
キャンプ二日目のメインは
豊平峡ダム。
札幌の中心部を流れる豊平川の水をコントロールするダム。
城跡や巨大な建物の興味のある怪獣弟のリクエストで
行くことに。
駐車場からは今でこそ珍しくなくなった
電気自動車のバスで移動となる
2キロ程度だろうか
怪獣一家
トレーニングをお休みしたので
この道のりを
電気バスを使わずに
歩くことにした。
しかし…鬱蒼とした森の中にたたずむトンネルは
それだけで異様に迫力があるわけで…

暑くて日差しも強い昼時だというのに
なんだか入口に向かうにつれ
空気が変わってきた。
あらら・・・

徒歩で行くお客は我が怪獣一家以外目にしない。
そして
当然ながら、ベビーカーも
我が家以外使用しているトンネル通行人はいない。
ベビーカーを押してのトンネル歩行は
異様な感じ。
トンネルの中は
外気とは全く違って
それはそれは
ひんやりしていてあたり一面濡れていた。
「冷水トンネル」
名前からして、涼しげ。
というか
涼しげを通り越して
もう、別の意味で若干「鳥肌」が
歩いているせいか
いつまでたってもこのトンネルの出口が見えない。
相当長い感じがする。
正確な距離はわからないけれど
歩いた感じでは1キロ以上あるように感じた。
トンネルの途中
硫黄成分なのか、石灰なのかわからないけれど
あちこちで壁から
どろどろと垂れ落ちている
怪獣弟…恐怖のあまり
足が進まない。
「いやあ、涼しくていいねえ」
ちょっと不気味な空気を変えるべく
声をかけてみた
「とくにさ、冷たーい手で首筋を触られてるみたいな・・・ね」
きゃーーー!!!!!!
意味も無く怪獣兄が悲鳴を上げる。
悲鳴はトンネルの中を反響し
天然エフェクト。
もう、誰の声なんだかさ・・・

冷水トンネルをやっと抜けるころ
トンネル出口付近に
ツバメがたくさん巣をつくっていた。
「お!すずめもいるぞ!!」
怪獣兄よ・・・とうとうスズメとツバメの違いもわからなくなったか?
同じなのは最後の「メ」
だけではないか。
名物の滝や岩肌をゆっくり見ることができるのも
歩いてきたおかげ。
電気バスは徐行してはいるが
止まってゆっくり見る時間は無いかもしれない。
そうそう。電気バスに何度かすれ違ったのだが
電気バスに乗っているお客さんすべてが
怪獣一家のトンネルの様子をみて
首が全員180度動いていたのが
印象的。
歩いているとトンネル内の不気味さに
どぎまぎしたが
バスから我々を見た人は
もっとどぎまぎしたことであろう。

怪獣兄、怪獣ちびをしっかり運んでます。
もう一度トンネルを抜けると
ダム。

すごい高い!!のかすごい深いのか…

ダムの端から端まで
何秒で走れるかチャレンジした怪獣弟。
距離を見て
「何秒で行ける??」
「うー・・・50秒かな」
「そうねえ。案外微妙に1分かかるんじゃね?」

よーい ドン!!

58・59・1分・1・2・3
で、やっとゴール
走り方もいまいちだったけれど
アスファルト全力疾走は結構足裏に堪える。
次回は1分切ろう・・・目標ができた怪獣弟であった。

「おにいちゃだよおお。あつくないかあ。」

マイナスイオン炸裂。
観光放水してるが
見たところ日曜なのに
客は10名ほど。
大丈夫か???
これじゃ仕分けされるのではないかあ??
展望台も
ダム橋も
トンネルと違ったさわやかな清涼感と
涼しさが
とっても快適でしたわ。
紅葉シーズンもいいけど
夏もいいねえ。
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