餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

マッキントッシュ風

2011-08-16 23:45:33 | アート・文化
「川端龍子と和歌山-120年の絆-」に行って来ました。
私鉄乗り放題があったので一気に和歌山まで。見ようと思ってもなかなかタイミングが合わない「日曜美術館」ではっと気付いて最後の展覧会の紹介だけみました。そこに川端龍子の「佳人好在」が、これ見たい。ようやく行けました。でも「佳人好在」、京都国立近代美術館所蔵って(そう言えば見たことあるような)。やっばり好きな絵です。
なかなか来れないのでついでに和歌山県立近代美術館で「なつやすみの美術館『みること』『うつすこと』」を。写真の登場で絵画の立場はがらっと変わりました。それは「みる」と言うことの再考。写真や絵画の可能性に挑戦した様々な作品が来ていました。「写真を写したものは絵ではない」と言われて、絵ではないものが出来るのなら写真を写そうと写真を描いた絵が良かったです。常設展にも川端龍子作品が。来て良かった。
しかしこの近代美術館大きい。逆側から入ったので炎天下ぐるりと回りましたよ。前に和歌山城に登った時、天守閣から見えていたのがこの美術館なのね。安藤忠雄さんの建築が好きですが、黒川紀章さんのもいいですね。磯崎新さんの美術館もよかったな。
でもここの美術館一番気に入ったのは椅子。あちこちにかっこいい椅子が置いてあります。しかも座れる。片端から座っていきました。エンジョイしています。