ちょっとした空き時間に、しはんもろくろ挽き。
ろくろは、大人に許された最高にたのしいおもちゃなのね。
削り作業へ。
土を無駄にしたくないので、底面は極限小面積、さらに根っこから極限薄造り&均等厚に挽きます。
こうすれば、最小限の手数で、最小限の土を削って済ますことができ、土のロスも最小。
高台内を削って、出るカンナくずはごらんの切片数個のみ。
高台の外側もくるりと一周削ぐだけ。
45秒で削り終了。
二個セット。
直径、高さから、シルエットも同じ。
双子が三組誕生・・・
と、こういう遊び方です。
一回ずつ、テーマを決めて挑みましょ。
ニコニコの成果。
おっ・・・
横で久保田女史が、四つ子ちゃんを産んでました。
お見事。
さて、素焼きの窯詰めをしました。
今回は最上段に、はみ出し気味の大きな子がいます・・・
それでも、ドン・ピシャリ。
窯出しは金曜日になりますので、釉掛け隊、よろしくです。
本焼きは、遅くとも11日(日)ですが、窯が満杯になり次第にスイッチポンしちゃいます。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
バス停から工房へとつづくアプローチ。
満開に備えて、ゴミ拾いでピカピカにしといたぜ。
バス通り。
バス内から見た、学園の桜トンネル。
ひとっ飛びして、岐阜のとある片田舎へ。
おかんと近所の神社。
待ちに待った帰省なのだった。
ばあちゃんのスエコハンドレッドが、仏間の梁の殿堂入り。
見て元気になる遺影、ってなかなかいいのでは?
おなじみのシマシマ皿に、タイのカルパッチョ…的な。
おかんのカズコと、シマシマカップで半年ぶりの乾杯。
距離を取って、ななめに座って、マスクをして。
コロナは呪わしいけど、明るく、あくまでしあわせに過ごすのが正解。
山田画伯の新作です。
干支のウシさん…
ゆっくりとした歩みでした。
ここがロースで、このへんがカルビね、シャトーブリアンは…
じゃなくて、釉の流れがいい変化をつけてくれました。
佐藤さんちにおじゃまします。
こちらは、友だちのアルパカさんです。
大沢さんちの子。
ところが、大沢さんちに現れたのは、天使さまたちでした。
みんなに幸あらんことを。
お蕎麦屋さんのはたのくんは、自分のお店の器を全部、自作品でそろえようというひとです。
還元の窯で焼いた緋襷(ひだすき)のまな板皿は、天ぷら用。
マボロシ的な日本酒も、素敵な自作片口で出てきますよ。
こんな楽しみも味わいのひとつですよね。
凄みのあるろくろ挽きの骨ツボを佐藤(直)さんからもらっちゃった彼は、こいつを「おつゆのかえし」の寝かしツボに代用しようと企図しました。
カッコよく、お店の名前を書きつけます。
「蕎千花」さんは、今や押しも押されぬ唐木田の名店。
訪れた際には、このツボも探してみてください(まだ焼けてないけどね)。
飯田さんのシーズンツリーづくり。
「春」バージョンは、お花畑です。
ツリーの面いっぱいに、お花を散りばめるのさ〜。
らんまん〜。
花かんむりをのっけて・・・
ジャジャン!
可憐・・・というよりは、ゴージャスなツリーの出来上がり。
鮮やかに彩色するのか、単色でシックにいくのか、素焼き後の色つけも楽しみです。
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しのぎの展開系。
なっちゃんは、大きめのドットを配置して彫り込んでいきます。
正確な位置取りと、丹念な仕事っぷり。
挽き終えて、それで終わり、じゃありません。
時間をかけて、一品入魂。
すてきに焼き上がりました。
お料理を味わう前に、手の平で楽しめそうです。
横山くんは、面取り。
たっぷりめに厚みを取っておいて、大胆に削いでいきます。
穴が空くすれすれを狙って、乾坤一擲。
集中力の産物。
こちらは・・・削ったものではありません。
ろくろでうねうねに造形した器にクチバシを付けてるのは、佐藤(直)さん。
たのしい片口のお披露目は、来月中旬の二人展にて。
また工房生たちの展覧会ラッシュがはじまります。
ひとの足も戻ってくる気配なんで、工房展の日時もそろそろ考えるかなあ・・・
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ろくろにまっすぐに向かう飯田さんです。
素直な子は育つ。
中鉢を、コロリとドーム屋根形に削り出し。
ここで終わりません。
丸屋根の上に、小さな粘土玉をくっつけ、そのまま土ゴロシをはじめました。
工房ではおなじみの「脚付け」です。
筒型に立ち上げまして・・・
そのまま皿に割って開いていきます。
コンポート・・・ってんですか。
美しい脚付き器の出来上がりです。
難しい技術ですよ。
何個も同様に練習して腕を磨き、精度を高め、よりよいものに昇華させていきます。
うちのろくろ実習生の成長速度は、掛け値なしに日本一!
