拙著「ろくろのツボ」の中国語訳版が出たようです。
中華圏のみなさま、どうぞよろしくです。
左開きです。
中国ではこっちが主流なのかなあ・・・?
マンガなど、反転して、写植も打ち替えて・・・
大変な作業、ご苦労様でした。
流れとか、いろいろと気になるところはありますが・・・
ま、とりあえず、著者のたずさわらないところでいつの間にか、サンキュー。
こちらは「陶芸道場」。
手びねりの方です。
よかったら大きな書店か、さいあくAmazonで買ってね(日本のみなさま)。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
ろくろ一匹狼、黒田女史。
大きめの粘土玉を菊練りして、コンセントレイション(精神集中)・・・
夏休みの大物づくりにチャレンジ(別に季節関係ないが)。
広々と玉取りし、指を突き入れます。
尺クラス(30cmオーバー)の大皿を、何週か越しに挽ききりました。
見事と言っていい出来栄え!
「ついにやったぜい!」のピース。
こういうバカバカしいチャレンジ、夏向きでいいですね。
みなさんもいかがです?
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わっるい顔・・・
ドクロの色ぬりを完了させたのが・・・
この少年です。
みよこさんが、一家連れで遊びにきてくれました。
「家族そろって陶芸」は、夏休みの風物詩。
そのみよこさんは、ひとりの日、家族分のごはん茶碗づくり。
大、中、小・・・
段々にそろえました。
そこに、象嵌を施します。
赤土の地に彫って、そこに白土を埋めて、さらに削り出し、模様を浮き立たせる技法です。
イニシャルかな?
それぞれのができました。
しかもこれ、入れ子になります。
収納にも便利!
さすがは主婦さんです。
また家族でやりたいですね。
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常連たちの夏。
横山くんは、ギャラリーやレンタルボックスに置かせてもらう一輪挿しの底出し(平らに整えるのです)。
削りなしの、挽きっぱなしスタイル。
このヤスリ作業で最終形が決まっちゃうんで、丹念です。
足つき花器も売れ筋に育っていきそう。
かわいいかも。
こちらも市場デビュー間近。
飯田さんは、しのぎに手を染めはじめました。
この器は、ろくろ挽きにもすごい技術を使ってるのですよ。
ボディを挽いて、引っくり返して削って、その底に粘土玉を付けて、その部分をもう一度ろくろ挽きをしての脚付け。
王様のゴブレットの出来上がり。
所沢で開催される手づくりフェスに出店の予定です。
一度市場の厳しい目を経験して、揉んでもらいたまえ。
精密無比、繊細無双のF1陶芸制作に疲れたか、大矢さんは、シンプルな手びねりに回帰。
とはいえ、さすがの精密さです。
おうちで茶碗蒸しづくりに凝ってまして、その容器づくり。
高台まで、カーデザイナーのクオリティに仕上げます。
めおとできっちりとそろいました。
あとは、おいしい茶碗蒸しが必要です。
晩げがたのしみ〜。
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土用丑が近いらしいんで、うなぎ食うたった〜。
器がむずかしい・・・が、中でもいちばん変なのを選んでしまった。
ササゲの卵とじもね。
小さめの土鍋は、何タイプか用意しとくとほんとに便利。
そろいのお皿を割っちゃった・・・
だけど、割れたらちゃんと質を確認。
そして、次へフィードバック。
自分のつくった器が大好き。
こうして遠目からながめてると、ほれぼれします。
これ、工房で毎日お茶を飲んで育ててるやつ。
誰かの手元で使用中のやつ。
かわいいよなあ・・・
これも誰かの・・・
つか、おい、ビール飲んでないか?
器は、手元でもいいけど、遠くからも見てみてね。
作品の本当の姿は、そこにあります。
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くるくる〜・・・
柏木くんの赤白練り込みは、巻き巻きスタイルにまで進化しました。
こいつを型に張り付け、密着させます。
すると・・・
かぶせ型のRが、粘土側に移植されるわけです。
ころりとかわいい平鉢に。
なんかおいしそう・・・
ケーキでものっけますか。
次なるは、スタンダードなシマシマタイプ。
階層をちょっと荒めに。
一週間ほど寝かせますと、継ぎ目がよくなじみます。
水分が均等化してよくこなれたら、スライス。
布越しによくこすって、接着面を一体化させます。
指紋がすり減っていく、つらい作業・・・
しかし、作業後にはごらんの通りのクリアなコントラスト!
