絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

東野圭吾最新刊?

2006年09月20日 23時15分43秒 | 
赤い指

講談社

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これですよ。まさに、現代の親子、家庭をリアルすぎるくらいに
書いていて恐ろしいくらいです。
いままで、この人の本あまり集中できませんでした。。。
(人気作家なんですよね?)
しかし今回は違いました、一気に読み終わりました。
怖いです。でも、おすすめです。

受験の話題で

2006年09月20日 01時00分51秒 | 子ども
「数学」のでき不出来が進路を分けることは前にも書きましたが
成績を上げるのに、実際最も困難なのは「現代国語」ではないかと
思います。
「古典」「漢文」は「英語」に近く、暗記プラス積み重ねでクリアー
できるものですが、この二つは高校1年の段階で味方につけて
おくべきです。そうしないと、着実に点数取れる部分を
2年や3年でやっている暇はないと思うからです。
(吸収のいい子どもさんは別ですが)

古典文法は、文法の本の裏表紙かにまとめて一覧になっている
あれを丸暗記、活用と接続、助動詞助詞の意味を把握し
文法の練習問題をやればできるようになります。
さして時間や労力のかからないこの作業を後回しにすることによって
国語そのものが鬱陶しいものに変わっていく場合もあります。

本題にもどり。。。現代国語の点数を上げるには、では
いったいどういうことが必要なのでしょうか?
教科別対策法、などと本もいろいろあるでしょうが
結局はありきたりなことしか書いてなくてがっかり、
ということも多いですね。
現代国語も、やはり、問題文をよく読んで、などと
言われなくてもわかっている、とっくに実行していても効果が無いぞ
というものが多いと思います。
本をたくさん読んで、とも言われていますが、本当に
そうなんでしょうか?受験期になって本をたくさん読めば
自動的に現代国語で点がとれるようになるでしょうか?
とても、そんなふうには思えません。

もし、長文を読む習慣がないならば、やはりできるだけ本を
読むようにすべきでしょうが、その際に「なぜ?」という問いかけを
自分のなかに常に持っていることが大切ではないかと思います。
新聞でも、小説でも随筆でもいいのですが、
なぜこのように筆者は書いたのだろうか、あるいは感じたのだろうか、
というような思いを持ってその文章を読む、ということです。
書き手の気持ちに沿う、ということが
すなわち、出題者の意図をも見つけ出すことになるからです。
これは、案外実生活のコミュニケーションのとり方と
似ているかもしれませんね。
(以上、昔とった杵柄から)




どうしたら(続編)

2006年09月20日 00時20分43秒 | 子ども
どうしたら子どもが勉強するようになりますか?という
実にストレートな質問に、何も答えられなかった私ですが
また、受験についても、何も成功体験があるわけでもありませんが
親と子どもという関係でいえば、
子どもが受験というハードルを前にしたとき
どんなことを考え、どちらに向かって走っていくかは
それまでの親の(子どもに対する)姿勢というか、方針というか
もっといえば、親の人生観というか
そういうものが、大きく関わっているのではないかと
渦中でなくなった今、ふと考えます。
受験期になったからといって、急に「勉強だ!」と
騒いでも、子どもの中に「具体的な展望」がないのではないかと
思うのです。

子どもが、親の指し示す道にそうかどうかは別として
親は、人生経験の浅い子どもにかなり具体的な世界観(人生観)を
教授すべきであると思います。
自分の歩いてきた道がどのようなものであったか、
それが良かれ悪しかれ、今の自分があるということを
率直に話してやることが、より子どもは自分のこれからを
夢物語ではなく、実直にイメージできると思います。

人はいくつもの人生を生きられるわけではありませんから
自分はどういう風に生きていきたいのか
実現するかどうかはわからないまでも、実現するためには
どの道を歩いていったらよいのか、
そういうことをより具体的に考え、今勉強することは
将来の自分の道のはじまりであるということを
子どもとよくよく話し合うことは大切なことのように
思います。

