気がバッティングし、アタック感が強くなる
作っておく。

そこにあおさを投入し、

一煮立ちしたら香りも立つから、完成。

海苔の様な風味で、栄養も摂取出来る。

あぁ、日本~って感じ。。。

「あおさ」は、「たこ焼き」等にかける青海苔の原料として混入される事が多く(←基本粉砕すると見分けが付かないし風味も・・・)、「ひとえぐさ」と表記され実際に「あそさ」と呼ばれていたりもする。
その証拠として下記の様に分類されている。

あおさは、アオサ科アオ属
青海苔は、ヒトエスサ科ヒトエスサ属、又は上記のアオサ科の青海苔族

つまり青海苔の中にもアオサ科の奴が居るってこと。。。



焼き魚からコンフィにしてパスタに。

2018年03月31日 | 今日の料理
創作料理は誰もが出来るし、本当に難しいのは万人に認められてきた伝統料理を学び、身に付けていく事が本質だと思うからあまり作らないのだけれど・・・
(※同じ物で美味しく作らないとね)

焼き魚が余っていたので(今回はイワシ)、漫画とかでありきたりだけれどパスタにしようと。
※イワシの細い骨は食べられるし。

中骨や大きい骨だけを外して

以前ツナコンフィを作った時のハーブオイルで煮るのだが、

少量の油だと弱火でも発火する恐れがあるので、間に焼き網を置いて、極弱火で15分(離れない事)

その間にアタマと骨を茹でて出汁を作る(白ワインや香草があれば入れても良い、塩少々)

出来上がった魚のダシは濾しておく(コンフィイが出来上がる頃で良いと思うんだ)

レタスを切っておき、

出来上がった魚のコンフィは(熱い油をかぶると危険だから)何処か危なくないところに置いておいて

お湯を沸かして塩を入れ、パスタを茹でる。

フライパンに芯を取ったニンニクとコンフィの油を大体適量入れ香りを移し、

イワシを入れて、ダシをガッツリ投入。

煮詰めて乳化させ、遊びでパセリを少し入れておく。

乳化したら塩や胡椒で味を整えておく。

パスタが茹る30秒~1分前にレタスを入れてシナっとさせ、

湯を切ったパスタと絡めて、味にズレがあれば、更に味を整え

皿に盛って完成。

かなり美味しい事になっていた。

・本当は鍋でコンフィにしないでフライパンでコンフィに出来るのだろうけれど温度が上がり過ぎて発火が怖かったので。

焼いた皮は若干苦いので疲れていなければ剥がした方が良いかも。ま、家で自分で食べる分には・・・特に気にならない程度だが。

余ったコンフィにした油は、焼魚の皮の風味が付いてしまったか?と思ったが、何度も味をみて大丈夫だったので、戻した。

まあ、少量だし。

次回からは皮も取ろう。。。



イギリスのチーズトーストを2種類。

2018年03月24日 | 素材
普通のチーズトーストはパンにチーズを乗せて焼くが、イギリスの都会では焼いてから

バター(一応無塩)を塗って・・・(乳製品に乳製品、うぅっ、カロリー増えそう・・・)

それからチェダー等のチーズを乗せる人も居るらしい

この為にワザワザチーズが高い日本でチェダーを買うのもなんだから、プロセスにしたが、
確かにこの方がチーズの風味や味が一気に鋭く立つ感じ。

チーズ好きの自分でも、お、これは強いわ、本格的と感じるのだから、
チーズがキライだけれど火を通せば食べられるという人には、恐らく無理だろうな。

やっぱり欧州の外人はチーズの食べ方を知っている。
(よくまあ、こんな違いを見付けたな。。。こりゃ、日本人じゃ最初に気付かねーわw、私もガキの頃はなんでもかんでもチーズを大量にかければ美味しいと思っていたけれど、そうではないんだと最近気付いた、ここぞって味を出したい時とか、乳化させるとか、に必殺技で使えるようになると1歩進めた感じだと解るようになった・・・気がする)

 他のチーズでも同様の効果を得られるのだろうか。。。
それともブルーやウォッシュと違って、チェダー系のチーズ自体が穏やかなナッツの様な複雑さを内に秘めているから引き立つのだろうか?
でも風味が強いブルーやウォッシュでこれを実行する事は少しだけ怖いな。。。
今、無理してやらなくても。
(手に入った時にチョコッとやってみよう)

で、パンに乗せてから焼くVer.なのだが、これもただ乗せるだけではなく、なんとバター(無塩)を塗ってから・・・うぅ、カロリーが・・・昼とお菓子を減らすか。。。

チーズ(←相変わらずこの為だけにチェダーは買っていないけれど)を乗せて焼くというやり方がやはりメジャーな気がする(世界も含め全国的に考えると、都市はそりゃ様々な情報が入って交差はするが常にドーナツ化でマイナーであるのかもって感じる)。

これが、超美味いのよ。

「先に焼いてから→乗せるVer」.を上記で試してしまうと、一瞬物足りないかもしれないけれど、やっぱり、こっちの方がイギリス料理らしく「穏やか」なんだよね。
ステーキを食べているような満足感も感じたから、ああ~、この味覚のポイントも味わっているんだなと異文化との差異も感じられる部分があった。

頭というか目の奥でイメージ出来る色的な差異だと、

上記の「先に焼いてから→乗せるVer」←まだまだ若造の普通の緑というかgreen

「乗せてから→焼くVer」←深い歴史を積み重ねてきた深い緑=つまりdarkgreenのイメージだろうか。

この違いは・・・

 きっとストレスとか刺激の強い都会では味が強い方が好まれるのかな?って。
(食事が戦闘的なイメージを感じる時もあり)
 日本の繁華街も味が強いし、周りが強いと素材の味を活かしたモノは印象に残りヅラくなるから、自然とそれに合わせて全体的に際限なく強くなっていってしまうし。
(若いうちからそんなん喰っていると、年を取ってから若い人達に教える食文化や本物の素材本来の味が滅茶苦茶な事になるし)


※この草原や森林の緑のイメージがイギリス料理や私が美味しいと感じる料理からは感じ取れる事が共通している(食べた瞬間から常に色が見える時が多いから、食事をしていて、そりゃツマラナイ事が多いよ、数十年生きていて4回~5回ぐらいしか「味が」楽しくない)。

・乳製品だけだと(←フレンチや生クリームなどで毎回では無いけれど多くイメージを感じる)。

・古来の日本料理は出汁との関係もあるからピンク色オレンジ色(いずれにしても優しくて楽しい色だと思う)。



余ったスープで、小龍包を学ぶ。

2018年03月24日 | 素材
◎あまりコダワリ過ぎて時間をかけ過ぎても、ツマラナクテ作らなくなってしまうからサクっと作る事にする。



鶏肉を茹でた後の冷蔵庫で冷めたスープが200mlぐらい余っていたので

小龍包を作る事にした。

台湾で食べた、NYタイムスが択ぶ世界10大レストランの1つに択ばれた鼎泰豊(←表示されるかな?「ディンタイフォン」)本店には遙か遠くに及ばないかもしれないが。。。

