餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

ピチピチ

2010-02-07 23:57:45 | アート・文化
「-小林礫斎と手のひらの宇宙-ミニチュアの世界」と「大野麥風と大日本魚類画集」に行って来ました。
「小林-」はミニチュアの職人さんだとは知っていましたが作品が思っていたよりぎゅっと一回り小さかったです。何これ。雛人形の道具とかリカちゃんのおうちのレベルじゃありません。高さ8ミリのタンスに3段の引き出し、これらがちゃんと開くばかりか中に独楽やさいころが。米粒にお経の世界です(それもありましたが)。すごすぎて目がちかちかしました。
「大野-」は長い間待ち望んでいた展覧会です。姫路市立美術館が所蔵しているのを過去のカタログで知りましたが一向に公開してくれない。ようやく一同に見られました。金魚はキンギョ、ランチュウ、シシガシラが出ていました。今回は版画と刷り見本と原画が並んでいたりして行程を知ることが出来ます。原画はちょっと黒っぽくなっているのですが、版画は鮮やかです。描いた方が早いような手間のかかり方だけど、この色が残っているのなら版画っていいなぁと思いました。