<
シードルもどき>
りんごの発砲酒「シードル」の
度数が低い初期段階だけの再現画像を作ろうと、りんごジュースの1Lを探していたが中々見付からなかったけれど、やっと見付けた。
う、このりんごジュース、美味しそうだぞ、なんか勿体無い。
※瓶にめいいっぱい入っていると、溢れるので、先ず最初に飲む。
うわっ、
凄く美味しいじゃん!!。お酒にはしたくない~
で、これにハンズなどで売っていた
ワイン酵母を入れてみる、
「元種にして溶け」と書いているけれど、
調べるとそのまま入れている人も多いので、半分ぐらい入れればいっかな。
※発酵が少ないと、カビに負けて、ジュースがカビてしまうのでケチらない事!!。
炭酸が
多少抜ける様に&
酸素で発酵する様にキッチンペーパーと輪ゴムで蓋をした。
冬~春の陽気で常温のまま
翌日には発酵して炭酸が出来ている(少しお酒っぽい)。
気温13度ぐらいが1番良いらしい。
本来は
1週間~10日ぐらい発酵をさせるのだが、
日本では現段階で1%以上のアルコールを作ると密造になって違反行為なので、
ここでやめておく。
<
「一応」この後の本来の作業工程である
「シャンパン方式」を再現
だけしておくと、←、一応知識だけは入れておかないと世界に出た時に馬鹿にされてしまうので>
蓋は湯煎
発酵を止める為に(
60度で30分湯銭しても酵母の働きを止められる)、
濾して、
瓶に詰め替えた後で、
糖分を加えることによってアルコール分と炭酸が出てくる(あくまでも「作るとしたら」の再現だから)。
入れるとしたら800mlに小さじ2ぐらいだろうか?(最初から入れる人も居るが、違法な気がするが・・・まあ、自分で作った所で酒造メーカーの売り上げの足を引っ張れるとは思わないが・・・、やはりクオリティが違うだろうし)
蓋をして、
炭酸の圧力で瓶が割れると嫌なのでタオルで巻くか、ビニールに入れておくと良いだろう。
本来ならこのまま2~3日冷蔵庫で冷やし寝かして飲むと、りんごの発砲酒「シードル」が出来上がる。
本来ならね。
瓶入れ替えの時に濾さない場合は、飲む時に
茶漉しなどで濾してから飲むと良い。
まあ、発酵させていないけれどね。
<
リンゴのシードルを作ったとしたらと想定して、中身を入れ替えてオージュ谷風>
今回はオージュ谷風を家庭である材料で、ごく簡単に出来ないか?をアレンジしてみよう。
基本の野菜ダシをかけておいて
鶏ガラまで買っていられないから、手羽元とか手羽先の肉を骨から外しておき
リンゴを皮も丸ごと余す事なく使うのは基本だが、(付け合せ分は取っておく)
微塵切りにした分のリンゴを炒めて
なんと豚挽とハンバーグの様に混ぜてみた!!、
・鶏肉(骨)を使うので、鶏と牛は(風味が)合わない事が多いから、豚挽肉だけ。
・ハンバーグはタマネギでシツコイものをサッパリさせるのだが、今回はイギリス料理の
リンゴ入り手作りソーセージの要領でリンゴの風味を閉じ込めてしまえ!!って。
それをIKEA的フィンランド料理風の肉団子に。
型崩れを少しでも防ぐ事と、旨味を逃さないように、粉をふって
鍋に油とバターを溶かして
周りを焼いていき(
凄い面倒くさかった、揚げれば良かったかも)、骨から削いだ肉も入れて焼き色を付けたら
↓
1度肉類を取り出して鍋の油脂分を拭き取り、
↓
骨だけ炒め、(
下は間違い↓、やはり自分には重荷だったか、工程をアタマに叩き込んだと思ったんだがなー)
ブランデー(
あれば本来カルバドスだが高くて料理の遊び用には買えん、買えなくは無いが、余るのが目に見えている)を入れて
フランベをする。
エシェレットが無いのでタマネギを刻んで炒める(
肉団子は壊れる恐れがあるので1度取り出す・・・あくまでも
アレンジなので、真似しないように!)
