Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

失われていた野菜と母の春雨スープ。 

2006-03-09 11:49:03 | 野菜 ベジタリアン料理 Légumes


写真左からトピナンブール、パネ、ビーツです。みな根野菜。貧しい土地でも産出できるためフランスの戦時下の食料でした。という訳で第二次世界大戦後は消えてしまった野菜です。(ビーツは別)。主人も戦後生まれですがドイツで生まれその野菜しかなく随分食べたようで最近まで私も購入しませんでした。それにビーツを除き余り市場に出てきませんでした。どれもカリウム、葉酸、ビタミンAそれぞれ豊富現在オーガニック冬野菜の主役の1つ めきめき話題に乗り健康に興味のある人々のあいだでどうやって食べるの?と言う時点の今日この頃です。
トピナンブールは水分多く里芋のような容姿なのに全然異なります。パネもどちら個性的で繊細の味の物です。蒸かして付け合せにしても良いしサイコロに切り人参玉葱を入れたグラッセにしても美味しいです。でも薄寒い今夜は母の春雨スープを久しぶりに作ろうと思いました。
何のこともない冷蔵庫整理の野菜スープです。にんじん 里芋 じゃがいも 大根 
干し椎茸 (在る時は筍も入れてました。でも葉物は無し)等はんぱな残り物の野菜を皆いちょう切りにしてスープに(千切り生姜も入ります。)柔らかくなった時点で豚肉の薄切り又は鶏肉を小さくきったものをいれだしをとり塩 胡椒 酒 醤油で味付け最後に長ネギの千切りと春雨の戻したものを入れたもの(この春雨が大事です大事)簡単な健康ビタミンスープ色々なお野菜がスープの中に生姜がピリッと。私はポタージュよりこの母の味のするスープが好き。誰もいないときには即作り一人で懐かしんで食べています。今日は里芋じゃが芋の替わりにこの野菜少しずつ。とても美味しく暖まりました。お肉入れずにかつおだしでも。

ブログランキング・にほんブログ村へ