結局は、やるしかない、ので
いずれにしても頑張ってもらうしかありませんが
「どうせできない」などと決して投げやりにならないよう
その子どもができてもできなくても
親にとって、何者にもかえがたい大切な存在である、ということを
何よりいつも言葉に出して親は伝えないといけないでしょうね。
(意外に「大切な子どもだよ」と言っていない親が多い)




本の紹介が

2006年09月19日 23時49分28秒 | Weblog
gooの書籍のおすすめ投稿の記事が出ない。(不具合)

「佐賀のがばいばあちゃん」(島田洋七 著)
「赤い指」(東野圭吾 著)
この2冊、がががーっと読めてしまいました。
「佐賀の」は面白くてすぐ読めます。
「赤い指」。。。この本はすごく怖い本です(ホラーじゃないよ)
ほんとうに怖いです。こういう少年、あなたのすぐそばにもいそうです。
そして、なにより、この父親のような大人、母親のような大人が
ごろごろいて、それが「普通」化してるんじゃないかという恐ろしさ。
最後、おばあさんのことはちょっと現実離れしてると思いました。
(もし、お読みになったら、コメント下さいませ)

あと、あまり一般的でないけど
「教育黒書」(八木秀次 編)
ここ数年以内に書かれたものばかりを編集しています。
今の公教育の実態が書かれています。(著者はいろいろ)
読めば読むほど、知れば知るほど「なんということか!!」と
きっと腹立たしくなることでしょう。
(血圧があがりますよ)



キツツキ?

2006年09月17日 11時37分22秒 | Weblog
ちょっと前から、なにかコツコツ、コツコツ音がしていた。
また、鳩かカラスにうちの犬が餌をとられて
それをフェンスに打ち付けて砕いてるのかな、なんて思っていた。
ところが…

昨日音のするほうを見てみたら、木の枝にスズメよりちょっと
大きいくらいの赤い鳥が、枝をこんこんしているのを発見!
へ?キツツキですか?
でも、自分の知っているキツツキとは違う。
しかも、1羽じゃない。
え~~~~、うちの木、枝の中にも虫がいるの???
ちょっと、あせります

野鳥図鑑で見ても、コゲラは黒白だしアカゲラもちょっと違うような気がする。
でも、木をこんこんする鳥の総称がキツツキだそうだから
このへんな鳥もキツツキなんでしょね、
庭にキツツキここは山奥なのか

そういえば、何年か前の話だけど
実家(結構町なかにある)の犬が、「ふくろう」に襲われた
ことがあった
うっそ~~~~!と思ったけど、ほんとに背中を鷲摑みされたそう
(ふくろう摑みか?)
怪我してかわいそうだった犬は18歳でご臨終となりました。。。

地産地消

2006年09月16日 14時08分29秒 | Weblog
最近、自宅近くのJAでお米や野菜、果物をちょくちょく買います。
農家の親戚はないので、ほんとにおいしいお米を食べてる人が
うらやましいですね。

このJAは、お米を1キログラムから精米(好きな加減に)
してくれるのであり難いです。
うちは、5分つきか7分つきが多いですかね。
7分つきは、ほぼ白米と変わらない感じですが
全く白米しか食べたことのない人には、違うように思うかも。
3分つきはかなり色目も茶色く感じますかね。
今は炊飯器も優れていて、これくらいなら、白米と同じ炊き方で
充分柔らかいです。(水分の吸収が良いのか?)