料理サイトのレシピって普通、作り易い様にゼラチンでスープを固めるじゃないですか?
でも・・・、それ(←今回はゼラチン)が無ければ出来ないってツマラナイ事ですよね?
だからゼラチン無しの古風な方法を学んでみようと思う。

冷蔵庫を観たら、野菜がキャベツと青唐辛子・トマトしかなかったので。まさかそれらを入れるのもなんだし、ショウガを冷凍しておいたので

10g前後をきざんで

豚肉200gちょっとと、
・塩小さじ半分
・オイスターソース小さじ半
・酒大さじ1(紹興酒が無かったので料理酒)
・醤油大さじ1
・胡椒小さじ半分ぐらい(好みで?)

菜箸で同じ方向に混ぜる
同じ方向だと繊維が壊れないらしい

冷蔵庫で冷たいスープを3~4~5回に分けて加える。

かきまぜつつ全体がトロトロになったら(かなり水気があるんだな)、

胡麻油を大さじ半加えかきまぜ

ラップをして

冷蔵庫で2時間以上冷やすとスープがそのままよりは固まって馴染んでくる

この冷やす2時間以上は外出しても良いので、別の用事を済ませてしまう。

『包む練習』

自分はその時間を利用して、包む練習を勉強してみたがやはり画像を見ただけでは解らない。

で、動画を検索して観ながら、紙を包んで練習してみた(どうみ右手を動かさずに折り目をつけていくと、自然に壷みたいになってヨレが出来るらしい)

色々なやり方があるようだが、左親指を入れて右手で折っていく

クルクルと。

で、上を搾って完成。

あ、成程ね、まだ下手だけれど、工程は解ったわ。身に付けた(と思う)。


生地

鼎泰豊(←表示されるかな?「ディンタイフォン」←コピペ)の生地は強力粉と薄力粉の割合が6:4ではないか?と仮定しているレシピを見付けたので、強力粉6:薄力粉4の割り合いで小麦粉200gを計算(÷算なのな)。

自分も強力だけだとパン臭いし、薄力粉だけだとちょっと歯応えに自信が無かったので最初から100%とか最高なんてないので、多少、何か技術が足りなくても、強力のグルテン力でコシが出るかなー?って、料理や配合・工程にフリ幅を持たせておいた。
(あと、買って使っていなかったドライ・イーストが奥から出てきて、発酵するか自信が無かったのもあった、、笑)

小麦粉をザッと混ぜて、
・砂糖小さじ1やや強←(確か、糖分はドライイーストの発酵を促す役目なので、味の主張は少なくていい!!と思う)
・ドライイースト小さじ1(3g)
・塩ひとつまみと少々
を散らすように混ぜて

やや冷めたお湯を100ml(本当はプラスチックのカップだと溶けたら嫌だから入れ替えるんだけれど、ポットのお湯が電動では無いので多少冷めていたので丁度いっか?って)
ホットウォーター・クラストなんだね?

3~4回に分けて入れ混ぜる。菜箸を使うと良い!!

少しまとまってきたら、手でひとまとめにしてから4分ぐらいかな?ボウルの中で練って

(あまり練り過ぎて生地が乾いきパスタみたいに硬くなったら今度は成型しヅライかな?って、適度にしておいた、包んだ時破れたらツライから・・・
なんとなく表面がツルっとした気がしたら、サラダ油を大さじ1入れる

(え?、又、油でベタベタに?手が油で・・・と思ったが、そっか、このサラダ油がスープを生地が吸収してしまう事から水を油が弾くんだなと気付けたので良かったと思う)

又、なめらかに全体と中になんとなく油が馴染むまでこねて丸くし、濡れ布巾をかけて10分寝かす

饂飩とかピッツア・イギリスや他国のパイ生地と違って10分寝かすだけでで良いんだ?これはラクだぞ?!!


蒸す&食べる準備をする!!

生地を10分寝かしている間に蒸す&食べる準備をする(出来立てが美味しいから)。

湯を沸かす。

本当はレタスを敷くんだけれど、レタスは高かったし、キャベツはゴツゴツして軟い小龍包では破れる可能性があるから、グリーンカールにした。

(サニーレタスも同じ値段だったのだが、香りが個性的過ぎて生地に移り過ぎてしまうかな?って、蒸した時、加熱されたサニーレタスがくっついてくると、それはそれで嫌だなって)。

水を切っておく。

出来上がった小龍包を置くお盆等の台に粉をふっておく

(打ち粉でも使うので多少多めに出しておいても良いかなって)

乗せて食べる薬味の生姜は冷凍してあったのを水で瞬間戻して(←手抜き)

バラして水を切っておく。

※、まあ、これで10分ぐらいだろ・・・


成型

軽く打ち粉を振った台の上で生地をピッツア生地の最初みたいに長細く伸ばして30cmぐらいを2本かな?

適度な大きさに切って

使わない分は別の皿か何かに移して、生地が乾かないように濡れ布巾をかぶせておく(←写真無いが)

餡を冷蔵庫から出して(お、あんなにドロドロだったのに固まっている

生地を潰したら、打ち粉をした麺棒で丸く成型

直径8cm~10cmぐらいか、結構、伸びる

餡を多めに真ん中に置いて
※生地が結構伸びるので餃子と違って、かなり量の餡を包める(勿論限度はあるけれど)。

(餃子みたいに水は付けない

フチの生地を少し立てて、右手(右側の始点は動かさずヒダを折っていく)←撮影しているので本来は両手で

左手は親指を真ん中の支点にしておくと良い。←撮影しているので本来は両手で

側面の上に立ったヒダを折り込む生地を少し上に引っ張る感じで完成形をアラジン的(?)な壷を作るイメージで成型していくとより上手く上がシッカリ閉まるだろう。

上をネジって、

ツノの背が高過ぎたら上の飛び出た部分をちぎり取って

打ち粉をしたお盆等の上に置いて完成。

皮だって、フチからヒダを織り込んで、「最後に」ネジって包むから完全な丸でなくてもいいんだ(そんな気がする)。
※勿論、あまりヒドイのはダメだけれど、餃子に比べイーストでかなり発酵しているので皮がかなり伸びるからかなり許容範囲は広い。

ただ、慣れないうちは数枚(3~4枚)作ってから包むと良いだろう。

やはり初めての事は焦っていたので記事にまとめて上手くは表現出来ていないかもしれないが、概ね、こんな感じで。
自分で食べるんだし。

餡は結構、余ると思う。


蒸す!!~完成

お湯を温め直して(恐らく先に沸き過ぎているだろうから、蒸発していたら水を足して沸かして)蒸し台に菜っ葉(今回はグリーンカール)を敷いて

小龍包を置いて
加熱するとイーストが発酵するのでかなり大きくなるから、隙間を結構空ける事!!

