今日の絵日記の絵(写真)は、三枚、写真・左より写真1~写真3とする。
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今日、稲刈りをする田を見ると二箇所程、稲が倒れている。
「猪にやられた」と云った。
えぇ!猪が出るのと思った。
電気柵を越えて進入した様である。
刈取り作業前の準備として、刈取り機を入れるスペースを鎌で刈り取ることから始まった。(写真2)
刈取り機は、ガソリンエンジンを動力源とする一条刈りのもので、左側に刈取る列と次の列を区分けするパイプの棒が出ている。
反時計回りに刈取っていった。
一周したあたりで「やってみろ!」と言うので、いそいそと交代させてもらった。(写真1)
刈取り機は田の表面の状況により大きく傾いたり、傾いた弾みで方向が変わったり、観ている様な容易い雰囲気でない。
力仕事である。
刈取る技術(順番)も、田植えの状況を把握しておく必要があると痛感した。
田植え機は直線植えであるから、田の形状によって列が途切れたりしている。
稲刈り機を入れた処の反対側の短辺は刈らず「素通りして・・」と言う。
指示されるとおり刈り取って行ったが、指示された事が刈取られた田の株を見て理解した。
”虎刈り”状態と成りながら作業を続けていると「代わろう」と言うので、交代した。
そうすると、中央部分を刈取っているではないか。
尋ねてみると「”いなぎ”を造る場所を確保する」ためと言う。
”いなぎ”は稲を乾燥させるために稲掛けするものである。
何の作業をするにも「段取り」は重要であることが分かる。
「段取り八分」と言うことか・・・
昼食の時「農耕器具を維持するために米を造っている様なもの」と言う言葉が重たかった。
農耕機材の修理や維持する費用を米を購入する費用を比べると「米を買った方が安い」と云う。
意味は違うのかも知れないが、1960年代?の「三ちゃん農業」と言う言葉を想い出した。
昼食後、残りの刈取りを済ませ、刈取った稲を乾燥させる作業を手伝った。(写真3)
乾燥させるためには隙間をあけて吊るした方が良いのではと思ったが、違っていた。
山に挟まれた川と道路(国道)に隣接する場所であるため、風が強く吹くことから詰めて吊るさなければ吹き飛ばされるとの事であった。
次に、吊るされた稲わらの茎部分から雨水が浸入しないように”屋根”となる稲わらの束を上部に敷き詰めていった。
ただ置いただけで風で飛ばされるのでは?云う疑問があった。
稲穂が垂れて重しとなって飛ばされることは無いと言う事であった。
終わってみれば、着ている衣服は汗でびっしょりであった。
シャワーを使わせて頂き、着替えを済ませると爽快な気分となっていた。
ジムで流す汗と違っている感じがした。
そして、こんなことを思った。
身体の汗は年齢とともに、身体から、そして顔から汗を出すようになって、やがては頭から汗をかくようになると言う。
身体から出る汗を感じて、今ある”元気=健康”が、嬉しく思ったことを付け加えさせて頂きます。
私が担当した箇所で、虎刈り状態と成って、鎌で急いで刈取る等の体裁を整えたことを告白したい。
そして、この事によって、収穫が減量したのではないかと気に掛けながらも、体験させてもらったことに感謝申し上げたいと思います。
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今日、稲刈りをする田を見ると二箇所程、稲が倒れている。
「猪にやられた」と云った。
えぇ!猪が出るのと思った。
電気柵を越えて進入した様である。
刈取り作業前の準備として、刈取り機を入れるスペースを鎌で刈り取ることから始まった。(写真2)
刈取り機は、ガソリンエンジンを動力源とする一条刈りのもので、左側に刈取る列と次の列を区分けするパイプの棒が出ている。
反時計回りに刈取っていった。
一周したあたりで「やってみろ!」と言うので、いそいそと交代させてもらった。(写真1)
刈取り機は田の表面の状況により大きく傾いたり、傾いた弾みで方向が変わったり、観ている様な容易い雰囲気でない。
力仕事である。
刈取る技術(順番)も、田植えの状況を把握しておく必要があると痛感した。
田植え機は直線植えであるから、田の形状によって列が途切れたりしている。
稲刈り機を入れた処の反対側の短辺は刈らず「素通りして・・」と言う。
指示されるとおり刈り取って行ったが、指示された事が刈取られた田の株を見て理解した。
”虎刈り”状態と成りながら作業を続けていると「代わろう」と言うので、交代した。
そうすると、中央部分を刈取っているではないか。
尋ねてみると「”いなぎ”を造る場所を確保する」ためと言う。
”いなぎ”は稲を乾燥させるために稲掛けするものである。
何の作業をするにも「段取り」は重要であることが分かる。
「段取り八分」と言うことか・・・
昼食の時「農耕器具を維持するために米を造っている様なもの」と言う言葉が重たかった。
農耕機材の修理や維持する費用を米を購入する費用を比べると「米を買った方が安い」と云う。
意味は違うのかも知れないが、1960年代?の「三ちゃん農業」と言う言葉を想い出した。
昼食後、残りの刈取りを済ませ、刈取った稲を乾燥させる作業を手伝った。(写真3)
乾燥させるためには隙間をあけて吊るした方が良いのではと思ったが、違っていた。
山に挟まれた川と道路(国道)に隣接する場所であるため、風が強く吹くことから詰めて吊るさなければ吹き飛ばされるとの事であった。
次に、吊るされた稲わらの茎部分から雨水が浸入しないように”屋根”となる稲わらの束を上部に敷き詰めていった。
ただ置いただけで風で飛ばされるのでは?云う疑問があった。
稲穂が垂れて重しとなって飛ばされることは無いと言う事であった。
終わってみれば、着ている衣服は汗でびっしょりであった。
シャワーを使わせて頂き、着替えを済ませると爽快な気分となっていた。
ジムで流す汗と違っている感じがした。
そして、こんなことを思った。
身体の汗は年齢とともに、身体から、そして顔から汗を出すようになって、やがては頭から汗をかくようになると言う。
身体から出る汗を感じて、今ある”元気=健康”が、嬉しく思ったことを付け加えさせて頂きます。
私が担当した箇所で、虎刈り状態と成って、鎌で急いで刈取る等の体裁を整えたことを告白したい。
そして、この事によって、収穫が減量したのではないかと気に掛けながらも、体験させてもらったことに感謝申し上げたいと思います。