HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

solitude standing

2005年10月04日 | 音楽・映画・本
『孤独(ひとり)』というような邦題が確かつけられていると思うのですが、ニューヨークのシンガーソングライターのスザンヌ・ベガの代表的アルバムのタイトルです。これに入っている曲で「ルカ」という幼児虐待を歌った歌は結構今でもかかると思います。なんかGLAYの曲でこれのイントロとかぶる曲があったな~。

今でもある『SWITCH』という雑誌ですが、これは私のかつての愛読書でありました。最近はぜんぜん買いませんけど。その昔の『SWITCH』は結構、ニューヨーク系が好きでスザンヌ・ベガの詩とかも載せてました。私は実は輸入盤しかもってないので、日本語訳は自分勝手にしたものしかないのですが、彼女の詩にはとても惹かれます。冷めた憂鬱と表現されているのがぴったりな感じで、そのブルーなところが妙に好きなんです。

一人でぽつんとカフェに座りながら、道を行き交う人とか隣に座っている人を見て、詩を書いている・・・そんな感じです。いろんな人の孤独の叫びが彼女には届いているかのよう・・・

急にこのアルバムを思い出したのは先日深夜にNHKかどこかで「孤独死」をなくすように運動している人たちを特集しているドキュメンタリーがあったからです。なんと、30代後半から50代ぐらいのいわゆる働き盛りの男性に多いそうなんです。そんな中で50才でなんとか生きる力を取り戻そうとしている男性がいて、見ていて涙が出そうになりました。50才よりずっと年寄りに見えるんですよ。なんでも、脳いっ血で身体が思うように動かなくなって、仕事もできなくなり会社を辞めたそうです。しかも奥さんとも離婚して子どもも奥さんのところにいって、ひとりぼっちで仕事も見つけようと努力はしているのにうまく行かず、だんだん生きるより死ぬほうを考えてしまっていたという人でした。でも、孤独死をなくそうとしているある男性と出会って、生きる方に希望を持てるようになったということです。

でも、なぜ奥さんは離婚したんでしょう。つらい時こそ助けてあげないといけないのにね。夫婦の関係はもちろん他人からはわからないけど・・・こういう時にどれだけお互いに愛しあって結婚したかということの判定がでるんでしょうね。いい加減に結婚なんてしたらだめなんですよね。できちゃった結婚なんかもそうですよね。うまくいく場合ももちろんありますけど、そうなるとロシアンルーレットみたいに結婚も賭けなんでしょう。

って話はそれましたが、そのドキュメンタリーを見ていて、そういう人を増やしては絶対にだめだって思いましたね。人はやっぱり誰か聞いてもらえる相手が必要なんですよ。私の伯父が言ってたように「人」という漢字を見れば、ほらささえあっているように見えるわけで、一人では生きていけないんです。誰か自分に耳をかたむけてくれる人がいてくれれば、救われることがいっぱいあるんです。

大人に限らず、子どもだって、若者だって、皆何かを語りたい・・・ゆえにこうして私みたいにブログ書く人が増えているんですよね。

私は実は生き方がへたな人に弱いです。何かしてあげないと・・・と思うタイプです。それで家族にいつもやり過ぎと叱られます。ゆえにしてあげたいけど、できないことも多々あります。難しい問題ですね。
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エアロビクス

2005年10月04日 | 音楽・映画・本
私はどちらかというと不健康かもしれない・・・というのはスポーツをあまりしないからです。といってもテニスとか卓球とかスキーとかやれと言われればするし、案外バドミントンは好きかもしれないな~。泳ぐのもクロールなら。

見る方は結構好きなんだけど。サッカー・ラグビー・F1(琢磨さんはどこへいってしまうのでしょう・・・バトンもかっこいいけど・・・ってF1知らない人にはなんのことかわからないですよね・笑)

でも、高校時代から大学にかけては体育ではダンスの授業になるとはりきってましたね。高校ではちゃんとバレエの練習着のようなレオタードがあって、それを着て授業を受けていたんですよ。恥ずかしいですけど(笑)大学では宝塚で大地真央さんとかを教えていたという先生が教えにいらしてて、厳しかったけど、私はすごく楽しかったです。

ジャンルはちょっと違うけど、そして前にも書いたことありますが、その後社会人になってからパントマイムをやったことがあるんです。あれはかなりきつい柔軟体操でしたね。壁があるみたいなのは結構簡単ですが、風船をふくらませるのやら、はしごの昇り降りとか・・・筋肉痛になります(笑)

イギリスにリンゼイ・ケンプという演劇人がいるのですが、彼の主催するパントマイム劇団にあのデヴィッド・ボウイもケイト・ブッシュも一時期所属してパントマイムをやっていたらしいです。実際私はリンゼイ・ケンプの演劇を映像化した「真夏の夜の夢」や舞台も見たことがあるのですが、すばらしかったです。やや無気味ではありますが・・・私の好きな世界であります。

ゆえに私がパントマイムのまねごとをしたくなるのは当たり前で、そのワークショップに参加したものの、こんなにきついのか~って思いましたね。Tシャツを絞れましたもの(笑)でも、終わった後は気持ちよかったな~。ああいう気持ちよさならまた経験したいな~と思ってました。

今日はある成りゆきでエアロビクスなるものをさせられてしまいました。習いにいったことなんてないんですけど、結構やってみるときつくて、汗がいっぱいでて、案外気持ちよかったです。この日のエアロビクスの先生は実はある子役さんのお母さんだったのですが、とても感じのいい、まあたとえるなら乙葉ちゃんがちょっと年を重ねたかんじの方で、素敵でした。

でも私はやっぱり家に閉じこもって本読んでいる方が合いそうですね。ってサマーソニック行ってる人間がいう台詞ではないですよね(笑)・・・実は本当のところ、家にこもって一人でゆっくり読書をするのが最近の私のあこがれです・・・だって毎日忙しすぎるんですもの。
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コスモス畑

2005年10月04日 | 音楽・映画・本
もうこんな季節になったんだ。今日、咲き誇るコスモスを見て思った。

あいにくの雨だったけど、ある行事に参加した帰りにちょっとふらふらっと歩いてみた。すると川の土手の横にコスモスが咲き誇っていた。実はこのコスモス畑には去年の今ごろも訪れたことがある。そして、映像に納めて、あるPVに使った場所だ。

実は幼い頃はコスモスをちょっと憎たらしいと思っていた。というのも住んでいた家の庭になぜか秋になるといっぱいコスモスが咲き、最初はきれいだと思って、部屋に飾ろうとか、おままごと(子どもだったので・笑)に使おうとか思うんだけど、いざ1本折ろうとしても折れない。すごくしぶといんだ。顔はかわいいのに根性たくましい・・・そんな感じかな(笑)それで、ついにあきらめて「勝手に咲いとけば」って捨て台詞を残し、それ以来コスモスを花のジャンルに入れるのをやめた(笑)・・・まあ、当時の私にしてみれば、花は花瓶に飾れるという感じだったのだろう。

でも、大人になって、コスモスを見直した。あのたくましさ、柔軟性、結構学ぶところあるんじゃないかって。花に何を学ぶんだ!って言われるかもしれないけど、どんなに強い風が吹こうが雨がたたきつけようが、そんなことで折れたりしはしないで、しかもいつも美しさをたたえているコスモスは人の生きざまにもヒントをくれるのではないかって。

私はそういう願いもこめて、あるPVにコスモスを入れたのでした・・・
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