最初、蓋に置いたんだが流石に無理だった(蒸篭があったらセイロを使うと良いだろう、だが普通の家には、んなものはない)。

蓋をして

強火で(因みに、うちの小さい方のコンロの強火、強火といっても沸騰したら意味ないと思ったから)

8分(本当は6分らしいが、大きいのと強力粉も入っているので8分にした

蒸し上がった!!(まあまあじゃね?)
生地が発酵するのでかなり膨れる

強そうなの(又は壊れているの)1個持ち上げて皿に移し

隙間にフライ返しでも入れて下の菜っ葉ごと取ると皿に移動し易い
(本来は蒸し台やセイロごと出すのだが、そのまま蒸し上がったら次の点心を蒸す=時間を置くと過発酵し過ぎて、パンみたいになり破れ易くなったりスープを生地の側面が吸ってしまうので、半発酵で良いらしい=だから10分寝かせただけだったんだ)

酢醤油とこんな感じで。

生姜をのせて

レンゲに乗り切らないので、お玉で。

お、おぉ、スープがジュワ~~~っっっと。

まあ初めてのワリには成功の部類じゃないかなーって!!!!!

台湾の鼎泰豊(「ディンタイフォン」)本店の方がこれのほぼ5倍近くは美味しいけれど。


オマケ:1

最初は肉餡が余ってしまってもいいだろっ。

余ったら翌日、餃子にでも。

小龍包は、餡を多く詰めても生地が伸びるから多少餡を多めに入れられるが・・・
餃子は、生地が伸びないので餡を少なめに入れるので、余った肉餡が少なくても、大丈夫!!

それでも余ったら、味を付けたひき肉は保存が悪いから、レンチンでもして

火を通しておけば、後で肉味噌麺(ジャージャー麺)や中華風粥にしても良い(中華味にしてあるから)

後日、滅茶苦茶スープが多くて普通の小さいサイズVer.も。

やはり、ヒダがあると掴み易いっちゃあ、掴み易いが、大きい小龍包だと切れてしまうので注意


2度目は余裕が出たので、キチンと課題と注意ポイントが解った。

やはり6分だと、うちの小さいコンロでは火加減が足りなかったので8分が確実(7分でも~どうかな?)

蓋を途中で開けない(1回目だけ開けてしまった)

スープが大量に入った小さい小龍包で長く蒸すと過発酵して生地が割れ易い。

小さい小龍包だと8個~9個ぐらい軽く置ける(うちの蒸し器では)

打ち粉をした置き台の底の小麦はきっちり付けてから蒸す時に払うと良いかも


※余った僅かな肉と打ち粉を混ぜて

チンしてみた。

フンワリした生地のシューマイより優しい何かになった。

酢醤油で食べても、これはこれで優しい感じ。


オマケ:2

スープが余っていたのでゼリー有りの小龍包もスープを温めて学んでおく事にした。

温めたスープにゼラチンを溶かして

冷やしておく(硬めでOK)。

※しかも今回は強力粉とのブレンドではなく薄力粉だけで作ってみる。
強力粉が無ければ作れないのでは「本質」が解らないままかなって、本質が解らないとアレンジ出来ないから、シンプルな進化が出来ない)

やっぱりグルテンの出方が違う気がする・・・結構、コネが強力粉に比べるとやや面倒。

固めたスープゼリーをミキサーカップに入れ、

(うちのは)4枚刃で砕く

それを元タネ餡に。

よくかき混ぜて細かくし、

冷蔵庫へ入れて少しでも冷やし固めておく。

薄力粉だけの生地は最初、餃子みたいに中央まで麺棒を当てず中央を厚くしたら、ドライイ-ストが入っているから発酵するのな・・・中央だけ分厚くなって火の通りが悪くなった!!
(出来れば少しだけ気持ち膨らませる感じで)ほぼ平均的に適度に薄いままで良い
※因みに点心類を伸ばす時は中央へ麺棒を送る段階では力を入れ(←ここで伸ばす)、退く段階ではチカラを抜かないと円周の端っこがカタチ悪く伸びてしまう。

※薄力粉だけだと強力粉ほど生地が伸びないから包むのも大変だわ、生地が切れる・切れる。

蒸し時間も1分多くして9分にした。

伸ばしから→包み→蒸しまで全てにおいてワンランク上の基本を要求されている感じ
粉が違うだけで、こんなに難しいとは。。。
(よかった、先に上記で練習しておいて)

焦って味どころじゃなかったわ。確かにスープの含有量は増えるけれど。。。
スープをゼリーで大量に入れた分、味も薄まるしね。

※掟破りかもしれないが、蒸す時に、レタスでなくてキャベツ(芯も一緒に)を敷くと、甘味がたまらなく美味しい!!



羽根付き餃子。

2018年03月24日 | グルメ
ハネが好きな日本人だけれど、あまりハネには興味無かったが
点心を作った時の肉餡が余っていたので

皮を打って、お盆に打ち粉を敷いてその上に

餃子を作って乗せていき

そのお盆に強いた打ち粉を水で溶いて
(以前に偶然点けたアイバの番組だったかな、「20:1ぐらいの水分のゆるさでハネを作る」みたいな事をチラっと観たので・・・途中から観たから解らないが多分、蒲田御三家の餃子の人だと思う)
底を焼いてから水の代わりに入れて焼いた。
(まあ、底にも結構打ち粉が付いていたが
※大きいのでもう1回水を足して焼き時間を多少多めに、

ハネを付ける事によってフライパンから剥がれ易くなる以前餃子を焼く練習をしていた時に何かでチラっと観ていたのだが、確かにフライパンから剥がれ易いかも。

左:焼き餃子・右:水餃子

両方、無茶苦茶美味しかった!!

ハネも良いもんだな!!


