未知の恐怖、未経験地震！

　現代人が知らないだけで、地球上には様々な天変、地変が繰り返されてきた。　現在、発祥している地球上の地震は、可能性を考えれば、極限の地震の１００分の１にも満たないものであろう！

　日本が大陸から分離して島となったのも間違いない事実であろう！　人間が知り得る範囲の知識では地下のマグマの変化や活動については無に等しかろう。

　この度の熊本地震は未だ、進行中である。　これで収まるなどという保証は何処にも無い。　特に地盤が横にずれるという断層地震である。　ずれた先にも、ずれの元でも、緊張が高まっているはずである。

　その緊張が解れるまでは新たな地震が発祥し、延長する。　あの東日本の地震での地盤沈下が良い例である。　海岸線が東に１ｍずれたと言う。　その結果、地盤は1ｍ沈下した。

　今、何が起きているかと言えば、40ｃｍほど、隆起していると言う。　何故かと言えば、地盤は時間を掛けて伸び縮みしているからだ。　現在の学者達の判断では、この断層の動きと、其の遥か下のマグマとの関係については、あるとも無いとも言えないと言う。

　だから、この断層による地震が、阿蘇山の噴火に繋がるかどうかも不明である。　自分達が経験していないから、震度8以上の地震が起きれば想定外で片付けるのだろう！

　しかし、もう一段大きな断層地震が起きないとは誰も断言出来ない。　極端な発想をすれば、日本列島が二つに割れるような地殻変動が起きても、それも唯の想定外に過ぎないのだ。

　地球の寿命から見れば数千年なんて、一瞬である。　宇宙の寿命から見れば、地球の存在そのものが無に等しいのだ！

　それほど騒ぐことは無い。　天変、地変に出会った人が、運が悪かったのだ。　生きている者は、生きていることを満喫すれば良い。　死を恐れたり失うことを恐れる愚かさを知るべきです。