「家よりも、家を建てる人が大いなる栄誉を持つのと同じように、イエスはモーセよりも大いなる栄光を受けるにふさわしいとされました。」(ヘブル3:３新改訳)
モーセは荒野で、神から指示されたとおりに聖なる会見の天幕を造営した。それはイエス・キリストの予型であり、すばらしいものだったが、地上の建物にすぎなかった。▼これとは違い、いまイエス・キリストが建てつつあるのは永遠の神の都エルサレムと広大無辺の新天新地である。その栄光と価値において、モーセが造った幕屋はくらべものにならない。「見よ、神の幕屋が人々とともにある。神は人々とともに住み、人々は神の民となる。神ご自身が彼らの神として、ともにおられる。神は彼らの目から涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、悲しみも、叫び声も、苦しみもない。以前のものが過ぎ去ったからである。」(黙示録21:3,4同)▼その都には父なる神と御子イエス、そして栄化されたはなよめたちが永遠に住まう。しかもそのときが、時々刻々と近づいているとは何と大きな希望と喜びであろう。「私は神の熱心をもって、あなたがたのことを熱心に思っています。私はあなたがたを清純な処女として、一人の夫キリストに献げるために婚約させたのです」(Ⅱコリント11:2同)。 アーメン主よ来たりませ。