その後、キチンと羽根付き餃子を勉強。

基本、水餃子の方が好きだし、日本人だけれど、羽根がキライなのであまりやらなかったが(羽根が口内に刺さる感じが痛いと思うんだ、内心我慢をして口に出さない人は居ると思う)、
なんとなくちゃんと出来る様にというか(もしオーダーされて)出来ない事が嫌だなって。
(完璧主義ではないんだが、外でいざ誰かに「羽根付き餃子が食べたいっ!!」って言われてマニアックな料理を知っていても、基本的な事が出来なかったら、一体俺は何を勉強してきたのだろう?って)

調べると、水100mlに小麦粉(←今回中力粉)10g=大さじ1

このまま一気に混ぜると粉と水が分離してダマになってしまうので広島のお好み焼き大阪みたいに少しづつ溶いていく

フライパン(←うちは鉄)を熱っしたら油を大さじ1ぐらい敷き、円形状に餃子を置き
(鉄フライパンやっぱ使い易いよ、余熱が出来るし、調理中や洗う時もそこまで気を使わない、耐久性もあるし)

水の底に沈んだ溶けきっていない粉をかき混ぜている間
※小麦粉はキチンと溶いてダマの無い状態で流し込みましょう・・・)
30秒~1分ぐらいかな、弱火で温め、

餃子に粉を溶いた水(羽根を作らない普通の水の時も同じが、かからない様に注ぎ入れ
(餃子に水がかかると粉っぽくなる)

蓋をして3分半以前4分って書いたが3分半の方が安全かも・・・←そこがまだ甘い)

沸くまで中強火で温め
時間まで蓋は取らない

沸いたなーってなんとなく感じたら(音が「やや」変る)、即、弱中火に
中弱火のまま焼き続ける人のレシピもある、毎回・毎回マニュアルどおりの時間とか火加減でやろうとすると失敗をする!!

時間がきたら蓋をあけ、もんじゃ焼き状態なのを確認したら胡麻油(大1半~2ぐらいなのかなー、ワリと多目)をかけ

フライパン全体に胡麻油を拡げて(足りなければ足して

弱火で放っておくと温度が高い場所の縁が茶色くなって、フライパンから離れてくる。自分は失敗をしたくないから少しずらしたりして均一にした(←やらなくてよかったのかな?)。

焦げないか不安だからジッとよく観ていたら、どうも羽根の下にある残っている水分が、羽根とフライパンの間を行き来して、油と水が混ざらない性質を利用しフライパンから離れていく原理である事がなんとな~くだが解ってきた(・・・なるほどね)。

全体に茶色くなり加減が出来上がり加減でもあるので、(油や水分が「ほぼ」無くなった事を確認したら)皿を少し押すように置いて

ひっくり返すと羽根付き餃子がストンと落ちる。
落ちない場合は焼きが足りないのでもう少し弱火で羽根底を焼くと、いいだろう)
※焦げてはいないからね撮影の光の加減だからね!!、嘘を付けないので焦げたら焦げたって書く!!

おお~、出来た(←羽根は口内に刺さる感じが嫌いなんだけれど)。
最近覚えた『SPEC風』のソースと溶きガラシ(←よく溶いたモノ)で食べてみよう・・・

羽根が付いていると合わねー・・・なんでだ?
羽根付きは普通のラー油+醤油+酢が合う
みたい・・・

結局、羽根が嫌いなので羽根をムシってソースと溶きガラシ(←よく溶いたモノ)で食べた。

美味い、これだよ、これ・・・

俺は何と闘っているんだ?


※ほぼ万事が万事かもしれないけれど、特に料理って最初の1回はワリと上手く出来るモノで5回・10回と作り続けていくうちに段々と勘がズレてきたりして、1度下手になり、それから又、再構築して1回目より少し下手だけれど、失敗をしなくなったり安定をする。そこがその人の技術の頂点なんじゃないかなーって、ちょっと昔から思っている
(800回ぐらい焼きそばを作った時にいきなりスランプになり1200回目ぐらいでやっと元に戻り出して安定をしてきた事があったから。計10年以上で単純計算だけれど5000回ぐらいは作ったけれど、そういうものは何年経っても身体が覚えている気がする)

ほら、2回目は割れた・・・
(まあ羽根は出来る様になったが・・・)

加熱時間が長い分、味を付けてある具の塩気が皮の中で煮物の様に煮詰まって濃くなっているような気がする。
(だからアタック感が強い・・・)



塩鮭を酒と醤油に漬ける。

2018年03月24日 | 今日の料理
漬けた魚は好きじゃないんだが、親戚に教わったので、美味しかったらコダワリ無くどんどん吸収して学んでいきたいなと。

学んだ事を他人に迷惑をかけない範囲で実践して本当に学んでみる事にした。

これは簡単で、酒とアレンジで少量の醤油に塩鮭(甘塩でも辛塩でも)を漬けるらしいのだが
分量を訊きそびれてしまったので、こういう時は酒100mlと醤油小さじ1
(両面に漬けてから、そのまま1晩漬けておく)

蓋をして冷蔵庫に入れて1晩

寝る前に1度ひっくり返して(しなくていいのかもしれないが)

翌日焼くだけ。

これの利点は
多少焼き過ぎても、酒の効果で身がふっくら軟らかいということ!!
辛い塩気が酒に出て、丁度よい塩加減と醤油の発酵が中にしみこむと言う事

焼きたては少し酒臭いので醤油をチビっとかけても漬け汁の醤油が足りなかったか?、でも、あまり塩辛くてもな・・・)

※醤油は酒臭さはマスキングするんだな。。。

◎冷めても軟らかいからお弁当等に良いのでは無いだろうか?


余った汁は煮詰めてから

余った漬けダレは鮭なので煮詰めてから味をみる、げ、かなり酒臭い

煮物に使うなら砂糖・塩・醤油等を加えてもOK

何か器に入れておく。

自分は味を付けないで何かに使おうと取ってある。

オマケ

上記のタレ?が余っていたので、砂糖と醤油を足して味を薄目に整え、ひじきを煮て、

ザルで汁を切り温かいご飯に混ぜる。

混ぜるだけでヒジキご飯に。

混ぜご飯もヒジキもあまり好きでは無いが、こうすれば食べられるし、海草も摂取出来る。

ただ、ヒジキは「ひ素」だかなんだかが結構多いらしいので、あまり食べ続けない方が良いらしい。
心配なら1度茹でこぼしてから使うとかが良いみたい
         ↑
だから茹汁と化した煮汁は捨てた(飽きていたし)。



