goo blog サービス終了のお知らせ 

まめ家

はたけのこと、いえのこと、じぶんのこと。

夢の話なんですけど。

2015-07-17 01:02:59 | ひとりごと


他人が見た夢の話なんて、一番つまらないので、時間がある方だけ、お付き合いください m(_ _)m

ちょっと前に見た夢です。

私は車で外出していました。
忘れものがあったので、うちに戻ってきました。
すぐにまた出かけるので、ついうっかり、鍵を掛けずに家の中にいました。

その時、ピンポーン、とチャイムが鳴り、モニターを見るとスーツを着た色白の男性が薄ら笑いを浮かべて立っています。
『はい。』と言うが早いが、その男性が鍵の空いているドアを開けて、部屋のドアも開けて、入って来ました。
すぐ目の前に、薄ら笑いを浮かべて立っています。

子どもが家にいなくて良かった。
一番に頭に浮かびました。

うちは団地なので、大声を出せば他の家の人に聞こえるかと思い、『助けて!』と叫ぼうとしましたが、ダメだと分かりました。
すべての家のチャイムを鳴らし、他の家の人がいないのを確認してから、私の家に侵入してきたことが、なぜだかわかったからです。(夢の中では、相手の行動がなんとなく分かることありませんか?)

薄ら笑いの男性は、手袋を二重にはめていました。でも、顔は隠していない。
と言うことは、
私に顔を見られても平気=確実に私を殺すつもりである

自分の常識から逸脱した悪が目の前に立っている。
圧倒的な恐怖でした。
そして、相手にとっては、鍵の空いている家に侵入するということが、悪いことではなく、鍵をかけてない方が悪い、という常識に血の気が引きました。

『なんとか逃げないと。』と思いましたが、私の蹴りなんて全く効かなそうだし、相手をひるませる武器になりそうな物なんて、何もない。
どうすることもできない。
恐怖で目が覚めました。

まず、夢であったことに、ホッとしました。
が、どうしたら夢の世界の自分が助かるか?考えました。
(危機一髪の夢を見たときは、必ずシミュレーションします。そして、時間がある時は、もう一度寝て夢に戻り、シミュレーションを実行して助かるようにします。や、やりませんか?)

ですが、今回は、どうにも思いつきませんでした。
侵入してきた相手に、なす術がなかったです。

だから、
・ほんの少しの時間でも鍵をかける。
・玄関に侵入者撃退グッズをおく。
こんな予防法しか、思いつきませんでした。

一番の悪いのは、私が、鍵をかけることを、なんとなく悪いことのように感じていたこと。

田舎で育って、じいちゃんばあちゃんがいたので、日中は家に鍵をかける習慣がなく(よその家も同様に)、
われひとあて、こごらさ いねべー。(悪い人なんて、ここら辺にいないでしょ。)
で育ってきました。

私の周りに悪い人がいなかったのは、自分の常識が通用する人の中でだけ、くらしていたから。
友達は、幼稚園から中学まで一緒。下手したら、高校まで。
周りの大人は、誰かのお父さんか、お母さんか、じいちゃんか、ばあちゃん。
そりゃ、悪い人、いないわね。

世界は、全部こうだと思いこもうとしていたのかもしれません。

信用できない人も世の中にはいる、という気持ちを隠すように、見ないようにフタをしていました。

私は、『いい人』でいたかったから。

その結果が、これです。(夢の中ですが…)

心の底から、
『自分は甘かった。
世の中に自分の常識が通用しない悪い人がいる。』
と気づいても、もう遅い。

夢の中で、恐怖を経験させてもらって、初めて自分の甘さを心から理解できました。

侵入されたら終わり。
侵入されないために鍵をかける。
もしもの時のために、防犯グッズをきちんと備える。
もし侵入された場合は、防犯グッズを使う、その覚悟をもっておく。

まずは、防犯グッズを注文します。


長々と夢の話にお付き合いくださり、ありがとうございました。