あと野菜果物は、季節ものがやはり多くて
みな生産者のお名前シールつき
いますごくおいしいのは巨峰です。
糖度が23くらいってお店の人が言ってました。
流通には乗せられない「かた崩れ」ですけどね。
粒がそろってないのですが、これが(ようはあまり数がないので)
すぐ売り切れてしまうのです。

そんなに種類とかないのですが
逆にスーパーには売ってないようなものもあったりしますよ。

スーパーではあまりみかけないけど、
今毎日のように食べてるのが
ししとうによく似た形の(もう少し細長い)「あまなが」
焼いて、しょうゆをつけてただそれだけでおいしいです。
ししとうのように、「う!当たった」みたいな辛さはなく
辛いの苦手な人も大丈夫。
卵とかは値段高めですね~230円くらい。

冬場には、おかしのように甘~~~い!みかんが激安で
このみかんを買いに毎日行っていました。
もっと、いろいろ商品出して欲しいなあ。。。。

難しいのは

2006年09月15日 23時52分39秒 | 子ども
2002年導入の新しいカリキュラムでは
学習内容がそれ以前の3分の2に削減されたことは
もうほとんどの親が知っている。
小学校、中学校と同じように減らされた。
それでは、高校受験の際には減らした内容のみから
出題されるのだろうか?その辺のところ、よく知らない。

はっきりしているのは、高校に入った、その先は
かつてと同じ内容のものが待っているということだ。
つまり、小中とものすごくはしょった勉強しかしなかった
そのつけを高校で払わされるということなのだ。
これって、結構大変なことです。


どうしたら,,,,,

2006年09月15日 23時11分01秒 | 子ども
昨日の研修会で、なんと10年ぶりに再会したお産仲間の人に
「唐突なんだけど、どうしたら子どもが勉強するように
なりますか?高校受験、お兄ちゃんのとき、どうでした?」と
聞かれました。
「う~~~ん、いい方法があったらわたしが聞きたい」と
言いたいところ。実際、なかなか親の言うことは聞かず
同じことを友だちや近所のおじさんとかに言われると
変に納得してたりしましたっけ。。。

なにか、実践的なことを言ってあげたかったけど
研修の直前で時間もなく、タイムリーなことを
言えず、申し訳なかったです。
電話番号を教えて、といわれたので、これでいつでも
あの人が時間あるときに電話してこられるでしょう。

それにしても、受験というのは
まじめな親であればあるほど、なかなか息苦しいものです。
自分でないところが更に鬱陶しく
気ばかり揉めて「ダイジョーブカ~~~」コールが
こだまする毎日でした。。。(うちの場合)

よく、口は出さずに見守って、とかカッコイイことが
受験生の親としての心得だのっていうけれども
ほんとにそういうふうに「客観的」になれるのか?
一喜一憂、右往左往・・・本人以上に冷や汗たらたら・・・
よほど無関心な親以外は、みな似たようなものじゃないのかしらん。

地域活動つづく

2006年09月15日 12時17分36秒 | ボランティア
昨日は朗読奉仕の研修会、今日はこれから実際の対面朗読。
昨日の研修では、実際の朗読の声のトーンが暗くなり
ああ、いま気分が暗かったですね、気も入ってなかったです
と言ったら、笑われてしまった。

なにか気をとられることがあると、すぐ反映してしまいますね。
集中できないというか、それをきちんとできるのがプロなんでしょう。
あと、熟年の方はほとんどの方がほぼ完璧!なまでに
練習してきて、もう、先生が注意するところがないくらいなんですね。
ほんと、脱帽であります。
なかなか、どれをやっても、中途半端だ~~~~~~(自分)

前世ってあるの?

2006年09月14日 23時05分21秒 | Weblog
「オーラの泉」とかっていう番組。
たまーーーに見ること有り。昨晩これを見て眠れなくなり…

江原啓之さん、前世のことまで見えるんですか?
三輪さんも?
自分には何も見えないしわからないので
それが本当かどうかもわからないけど。

人間は必ず人間に生まれ変わるの?
ねずみやゴキブリに変わることってないのか。
(ちと、くだらん疑問)