1週間分の野菜の浅漬け。

2018年03月24日 | 素材
常備菜の浅漬けみたいなモノを作ろうと蕪を買ってきてストック野菜と思った。

先ず最初に「漬け汁のダシと風味出し

昆布を適当な大きさに切って


鍋の中で切ると良いかも

水を80mlぐらい入れ

鷹の爪を種ごと切り入れて

放って漬けておく

風味の準備はここまで。


野菜の下準備

蕪の茎と身を離し

お湯を沸かしておいて

茎と葉っぱを洗って

蕪を洗い

漬物は栄養のある皮も食べるのでよく洗う。

茎と葉っぱをお湯で茎からサッと茹でて

流石にこの農薬沢山&(洗ったのに)泥が入った湯で汁は使えんな

更に水で洗う。

それでも結構、ゴミが出てくるんだ。

茹でて水で洗った蕪の茎の水気をよく搾り

細かく刻む。

蕪の身の上部の泥が入り込み易い部分を切り取り

その周りだけ、少し剥いて

横に切ると蕪の繊維を断ち切れて

縦に切ると蕪の繊維を残して漬物らしく歯応えを残せるので好みだったり混ぜてアクセントを付けても良い。

蕪の厚さはあまり薄いよりも少し厚い方が漬物っぽい。

ニンジンも皮に栄養があるので皮を剥かず良く洗って

ニンジンは細いから二本いっぺんに切れる。

余っていたキャベツは芯ばかりだな~

芯は薄切り

葉の汚れは取る

これで野菜の下ごしらえは出来た。


菜っ葉以外の野菜類を塩揉み

※硬い野菜類(茹でた菜っ葉以外)をしんなりさせる為

小さじ1の塩をふりかけて

よく揉む。

で、少しして大きい容器に移し、出てきた水分は塩辛いので味が変わってしまう為に入れない。

菜っ葉の水分を更によく搾って

他の野菜類に混ぜる。

よく混ぜる。

味を付ける準備完了

漬け汁作成~完成まで

作っておいた昆布のダシに、砂糖を大さじ1入れ(←自分が砂糖を使うなんて珍しい)

砂糖が溶けるまで火にかけ

お酢を(野菜の量にもよるが)今回の野菜の量だと大体75mlぐらいか

鍋に入れ

酢は加熱すると酸味のカドが取れるが、加熱し過ぎると酸味が飛ぶので、短時間火にかけて

中心がプツプツっとしたら火を切り

直ぐに野菜にまんべんなくかける。

よく混ぜて

※昆布がデカかった。水に漬けた時点でもっと細かく切れば良かった。

味見して(この後、味が使っていく事を見越して薄くだけれど)、なんとなく足りないようなら塩や酢を足して少し調整が可能
また、よく混ぜて

蓋かラップをして冷蔵庫で漬ける。

途中、1回上下横をかき回すとより良い(量が多いと少し大味になり易いけれどね~)。

見た目より、実際自分でやってみると、結構面倒

昆布が無い時は出汁の素でも可

大葉生姜の千切り等、香りが立つモノを入れても美味しい。



鶏肉で生姜焼きを作れないかな?。

2018年03月24日 | 今日の料理
少し前から生姜焼きを食べたいなと思っていた。
でも、その為に豚小間とか生姜焼き用の肉を買うのも、裸の王様のクセになんか我侭な自分が嫌だなーって。

(※因みに、何かの媒体で「しょうが焼きは5mm幅の生姜焼き用の肉に限る」なんて書かれていたが、

自分はそれだと庶民には肩ロースではなくモモの薄切りになってしまうので、

肩ロースでも硬くなるのにモモ肉だと焼いた時に硬くなるから

キャベツの千切りを巻いて食べる事がやりヅライ為に、豚小間の方が好きだ

 で、結局、冷凍庫を漁っていたら鶏肉(モモ)が出てきたので、これで作れないかなーって?
元々味が濃いものはそんな好きではないので、どうせ年数回しか喰わないし、そこはコダワラナイから、鶏肉で作ろうっと。

まず生姜をする。ピーラーは使いヅライから包丁で十分曲線に沿って皮を剥けた

やはり国産の生姜は香りが違う(偶々手に入ったのだが)、香りに生命力があるという感じ。
生姜焼きにするのは勿体無い気が・・・春の初鰹とかで食べたい気もする。

すった生姜と、醤油・味醂・酒を1:1:1の割合で。
※付け合せの生姜少々を取り分けておく(←外で生姜を皿に添えて後から風味を足すワザを覚えたので・・・最後のタレに加える人もいる)

少し調べたら甘味を2種類にすると深みというか奥行きが出るらしいから砂糖を小さじ半分強追加してみた(味醂の甘さにそのまま追加し不安だったが大丈夫だった)。
リンゴをすったモノや蜂蜜を入れる人も居る


肉は本来、5mm幅の豚肉ならフォークとかで浸み込み易いように穴を開けるんだろうけれど、今回鶏肉で主旨が違うのでそれはパス


薄切りと、ダッカルビ?みたいに細かく切るのとの2つの切り方で

よくもみこんで10分以上漬け込んでおく。

その間にキャベツとタマネギを切っておく。
※たまねぎはガリガリすると嫌だから、今回は繊維を断ち切る方向で愉しむ。

キャベツは皿に盛っておく(すぐ食べるから、後の時は水に晒してピッとさせておく、アクも出ヅライし)。

フライパンを温め、油をしいてタマネギを炒め、

焦げると苦いので<弱火でu>水炒めにして

その間追加するタレキャベツにかかってシナっとする部分の水分を担う重要な役どころ)をやはり醤油1:味醂1と砂糖少々で作っておく。

それでも時間が余ったらシンクをキレイにしておくと良い。

こうしておくと後でラク、無用な事故も少ないし。

先に薄切りにした少し大きめの鶏肉を焼いていき

ある程度、火が通ったら、細かく切った方をバシャッと入れて炒め合わせ

最後に作っておいたタレをかけて

一瞬だけ、瞬間一気に煽って水分は残しつつ、

キャベツに乗せるように盛ってマヨ少々と(←途中からマヨを少し混ぜながら食べるとチキン南蛮みたいにマイルドになって又!)、付け合せの生姜少々(←外で生姜を皿に添えて後から風味を足すワザを覚えたので・・・最後のタレに加える人もいる)と、ご飯。

お、良いぞ、これこれ確かに生姜焼きだ、しかも少しアッサリした生姜焼きって感じ。
(肉が小さいからもっと中華風にして北京ダック風にピン=小麦の皮=で包んでも美味しいかもな)

薄く切った少し大きめの鶏肉は少し味がボヤケルかな、味的な優位性もあるが細かく切った鶏肉でもキャベツを一緒に掴めるし、全然問題ない
鶏肉は細かくでOKだ!!

