空白の一日が埋まらない。
全国をバイクで周遊する目標を立て、実行しているが、行ったという”証”を整理している。
2007年7月下旬から8月上旬にかけ「東北五大祭り」を観にいった。
この時の一日の記憶が無く、空白の一日となっている。
岩手県盛岡市に宿泊し「さんさ踊り」や「石割桜」などを観て周り、青森県五所川原市の「ねぶたまつり(立佞武多)」への移動途中で青森県の岩木山に行った。
ここでアクシデントが起きた。
バイクの駆動ベルトが切れて、走行不能となった。(詳しくは「バイク旅行の出来事 そのⅡ」を観て頂きたい)
青森市内の修理工場に修理を依頼し、代車によってツーリングは継続しバイクの修理完了、受け取りの前夜は山形市の「花笠踊り」を見物して、翌朝(バイク受取の当日の朝)青森に向け北上した。
13時頃、修理工場に到着出来た様に思う。
修理の処理や、雨天時に使う手袋を購入後から、青森(記憶上の)~長野の間で家族に安全上「長野で一泊する」旨の連絡を入れ、長野市での宿泊記憶や記録が無い。
JR山形駅近くのホテルから、青森市の修理工場を経由し、JR長野駅近くのホテルまでの距離は1240Km(高速道路利用)である。
山形のホテルでは、朝食を頂き余裕をもって出発している。
記憶の到着地・長野市へは”日の明るい時間”に到着しチェックイン(バイクの駐車をホテルの指示で、市営の立体駐車場に駐車)している。
夏の日中が長いといっても、ホテルのチェックアウトから記憶のチェックインまで約10時間である。
青森市の修理工場での処理で一時間としても、140Km/時で九時間走行したことになる。
青森市あたりで宿泊していなければ、私は”異次元”にいて存在していなのでないかと思われる空白の一日である。
地図を眺めたり、写真を見返したりしているが、記憶と現実に整合性がなく、記憶が定まらないのである。
今日の絵日記の絵(写真)は、この様な事を思い出させた「ねぶた祭り」としました。
左:五所川原立佞武多 中央:青森ねぶた 右:弘前ねぶた