目の覚めるようなシマシマが出現。
へり上げに成形しまして・・・
シマシマ秋刀魚皿の出来上がりです。
これはきれいだ。
同日、ぐるぐる皿も焼き上がっておりましたとさ。
面白いね、練り込み。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
ろくろ組の間で、柄ゴテでへんな形をつくるのが流行ってるみたいですよ。
宮下さんです。
口がつぼんだ形を、「袋もの」と言います。
その中でもいろんなタイプがありまして、こちらは「芋がしら型」と言えましょうか。
また別の日に、よりへんな形を練習してるようです。
「ダルマ型」・・・?
意図したんだか、こうなっちゃったんだか・・・
こちらは、山口さんです。
挽きたい形を挽けるまで練習する、という修行タイプの方。
ひさご型。
ダルマ型より、ちょっとだけ難しくなってます。
くびれをくっきりとね。
そして張り出しの丸みが命。
まあまあへんですかね。
こちらはさらに進んでます。
陶芸怪人の横山くん。
ひさご(ヒョウタン)・・・の、ちょっとブサイク版。
本人も気に食わず、壊しちゃいましたが・・・
このへんさが極まると、花入の名品「からたち」にたどり着きます。
へんすぎ!
なのに、これが「花びん界の掛け値なしのチャンピオン」らしいのですよ、お茶道ってへん〜。
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夏ガキ、陶芸教室を席巻!
お子さんの来房が増えてまして、ありがたや。
こちらは、木暮家のたいち少年。
「こぐれ城」を制作中です。
城壁か?
立派なれんが造り・・・
さらに、どんっ、と大砲も設置。
ディフェンスは完璧。
やさしいお母ちゃんは、ムーミンさん家タイプの、プチ・トリアノン的な離れを所望。
ここでひとりで読書。
こんなプライベート空間があったらよろしいな。
娘のかおちゃんの「幽閉の塔」は、すでに焼き上がり。
ええ、何週にもわたってこぐれ城は築城がつづいてるのです。
巨人、襲来!
さて、かおちゃんですが、最近では庭園を整備してまして。
器用に組み立ててるこれはもしや・・・
わんこ小屋でした。
ガラスを満たす予定の池には、謎の巨大魚が群れ泳ぎます。
ええ、もちろん、もちつきもできます。
杵と臼を常備。
こぐれ村が、いよいよ大変なことになってきました。
鉄壁の要塞か、平和の里か・・・?
完成時には、木暮家の坪庭に設置される予定です。
たのしそう〜。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
暑いですね〜。
こんな日にも、せっせと王国領土をパトロールです。
外はノーテンキな五輪晴れですが、風のわたる午前中の木陰は涼しいもんですよ。
ラムネを撮る「夏休みびと」。
五輪禍・・・もとい、コロナ禍にて厳しいお達しが出てるので、ソフトドリンク&サラダバーでの宴です。
世界よ、早いとこ、健やかなるパークライフの文化を取り戻せ〜。
ところで、オリンピックの開会前日にテレビ買うやつ、おるでしょ。
うちですわ。
ちょうど壊れたんで、パトロール帰りにヤマダ電機に立ち寄り、買ってお持ち帰り(かかえて、徒歩で)をする正午です。
新規設定をする夏休みびと。
暮れなずむ畑地帯と高速道路・・・
撮りたくなりますね、夏休みびと。
猫の額のようなベランダで、バーベキューの乾杯。
ご満悦の夏休みびとです。
ゆっくりと暮れゆきますね、この季節。
いい時間です。
この緊急事態下においても、なかなかの時間が過ごせてる気がします。
暮らしにも、おもしろおかしく工夫をめぐらせないとね。
せまくるしい生活のそこここにしあわせを見出しましょ。
月影に願いを込める夏休みびとです。
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またこんなものをつくってます。
ろくろ挽きして、上下に切断してみました。
ぱかっ。
フタもん。
ツメをつけて、フィット感、グリップ感がアップ。
こいつを、ここから底削りに。
さて、人間、進化がないといけません。
しのぎを入れると、フタを外しやすくできることに気づきました。
ザクザクと彫って、結局、ごらんの形に。
「ポテチストッカー」と名づけることにしました。
135グラムもんの大袋がそっくり入るタイプ。
家族でシェアしましょ。
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