流石に全部は食べ切らなかったが(意外とあんなにあったキャベツは全部たべてしまったけれど、まあキャベツ好きだから)、食べれば全部食べられたんだが敢えて身体の事を考えて残し次の食事の時に後で食べることにした。
パンや薄く潰したパンやレタスで挟んでも良いし。

くっ、やっぱ美味いな、って味だった。勿論普通の生姜焼きでもいける。※好みでマヨを(無しでも十分いける)。

※因みに、キャベツはビタミンUが胃に良いらしい

後日生姜焼き用の肉でやってみたが、やはり、硬いんだよね。

やっぱり小間の方が好きかも。。。
卑弥呼の時代の食事は4千回も噛んでいて、時代が進むにつれて咀嚼する回数が減っている。
現代人の咀嚼回数に比べ、鎌倉時代で4.3倍以上、幕末で1.6倍、昭和初期で戦後という事もあって、2.3倍らしい。
咀嚼しないとコメカミが働かず脳が発達しヅライんだよな。。。
悩ましい所だ。


ゴーヤの天麩羅。

2018年03月24日 | グルメ
たいした事ではないのだが、ゴーヤの天麩羅って好きなんだ。

イギリス料理で知ったのは、苦味も味のうちで、苦味は油脂分でマスキング出来るということ。

だから、ゴーヤの苦味(←別に沖縄でゴーヤのサラダで生で食べられる私なので、苦さは平気なんだが・・・「良薬口に苦し」だし)を天麩羅油の油脂分でマスキングする事が出来る。

自分は天ツユよりも塩とかパラッとふって食べるとたまらなく美味しいと個人的には思う。




5日かかった(迅速な)簡易コロッケ。

2018年03月24日 | 今日の料理
数日前から夕食に野菜コロッケがどうしても食べたくて探しているのだが、何故か夕方は出会えない、コンビニへ行ってせめてジャガイモ100%のコロッケでもと探したが、牛肉コロッケにしか出会えなくて、そんな日が何故か何日も続いた。

牛肉コロッケは肉じゃがみたいに「甘しょっぱい」から
正確に言うと現代肉じゃがは芋に粉をふかさない為に汁気を多くしているが、
肉じゃがコロッケは甘辛い濃い何かがボソボソっと口の中に散らばり、モサモサして、甘過ぎるのが口中に散らばるので、肉コロッケはあまり美味しいとは思えない
 肉が入りゃあ、美味しいと思い違いをする事は「誤魔化されている」or「自分で自分を無意識のうちに誤魔化している事」と同じに感じる
違うんだ

 何故だか?この状況が4日ほど続くと、これはコロッケを食べさせない陰謀ではないか?とすら考えたくもなるが
(だからギャンブルはやらないの、自分の運というものを信じない)

流石に5日めに(続くか?普通、そんな事???)、アタマにきて、もう自分で作ろうと!!

帰宅してから疲れていたけれど、野菜ストックを漁ったらジャガイモが2個出てきた。
(1個じゃないくて良かった、、、2個あれば1個は作れる!!)

急いでいたしコロッケ1個ばかりの為に茹でたくないので、真ん中に線をグルリと入れて

濡らしたままラップで包んで

500Wで6分チンした

その間にパン粉と粉の準備。
卵もコロッケ1個の為に1匹殺したくないので小麦粉を水で溶いて(「感謝」しながら)

おっし、竹串がスーッと入った

皮を剥いて

マッシュしてから、好みの味付けにして(自分は塩と胡椒だけ、芋本来の味を活かしたいし、結局ソースで食べるので醤油を入れなかった、写真の醤油は写真だけ

成型し小麦粉を水で溶いたものとパン粉をよく付けてサッと揚げて(元々火が通っているので周囲の衣がカリッと固まればOK)

揚げている間、コロッケの周りを固めるだけなので火を切って余熱で通している間(最後にカラッと)、洗物とキャベツを千切りにピーラーを使ってみようと思ったが、

ピーラーは上手く使えなかったので結局包丁

なんとか短時間で完成。

この為に5日もかけてしまった・・・
ソースも買い忘れていたので以前コンビニで買った時に付いてきたソースを取っておいたもの・・・最後の最後、ソースが無くて焦ったわ)

ツナギもタマネギも一切無しだが、ジャガイモ100%の風味が活きていて、無茶苦茶美味しかった。

普通の家ってこんな感じじゃね?(これに汁か副菜が付く感じで)。毎日ご馳走を食べていたら身体を壊すだけだし。
やはり揚げたてて、(100%ジャガ芋で)美味しかったからご馳走だったけれどな。

それにしてもこれに出会うまで5日かかったか・・・。。。

※:「揚げ物にキャベツの千切り」は日本人の発明とのこと!
当時:フライは日本人の長い腸にあまり合わなかったらしい。



日本のチョコも美味しいんだな。。。

2018年03月24日 | スイーツ
チョコはあまり詳しくは無いんだけれど、以前、同僚の友達がスイスとウィーンだかなんだか(国連?)に出張に行った時に買ってきてくれたチョコが美味しくて、
あの頃は(今もそんなにだけれど)チョコがあまり好きではなかったのだが、やっぱり外国のチョコレートって美味しいんだなーって改めて認めざるえなかったのだが、

↑これはウィーンではなくてメイドイン・ジャーマニーだった。
(美味しかったので貧乏性だから箱だけ取ってある)

日本人にも甘過ぎなかったし。

その後、

3月末に、神保町の「いもや」閉店の時、お店側が来て下さったお客様ほぼ全員に感謝の気持ちを込められて配られていたチョコを食べて、うわっ、日本のチョコも美味しいんだなーって。

これは森永だったけれど、手に入る値段でこんなに美味しいものがあるのかーって。
しかも小包装だからちょっとづつ、疲れた時に休憩に食べられる。

まさか「いもや」さんに行ってチョコレートが好きになるとは!!

昔は(←昔を語っちゃいけないな・・・)、芸能人やホスト・俳優でもないのに袋一杯、片手に持てないほど貰って、エレベーターで他の会社の人に「凄いね」とか言われたんだけれど、なんつって。
権力があるお爺ちゃんに妬まれて足を引っ張られたけれど(男の嫉妬は陰湿、なまじ年を取り権力を持っていると国の仕事を使って足を引っ張るから、世の中の多くの人に迷惑がかかる)

因みに、イギリスでは老若男女チョコが好きで、贈り物やちょっとした手土産にはチョコが大活躍らしい。


チョコレートについて調べてみた。

冒頭でも書いたがチョコレートは・・・
「現段階では(=実は少しづつ好きになってきた、『上記のチョコ』と『いもや』のおかげで少しハマってきている)

そんなに好きではなかったが、お菓子も作るシェフと話す時や、お客様・フロアの人・業者さんと話すのに飲食に関わる事は【共通言語】として知っておいた方が良いのかな?って頑張ってみた。
(意外な所で、意外な物事の見方が出来る様になるので、咄嗟の時に判断力が上がる可能性もあり、こんな危険なご時勢で、罠とか詐欺を見破れる?キッカケになる事もあるから、伊達政宗が言うように「正念場では修練した人間的魅力がものをいう」という事がある「かもしれない」というより、それで何度か命まで助かった事が実際に何回かあったから・・・自分で見抜かないと他人は助けてはくれないもの・・・)