話は番組に戻る。。。今自分が打ち込んでいることが
ひょっとしたら前世の記憶とやらを引きずっていて
現世の自分自身の選択ではないかもしれないと
テレビを見ていてふと思った。。。そしたら眠れなくなったのだ。
れれれ、うそ!?ひょっとしたら、あれもこれも
本心の自分でなく、過去生の自分がなせる業?
そんなァ~~~~~

ここ3年ほど前から、急に和ものに傾倒し
日本を意識するようになった。特に江戸時代~明治初期。
エエ~~~~ッまさかその時代のなんかが来たとか。
そんなことはないでしょ。
でも、母方の祖母を身近に感じるときはある。
祖母は、バリバリ「明治の女」
カノジョの一生を語れば「人生波乱万丈」一巻出来上がります。

その手のことはあまり考えたくないので
このへんでやめときますわ。
自分の「前世」に興味のある方は『前世占い』見てください。

私の前世は「公家」笑えますが結構あたってて恐いよ。

怪しくなってきた

2006年09月14日 09時18分43秒 | Weblog
同居の「オオクワガタ」の生存が怪しくなってきた。
昨日、ふとみると、オスがケースのふちの方で
ひっくり返っているではないか!?
キャーーーーーーー

大慌てで、もらった「オオクワガタの飼育法」の
プリントを見る、、、
もう気温が下がってきているので、土にもぐる準備を
してあげないとダメなのだ。
ということで、急遽飼育マットに水分を加え
ケースの3分の2くらい入れた。
産卵木は別にしてマットに埋めておくのだそうで
それもやり・・・
はぁ。。。夜中に新聞紙広げて大変なことだった。

さっき見たら、えさ台の後ろにふたりとも(オスとメス)
隠れていたから良かったけど。。。
これで機嫌よ冬眠?してくれるのか?
不安です。

本加賀

2006年09月14日 09時05分54秒 | きもの
↓の記事で、本加賀友禅が「3桁」は間違いです、勿論
そのあとに、ゼロが4個つきます。早い話が100万ということですね。
それでもこれがデパートに出ると、倍近い値段になりますね。
(無縁の世界)

とあるブログで、着物も最高級(人間国宝)のものをたくさん
着ておられる方の画像が紹介されていました。
「一億総中流」というのも庶民だけの感覚で
実際日本に貧富の差はあるのね、と(着物雑誌の中だけでなく)
思い至りました。(遅い?)

有松

2006年09月13日 23時16分50秒 | きもの
今日は大雨の中、姉ふたりを乗せて有松まで行きました。
絞りの「笹加」の展示会を見て、その後
「小や町」でお昼を食べる予定でした。

雨の日って、どうしても道が込んでしまいますね。
今日も予定より随分と時間がかかってしまいました。
おまけに大高から曲がったから、余計変な道に入ってしまって。
ナビがあっても自分の走っている道がいまいち
把握できなくて迷う、ということが私にはよくあります。


展示会は例によって目の保養、と思いつつ
いいものはやはり心惹かれます。
絞りは本当に気の遠くなるような技術ですね。
具体的に帯などを当てていくと、さらに
いいものです。


特にいま何かほしいものもない私はぶらぶらしていましたが
姉は一点お買い上げ。良いものです(値段も)。
本加賀の黒留袖なども見せて貰いました。
3桁に限りなく近いお値段の作家物は ←「3桁」ではなく「7桁」です
ずっとずっとその柄を見ていたいような
美しい絵を鑑賞しているような、そんな不思議な気持ちに
なるものでした。

あと、河村織物さんの「爪綴れ」の帯などもいくつか見ました。
紀宮さまがご結婚のときに締めておられた帯も
この会社のもので、それも同じものがありました。

どうして画像がないのかって?
それはねーーーー!デジカメを忘れたのです!!!!

肝心なときに.........
「小や町」の画像もないのだ
土曜日かな?たまたまテレビをつけたら『ぐっさんち』で
ランチコースの懐石をやってましたね。

女性に人気がありそうな、繊細で気持ちのこもった
おもてなし懐石。。。とってもおいしかったです。