エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

おみなえし

2014年09月22日 | ポエム
女郎花と書く。
風に、なよなよと吹かれる風情を見て古人はそう命名したのだろうか?
「おみなめし」とも云う。



翻って「おとこえし」という白い花もある。
女郎花は黄色であるけれど、オトコエシは白花なのである。
オトコエシの開花期は、女郎花よりも少し早めで8月初めとある。

従って、ついぞオトコエシを目にする事ができない。
女郎花に気づく頃、オトコエシは花期を終ってしまっているのだ。
今年もその伝に洩れず、見損なってしまった。
誠に残念である。



花の終わった「おとこえし」である。
けれど、咲く場所をしっかりと確認したので来年は心して見に出掛けようと思っている。







「女郎花気配を告げず道を縫う」







今日は,昨日に続いて爽やかな秋晴れの様相である。
南出は台風の影響が出ている。

関東には、24日或は25日が接近日だという。
何事も無く「やり過ごせたら」良いのだが・・・。



       荒 野人