・歴史は4000年(中国と一緒の長さ?)
・古代では通貨としての役割を担っていてカカオ100粒=奴隷1人に換算されていた。
・薬用成分として、歯痛、炎症、強壮、解熱等に効果があるとも言われている。
・最初は中身のカカオを生で食べていたが、何かで焼け焦げた時に、その芳香な香りが食欲を刺激したと考えられており、その後、カカオ豆を磨り潰して、水、トウモロコシの粉、唐辛子、食紅のようなもの、数種類のバニラを加え、泡立てて飲んでおり、その疲労回復効果はこれ1杯で1日中歩き続けられると信じられていた。
・16世紀にスペインのエルナン・コルテスが南米を征服し(チョコの神「ケツァルコアトル」の再来だと現地の人々に勘違いされたので征服し易かった)、カカオを祖国のカルロス1世に献上し、フランス→イギリスと拡まっていった。最初、ヨーロッパでは王侯や貴族達が門外不出にしていた為、水と砂糖を加えていたものが次第にお湯になっていったが、そのうちイギリスに伝わる頃には庶民の飲み物として「チョコレートハウス」という場所で飲む事が拡がっており、

そのうち19世紀頃になると、オランダのクンラート・バンホーデン(←ココアのあの人)という人が、
更にプレス機でココアを開発し、それまで酸味が強く脂濃くて消化に悪かったカカオの酸味を中和し(←ダッチングという方法)、脂肪分をカットする方法を開発

1847年:ここで初めて、イギリスの「フライ」社が、体温よりも少し低い温度で溶ける要素を含んだココアバターを混ぜ、食べるタイプのチョコレートが完成した。

それでもまだ苦かったのでミルクを入れて苦味をマスキングしたがまだザラザラ感が凄かったので

スイス人のロドリフ・リンツが粒子を細かくする機械を発明し当時は72時間もかけて滑らかなチョコレートを製造し始めた。

同時頃にゴールドラッシュでわくアメリカにもチョコレートの製造技術が伝わり、ハーシーがペンシルベニア州で「ハーソーバー」を製造し成功したお金で孤児の学校や病院、公園を設立し「チョコレートタウン」と呼ばれるようになる。

現在、カカオの木が生育するのは・・・
・北緯20度から南緯20度
・硬度30~300m
・年間平均気温が27度で気温差が小さい事
・降水量1000mm以上
というかなり限定された条件下でしか、育たないので日本では無理(せいぜい東南アジアが限界)
※木自体は100年はもつと言われている。

カカオの実は「カカオポッド」と呼ばれ、その中に20粒~50粒のカカオが入っており、そのままではエグミがあり、薫りもイマイチなので、高品質のモノはバナナの皮で発酵させ、色がチョコレート色に変わったらエグミも取れて、薫りもあの芳香な香りを醸し出すようになる。

カカオ豆は
・クリオロ種←苦味がマイルドで薫りが独特で病害虫に弱い為に栽培が困難「幻のカカオ」と呼ばれる。
・フォラステロ種←渋くて苦く、薫りも強い為に、病害虫にも強い。
・トリニタリオ種←クリオロ種とフォラステロ種を人工的に交配させたモノで穏やかで栽培し易い。主にブレンド用の豆。

製菓用のチョコ板はクーベルチュールといい「覆う」という意味があって、カカオの含有量で種類が変わってくる。

チョコレートの粒子の大きさは5ミクロン(1ミクロンは1000分の1mm)でここまで小さな粒子の食品は他に存在しないと言われており、その5ミクロン同士を、体温より少し低い温度で溶けるココアバターで包んでいるので、口の中に入れた段階で溶け、その5ミクロンの粒子が自由自在に動く為、口当たりが滑らかに感じる事が出来る。

薫りも元々そのままでは唐辛子の様な刺激臭が強いが、長時間練っているとその刺激臭だけが消えてしまい、芳香な香りだけが残る。

カカオバターは28度前後で溶け始め30度で完全に溶ける性質で、他の油脂成分よりも酸化し難い為に美味しさを長く保つ事が出来る。

ブラックチョコレートはカカオマス(「カカオニブという胚乳部分」を細かく磨り潰してペースト状にしたもの)の配合量は多いが砂糖の量は普通のミルクチョコレートと変わらない量が入っている。

日本で初めてチョコレートを食べた記録は明治6年の岩倉具視・大久保利通・津田梅子が欧州視察に訪れた時と記録が残っているが、もっと前に伊達政宗がコッソリ幕府転覆の為に送った「慶長使節団」の支倉常長がメキシコ経由でスペインへ渡っているので、そこでチョコレートドリンクを飲んだ可能性が高いと言われている。
因みに、初めて製造販売をしたのは両国の「風月堂」だと記録されている。

※チョコレートが白くなる減少を「bloom」(ブルーム)といい「花」又は「植物や果実にふく白い蝋粉」という意味があり
・「ファットブルーム」・・・28度以上で保管環境が適していない時、又は製造過程でテンパリングが不十分だった時に表れる現象
・「シュガーブルーム」・・・冷蔵庫等冷たい所から→温かい所に出した時に起きる現象
保存は20度前後の場所が良いとされている。

カカオ豆はマグネシウム・亜鉛・鉄・ミネラルが豊富で、カカオマスに含まれるポリフェノールは抗酸化作用が期待されると言われ、食物繊維が多く、「ステアリン酸」にコレステロールを下げる効果が期待されている。

世界で1番チョコレートを食べるのはスイスと言われている。
チョコレートの生産量はアメリカ(体系が。。。)
カカオ豆の生産量は、コートジボアール・インドネシア・ガーナ・ナイジェリア・ブラジル・エクアドル等が多いようだ。

日本ではスイスの様な味が好まれると言われ、しかも板チョコの様にチョコレートそのままよりも「アルフォート」や「タケノコの里」・「ポッキー」・「小枝」の様なビスケットやカラッカー等粉モノのお菓子と合わせてマイルドに中和させたモノが好まれると言われているが、それも解らないでもない。



昨今の混ぜご飯は後混ぜが多い。

2018年03月24日 | グルメ
元々混ぜご飯は嫌いなんだけれど、何故嫌いか?を考えた時に、

・ご飯に味が付いているので、他のオカズの味とバッティングする。

・↑当然オカズの風味を把握する事も狂う。

・元々白いご飯でオカズというのが好きなので、1粒1粒の米粒の奥にまで風味が浸み込んでいると、その風味が、喉の奥を通っても永遠に追いかけてくるようで、強い強迫観念の様に常に恫喝されているようでツライから。

等etc・・・の理由がある事に気付いたが、

昨今、米の段階から一緒に炊き込まないで、かく切った煮物をチラシ寿司の様に後から混ぜるレシピを巷でよく目にするようになってきて、アレ?、そういうやり方もあるのね?

