摺る男

爆薬をつくるテロリスト・・・じゃなくて、土を摺りつぶしてるところです。
白化粧土は、こうしていろんな「白い土」を乳鉢で摺って微細なパウダーにし、厳密な配合比（ウソ、テキトー）で調合するのです。
ここのところ、日がな一日、こんなことをしてます。
黒人は綿をつむぎながら、インド人はスパイスを摺りながら、思想を熟成させました。
ぼくはこうして化粧土を摺りながら、次なる野望を育てるのです。

東京都練馬区・陶芸教室／森魚工房 in 大泉学園

ちょか

焼酎の燗付け器で、「ちょか」という容器です。
Oさんが自分ひとりでつくり方を考えて、見事にやってのけました。
ろくろに向かって背を丸め、ちょかちょかと・・・いや、ちょこちょこと細工に集中する姿は真剣そのもの。
もう教えることは何もない、工房の塾頭です。
つか、こっちが教えてほしいし。

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前世の記憶も、師範の裏日記「B面」

工房レコード

新記録がでました。
３６cm。
川本さんがつくった大鉢の直径です。
とてつもなく大きな器を見てると、意味なく笑けてきますよね。
さて、どんな装飾が施されますか、楽しみです。

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カエルとおうち

カエルのカードホルダーと、レンガで建築中のおうち。
Sさん母子の作品です。
つくりかけのおうち（右）には、窓、階段、テーブル、樹、煙突・・・なんかがつく予定です。
引っ越しを夢見る少年の、リアルな願望が反映されてるようです。

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取っ手付け

急須の取っ手とクチバシは、ボディの局面に密着させなきゃいけないから、造形が大変です。
切り口をちょっとずつ削ぎ落として、すき間が無いように整えていきます。
細心の注意を払って作業を進める佐藤（直）さん。
いい形ですな。

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時計

文字盤を陶器でつくり、ムーブメントをはめ込めば、時計の出来上がり。
肝っ玉母さん・宮下さんの作品です。
タタラ成形した文字盤に1.2mmの穴をあけるだけ、というお手軽さ。
あとはデザイン力が試されます。
置き時計にもできるし、お部屋のインテリアとしてもいいし、みなさんもいかがですか？

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師範の裏日記「B面」は、広島カープを応援します

白化粧

来月の１０月は、還元で窯を焚きます。
白化粧をたっぷりと掛けた「粉引き」が効果的ですよ。
粉引きの魅力を知ってますか？
これをやったことのないひとは、絶対ソンしてますね、言いきるけど。
９月末の素焼きに間に合うようにつくっていただければ、余裕で還元の窯に入れられます。
ぜひチャレンジを！

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こはくちゃん

愛らしい笑顔。
ろくろ修験者・N氏のひとり娘「こはくちゃん」です。
親子二代でろくろ名人を目指せ！

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人知れず着々更新、師範の裏日記「B面」

改訂中

好評を博した「ろくろ道場」（月刊陶遊連載）を大改訂中です。
世の人々にもっとわかりやすいように手を入れつつ、描き下ろしも加えつつ編纂し、さらにマンガコラム「ろくろ名人への道」（季刊陶工房連載）まで挿入して一冊の本にまとめてしまおうという試み。
かなり無茶な構成をなめらかに見せるように知恵を絞ってます。
タイトルはですね、「イラスト解説／森魚メソッドでよくわかる／ろくろ名人への道」といいます、長っ！
１１月２０日発売、２０００円（誠文堂新光社から）です。
ろくろ名人になりたいひとは読むべきでしょう。

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名月

見事な満月が出てたので、月見酒。
・・・まあ、「酒」の部分は毎週末の風景なんですけど。
大義名分が整えば、興も乗るというものではありませんか。

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