肉団子を戻しいれ、野菜のダシを200mlぐらい濾しいれる(結局、風味がもっと欲しくて野菜の皮も入れてしまった)。
ここで
シードルもどきを500mlぐらい濾し入れる(面倒だから全部入れてしまった)。
(酵母の澱が入ったままなので、濾してから入れる、まあ飲んでも平気なんだが・・・一応)
で、強火で煮込む。
灰汁を取り除いて
表面が軽く沸くぐらいの弱火
リンゴの皮とかクズを入れて
軽く塩・コショウで味を整える(後で味を付けるので、
ここではあくまでも軽くが良いだろう、軽くでも煮込んでいると結構、塩気が出る)。
煮ている間に鍋肌にこびり付いて落ちなくならないように、鍋肌を拭いて
蓋をしてそのまま弱火で煮る。
煮ている間に片付けを終らせてしまう。
後でまとめてやると、
フレンチは無駄に(無駄ではないのかもしれないが正直ゲンナリする・・・)膨大な洗い物の量なので大変だからね。
<洗い物も終わって煮ている間に、
付け合せのリンゴのカラメリゼ作り>
※結果から先に言うと、キッチリやろうとし過ぎて焦げた。
とりあえずやり方だけここで覚えておく。
今回は
・やや小さめのリンゴ半分
・砂糖15g
・バター5g
リンゴを好きな形に切って
フライパンに砂糖を入れて弱火にかける
弱火のまま放っておいて、砂糖が溶けたら
バターを入れる
かき混ぜながらバターが溶けたら、リンゴを投入。
リンゴの水分を飛ばす。
※飛ばし過ぎて焦げた
水分だと思っていたのはバターの油脂分だったんだな、これが
残っていても焦がすよりはマシ
洗う時は、飴と同じなので水や湯を沸騰させて落す。
結果から先に言うと、苦い事は苦いんだが、、、焦げていない所と、このオージュ谷風を一緒に食べたら、
合う事、合う事、これは確かに一緒に入れるもんじゃない!!、確かに付け合わせのガルニチュールだ!!
<
オージュ谷風に戻って>
肉団子と鶏肉を取り出す(
骨は鍋の中に残す)。
(
本来ならここで肉類はラップ等をして保温しておくのだが、どうせ迷って時間がかかるから冷める事には変わりないので、保温をしなかった)
火を強くして煮詰め
灰汁を取り
生クリームが無かったので(普通、
日本の家庭には生クリームは常備していないので、敢えて牛乳260mlで果敢に挑戦!!)
少量のブランデーを入れて風味付け(
あれば本来カルバドスだが高くて料理の遊び用には買えん、買えなくは無いが、余るのが目に見えている)。
生クリームならトロミが付くが、付かないので少し煮たら(多少はトロミが付くよ)、塩・コショウで味付け、結構、入れたわ。
あまりにもトロミが付かんので、ポーションクリームを2個ほど入れてしまった。
(
大して変わらない・・・風味が少しだけ)
ここで、
シッカリ煮詰めつつ、塩胡椒で味を整えていくと、チーズみたいな味になってくる。
※ここが決め時だ!!
シノワが無いので、ザルで濾す(
1回目は具を押す感じで)。
更に(ザルの中の具を捨てて)もう1回濾す。
牛乳なのでw、このままではトロミが足りないから、前に作って凍らせておいた、
ブールマニエでトロミ付け
(3欠片入れてみた)
肉団子と鶏肉を戻しいれた中にブールマニエを入れて、
トロミを付けながら肉類を温める。
(焦げてしまった:涙)リンゴのカラメリゼと、皿に盛る。
※この時、ソースが余ったら「ソースポット(=つまり別の器)・・・名称ぐらいは覚えておくと良いのかな?って」に入れて一緒に出してあげる。
お、これは凄い、美味しいじゃないかー、
以前と比べて、
コツというか、
ポイントが解った感じの味!!シッカリとしたコクと、チーズの様な風味にすると失敗が少ないかも、これがノルマンディー地方の
味覚のポイントの1つかも?な。
ノルマンディー地方は、イギリス・ケルト圏に近いから、イギリス料理から始めた自分には
なんとなく料理(の味)に馴染みがあるというか。
それでいて、
リンゴの(本来なら焦げていない)カラメリゼも付けて、軽やかに口内で転がる感じか!!
・やっぱり、
リンゴくずで煮ると、リンゴの付け合せて合うんだよな。
※
余ったソースは野菜類にかけて食べても良いだろう!!
(ジャガイモ、ニンジン、アスパラなんかが合うかも)
日本人(アジア人?)には、
肉類だけではちょっと、重過ぎるから。