・寧ろそれの方が食べたい分だけ混ぜご飯に出来て白いご飯も食べられるし

・米1粒1粒の奥に塩気と野菜臭さが浸み込み過ぎなくて良い

といういう認識から、じゃあ、実際に実践してみた。

 丁度春だし、タケノコ(水煮だから春とか関係ないのかもしれないが、大きいのを買っても余るだけだし、糠での灰汁抜きに時間かかりそうだから)を手に入れ、折角だから様々な大きさに切ってどれが1番楽しい歯応えか?楽しみつつ・・・

とりあえず灰汁が抜け切れていないと困るので、1度先に茹でて、

その後にザルで水気を切った山菜(これも水煮)を入れて2分~3分したら

ザルに茹でこぼしておく。

出し汁にダシの素(←ほんの少しだけ入れておいた)・酒・砂糖・醤油を入れて味を付けて温めておき、

山菜類を入れて煮る(沸騰して灰汁を取ったら弱火)。

20分ぐらい煮たら蓋をして1晩浸み込ます。
炊き立てのご飯も無かったし、無理して急いで作る事も無いなって)

白いご飯を炊いた翌日味が足りなかったら醤油でも足して(ご飯に混ぜるから醤油を効かせようと

火を強めて温め(温かい場所だと悪くなるので冷蔵庫にしまっておいたので冷たい煮物を熱いご飯に混ぜたくは無かったから温める)

ザルで汁気を切り(ご飯がビシャビシャの「つゆだく」は嫌だものね、ましてや混ぜご飯でビシャビシャなんてキモチワルクテ)

ご飯と混ぜる時に、タケノコにはシュウ酸が多く含まれていそうなので、カルシウムと共に摂取するとシュウ酸が結石を生成する変化を押さえてくれるのでオカカを少々。
昔の人は経験的にそれを知っていたのだからスゴいな~って。

最初から入れてダシを~と思ったが熱でオカカのカルシウムがどうにかなってしまったらと?思うと後から入れるのが正解かな?って考えてみた。
(後で調べたらカルシウム・βカロチン・マグネシウム・鉄・食物繊維は加熱しても熱に強く殆ど変わらないらしい・・・←でも少しは変わるって事か?なーんつって)

山菜の味が濃いのと、水気がワリとあるのでべチャッとさせない為に白いご飯の部分が少し多いなあ~って思うぐらいの量で混ぜておかないと、醤油というか煮物っくさくて美味しくない事が解った。
(前々からその事に少しは気付いていたのだが、今回確実に確定)

お、出来たぜ。

美味しかったけれど、、、なんだろう、山菜のほろ苦さがや風味がもっと欲しいのと、山菜の水煮パック自体が酢水に漬けて酸化防止にしてあったので(ま、薬品を使われるよりは良いが)、やはり茹でこぼしたとしてもその酸味は少し残って、うっすら味覚の奥で感じる感じ。

残りの煮汁も酸味があったし。

やはり獲りたてや生の山菜の方が素材の味を活かせてコントロールもし易いんだよな~と改めて実感。

なるほどね~。

あと、タケノコはワリと細かく切った方が食べ易かった、小さい長方形ぐらいが丁度良い?
好みもあるがあまり大きいと。。。



卵湯?

2018年03月24日 | 飲み物
『凄く』、たいしたことじゃないんだが、、、

TKG(卵ご飯)にした後の茶碗って、乾燥すると卵やご飯の糊分がコビりついて、洗うのが大変じゃないですか!!?

だから精進料理や関西から西の方では白いご飯の最後にお湯を入れて、お茶漬けみたいにしてサラサラっとやって終らせる人が多い気がするけれど・・・

それをTKGの後にやったら(白湯を入れて軽く側面にも湯を回して)、

卵酒みたいな風味(アルコール分は無いけれど醤油が発酵熟成しているので)がして、これが美味しいこと!!

美味しいというか、ホっとするというか、卵の素材の成分や風味が極限まで活かされている気がして、液体だから栄養化(ビタミンE郡など)も五臓六腑に染み渡るように、吸収し易い気がして、元気が出てきた。

風邪をひいても卵酒とか、酒臭くて意味が解らなかったけれど、こういう事なんだなーって、ちょっとだけ解った。

洗い物もラクだし。



即席で、鰤とオクラの吸い物。

2018年03月24日 | 素材
鰤の切り身が古そうだったのと空気が乾燥していたので、ブリを切り身にして、
余っていたオクラを茹でた物を小口切りにし、
酒・塩・醤油・少しだけ和風ダシの素でお吸い物仕立てにした。

鰤は水がぬるい段階から投入してダシとコクを出し、沸騰したら1度茹でてあったオクラを投入し、少しして味を付けた。

おー、なんか石川県や西の方のお雑煮みたいな味がするし、
更に、オクラがトロロ昆布の様にトローっとして、想像どおりオクラの風味が鰤の皮とかの魚臭さをマスキングしてくれていて、なんか凄くバランスが良いぞー。

自然な感じ。

これ薄味だけれど、ダシがスッゲー出ているので、グイグイいける。

塩鰤からヒントを得たんだ。

短時間で作る事が出来るし、このまま今日の料理にもなるし。

※食べる時、骨には気を付けて。


※ダシとコクが凄く出るから折角なので1回では飲みきれない量を鍋に作ったので、
(鰤の魚臭さが怖かったので味噌汁仕立てにしようか?迷ったが、冒険をして清まし汁仕立にしたがオクラが良い働きをしてくれている)

・冷める過程でダシとコクが出るし&味も浸み込むし、

・翌日温め直す時も更にダシとコクが出るし味が入るし、少しでも煮詰まるので、

初日は塩気を薄くしてゴクゴクと飲んでおく事が良いだろう。

スープを先に飲めば満腹感が増すし、身体の隅々にまで栄養が行き渡る感じ!


オマケ

塩鰤でも潮汁仕立をオクラを茹でたもの(そろそろ限度がきていたので)で、作ってみた。
塩を洗い落としてから料理したので、ひとつまみの塩を入れ、

このままでも飲めるようにしたが、

余熱でより出汁とコクと塩気が出るだろう。

でも、やはり少し魚臭かったので(まあ古かったというのもあるが)、醤油やネギ・粒胡椒なんかを入れても良いだろうな。
又は、
※柚子の皮とかがあったら散らしてもオモシロイかもしれない。

自分は、水耕栽培で育てていたセリを少し収穫して(3度目)

洗ってからきざんで散し、少し煮て食べてみた。

お、中々美味しいじゃん!!、胡椒は要らなかったな(最後に無理して入れて食べたけれど)。
魚介類が苦手な人は入れてもありっちゃあり★