時々登場する、我が家の”犬くん”である。
雌なのであるが”犬ちゃん”では、変なので”くん”とした。
いま、私は椅子に座って音楽を聴いている。
この様に足を組んでも組まなくても膝の上に乗っかってくる。
最初は”ブルブル”震えていても、暫くすると、寝息を立てて静かになる。
私家では、暖房というものを日常的にしない。
粗悪な造りの我が家では、暖房している部屋と、していない処との温度差が大きくなることを嫌ってのことである。
室内で飼う犬は体毛の生え方も違ってくるという。
寒さに堪えるため、冬には細い体毛が生えるらしいが、室内で飼っていると退化して生えなくなると言う。
その(室内で飼うという遺伝子を継承している)為か、我が家の”犬くん”は寒さに弱い様である。
つい先ごろまで(?)歌っていた「犬は喜び・・・猫はコタツでまるくなる」という歌詞は間違いであったのか、と思うのである。