エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

萩の花

2014年09月06日 | ポエム
淡いピンクの花である。
古人も、今の俳人も「ほろほろ」と零れる様を詠んでいる。
確かにホロホロと表現しても良い、そんな花の小ささである。

まるで「赤まんま」のようでもある。

ところで、昨日は蒸し暑かった。
夜に入っても無風状態であって、じっとりと汗をかいた。
厭な蒸し暑さであった。







「公園の萩の流れる小さき川」







今日の雲は、剽軽でもあり暴力的でもあった。
雲は何も語らないけれど、創造のつぼを刺激するのである。



今日はこれから「いとこ会」に出掛ける。
年に一度のいとこ会だ。
今年は湯河原の温泉。

病人が多くなってきた。
欠席の姉や兄がいる。
ここ数年で一番参加者が少ない。

兄や姉、弟や妹たちを良く心に刻んでおかなければなるまい。
貴重な機会である。



       荒 野人