旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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IPO神戸物産が1000株来てしまいました(20)

2006-07-31 22:05:14 | 株式投資・資産運用
 バリューコマースよりも重要なのがこちら。

 株価はじり安傾向で上場来安値を更新中です。業績未達の懸念はあると考えています。

 会社IRへのメールでも書いておいたのですが、株式分割と優待の新設については、コスト面を除けば実施するための障害は基本的には何もないと考えられます。

 個人株主が増加するのはよいことでしょうし、分割で最低投資額が下がることで、ごく一般の個人投資家は株式を買いやすくなります。
 優待も含めた実質的な配当+優待利回りは、優待の内容や配当(現在は30円を予定)にもよりますが、優待実施すればそこそこのものとなるでしょう。

 また、優待は「抑止力」としての意味も持ちます。売ろうとするところを、優待があると「まあ、持っておこうか」となる場合はそれなりにあるでしょう。

 また、事業内容は「業務」スーパーですが、顧客は一般の消費者の比率が高いです。優待も事業内容と直接関わる中味で設定することがしやすいですし、その事が知名度をあげたり、顧客→株主の流れをつくることにもつながりやすいです。

 以前のIRからの回答では、分割は前向き、優待は検討しているが前向きとは言えないという印象を持ちましたが、株価がだるい動きとなっていることもあり、会社としても優待新設の方向で具体的な検討がすすめられているのではないかと考えています。

 業績予想の達成、株式分割(1:2程度)、株主優待新設、大証一部・東証一部上場、これらの条件がそろえば、株価は今の位置にとどまっていることはないでしょう。

 ただ、肝心の業績予想達成の面での不安感があり、そうなると、さらに損失が拡大する事態も十分に考えられます。

 なかなか、悩ましいところではありますが、当面は当初の方針を維持するつもりです。つまり、下落は買い。
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IPOバリューコマースが1株来てしまいました(3)

2006-07-31 21:53:11 | 株式投資・資産運用
 ということで、本日は期待のIPOバリューコマースの公開日でした。

 結局、初値売却となり、公募31万、初値43.8万で、12.8万-売買手数料400円で、確定利益が127600円です。

 F社の初値予想は55万円。最初はこれより若干低いところで指値をしていました。寄り前の気配を見ると、40万強というところ。これは弱いと見て、注文を成行売りに変更しました。

 結局、初値から上下1割ぐらいの値幅で売買され、終値は初値を割り込む42.4万で終わっています。出来高は90,520株と非常に多くなっており、目先、注目を集めたということで、デイトレも含み売買高はふくらんでいる感じです。

 まあ、IPO相場が活況で新興市場も盛り上がっているような時点であれば、初値は倍、あるいは3倍となってもおかしくない銘柄ではありました。
 が、こうした不安定な地合いの中、とにかく初値買いというような人は少なくなっているのでしょう。

 PER70倍とか100倍とかいう数字は、通常の投資尺度から考えれば、成長性を加味したとしても、とても買えません。目先、自分より高く買ってくれる人があると信じる「よりバカ」理論にでも依拠しないと買えないです。

 この銘柄はここから株価が2倍になっても驚きません。逆に、目先は公募31万を割り込むようなことはまずないように思いますが、中長期では株価は大きく下落する可能性も十分です。
 
 個人的にはこの銘柄はいつものIPO銘柄と同様で「はい、これまーでーよー」の「あとは野となれ」状態です。

 イートレに資金を集中させてゲットした銘柄ですが、結果は失敗ではないけれども大成功とも言い難いというようなものでした。このあたりは地合いが大きく影響するところですので、致し方ありません。

 集中させていた資金の多くは一度引き上げて他の口座に分散させることになるでしょう。
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