昨日からすごい雨です。ベランダが水浸し。これはチャンス。いらなくなった歯ブラシでこびりついてカチカチだった鳩の糞を掃除。取れる取れる。びしょ濡れになったけど。鳩め、勝手にいい物件にしないで。
「出版160周年記念 不思議の国のアリス展」に行って来ました。
アリスの原画250点が日本初公開だそうで。キャロル自身の挿絵、ジョン・テニエル版、ジョン・テニエルの原画に色付けした「リトル・フォークス・エディション」、水彩画家ハリー・シーカー彩色版、ジョン・マクファーレン版、女流画家ディス・ウォリス版。それぞれの場面ごとに並べてありました。英国マクミラン社のアリス勢ぞろいです。彩色者不明なのですが「リトル・フォークス・エディション」のアリスの服が赤色なのがびっくり。ザリガニは青色でした。彩色者によってテニエルの絵のイメージがだいぶん変わります。ハリー・シーカーが絵画っぽいです。ディス・ウォリスが淡く柔らかい感じ。面白いものです。
小湊悠貴「ゆきうさぎのお品書き あじさい揚げと金平糖」読了。
小料理屋「ゆきうさぎ」のシリーズ第6弾です。今回は音沙汰のなかった大樹の叔父が出現で、ゆきうさぎの危機が。碧ちゃんはいよいよ教育実習でアルバイトも中止しています。このまま先生になったらアルバイトはなくなるのかと思うとちょっと寂しい。でもおじさんの作るあじさい揚げが美味しそうでした。なんとかうまくいくよね。
映画「春に散る」を見て来ました。
おじいちゃんが空き家を買って荒れた庭を整備する話です。ほぼ合っているような。ボクシングをやめてアメリカで暮らしていた老人が日本に帰り、酒場でパンチを見込まれ弟子にしてくれと頼まれます。どうなるのかはわかるけど、そうなるよねと。うーん、地道にいい話です。鶴太郎さんがボクシングうまいのがとてもそれらしい。窪田さんの得体のしれないボクサーが強そう。これは戦いたくない。
うみ「スキル『種の図書館』で始めるのんびり気ままな領主生活 -転生したら『植物強化』しか取り柄がなかったけど、辺境開拓には充分規格外らしい-」読了。
うん、タイトルで全部内容がわかります。そういう話です。まわりが全員脳筋ばかりの辺境貴族で非戦闘系の植物スキルで肩身が狭かった主人公、辺境の枯れた土地に追いやられて無双します。地道に品種改良をする話かなと思ったら、もう魔法。ポケモン級です。あっという間に育つし進化させます。進化の段階はありますが。ここの国住みやすそうです。
「PRISM」と「大乙嫁語り展」を見て来ました。
「PRISM」見えない光を捕らえるアートということで光を扱ったアートです。ガラス作品や光が作り出した偶然の写真作品や月の出入りを音符に替えた音楽や宇宙での船外活動をイメージした空間や。ポスターになっていた暗闇で光る蓄光ガラスの岩が綺麗でした。
「大乙嫁語り展」原画や実際の民族衣装が来ているのが素敵。アミルの格好、本当にいつもあの格好で生活できるのか不思議です。スミスさんが主人公だったのね。メインのお嫁さんが色々変わるのが何でーと思っていました。学術調査で回っているから色んな地方を巡るのね。しばらく読んでいなかったけど、またアミルが出ていると。カルルクは成長しているのかな。