技術移植には絶対の自信があります(鬼指導なんで、うち)。
ろくろに悩んでるひとは、飛び込んでみて。
15分で解決してさしあげます。
どんどんチャレンジして、難しいことをクリアして、自分を超えてけ、ろくろ組〜。
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春先の陶芸体験さん、募集中〜!
いつでもご連絡くださいな。
メール・・・forestfish@mail.goo.ne.jp
お電話・・・03-3925-9978
そろいのお皿を二枚、というご要望。
よしよし、なんでも指導させてもらいますよ。
つくれるかどうかはご本人次第ですが。
よいしょ・・・
かぽっ・・・
スローモーションでごらんいただいてます。
無事にできたようですよ。
色のご希望にもお応えできます。
テストピースを見てご指示くださいな。
こちらは、「色まで自分でぬりたい!」というご要望。
どうぞご自由に。
きめつのやつ。
色のぬり分けが大変です。
丁寧に、何種類も・・・
最後に、画竜点睛。
とっておきのまっ赤っか釉で〆めます。
世界でひとつのお気に入り!
がんばりました〜。
陶芸体験コースは、大人の方2500円、子供さんは2000円。
わがままには極力おつき合いさせてもらってますが、いきなりむつかしいのは出来栄えの方が保証できないんで、基本的なものがおすすめ。
誰でも楽しく、わりとちゃんとできますよ、指導がいいもので。
気になってるのなら、チャレンジしてみては?
ご連絡をお待ちしてます。
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横山くんの、巨大グラタン皿(改)が焼き上がり。
二種類の釉薬を筆塗りで構成しました。
以前につくったやつでは、オーブンに数ミリだけ収まらないという痛恨をしでかしただけに、今回は収縮率を代数計算して、サイズぴったしに設計。
これなら鶏の丸焼きまでいけそう。
ところで、これも横山くんの磁器鉢ですが、右のと左のと、なにが違うのでしょうか?
大きさは無視してね。
答えは、「白さ」でした。
左は酸化焼成、右は還元焼成で焼いたものです。
白の質が全然違いますね。
還元では、サビ色が完全に抜けるため、磁器を青いまでに白く透き通らせてくれます。
覚えときましょ。(次回還元は、たぶん年末)
なっちゃんの磁器も焼き上がり。
華やかに着彩された、めし茶碗各種。
線ぞうがんに薄墨という、手間のかかる技法を用いてます。
発色もクリア。
筆先でチョンチョンとゴスを置いたものとはひと味違う深みがあります。
線ぞうがん(工房での通り名で「撥水かき落とし」)は、平面表現ではなく、立体表現(層構造)なのですね。
一方、こちらは構成的にはちょっと似てますが、二次元表現です。
いわぶちさんの絵皿。
「ゴスペンシル」なんて便利なものがあるのですね。
細線が苦もなく引けます。
それぞれの表現をオリジナルな形で磨いてるわが工房生たち。
創作は、放し飼いでこそ深化していくのだなあ(教える側はらくでいーわ)。
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前日に挽いたラーメン土鍋が、組み合わさって完成形に。
フタの持ち手は、ろくろ挽きの外観をまんま残して、内側だけ削りました。
長板に移すときについた指あとの荒っぽい風景で、フリルみたいなアクセント。
日曜日は、意外なほどヒマ(ここんとこ毎週!なんで?)。
またろくろ挽きの時間が取れたので、こんなタイプの土鍋もご紹介。
深めに挽いた碗ぐり鉢の辺縁を大きく端反らせておいて、弓で切って造形します。
そのまま取っ手にしてしまおうという算段。
お手軽でしょ?
カツとじ、アヒージョ、雑炊・・・このタイプも結構使えますよ。
お試しあれ。
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