旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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小選挙区制はダメ

2009-09-02 23:33:20 | その他
 衆議院議員選挙が終わりましたが、マーケットはほぼ事前にこの結果を織り込んでいたかのように、
さして反応しませんでした。

 結果はともかく、個人的には小選挙区制というのは、基本的に「死に票」が多くなるという点で以前から反対です。

 衆議院の優越があるという現在の形の中では、衆議院というのは、民意を相当程度正確に反映する必要があると考
えるからです。

 現代の政治が政党政治を基本とするということを是認するのであれば、衆議院は基本的に比例代表の制度を基本にし
極力民意を反映する形にするのが適当でしょう。ある程度、人口が少ない地域からの選出比率を高くするというような
ことは考えてもいいかと思います。

 現在の選挙制度であれば「比例代表」の部分がこれにあたります。

 個人への投票を重視するのであれば、比例代表の名簿については、政党が順位をつけるのではなく、個人名での投票
が多かった順に当選する形にすればよいかと思います。

 小選挙区制というのは「AかBかどっちか」を決めるのならいいのですが、実際の国民の支持というのは2大政党だ
けではないわけで、制度として政権交代ができやすい仕組みを作るというのは、やはり本末転倒のように思われます。

 ここに、いわば「水と油」のような比例代表をくっつけるものだから「復活当選」とかいうわけのわからんものが
出てくるわけです。

 衆議院はこのようにしておき、参議院は衆議院のコピーでないような仕組みにする。こちらは、金がかかるとかで
批判もあったようですが、「全国区」とか「ブロック別個人投票」のような形で、いろんな人、それは別に各団体の
利益を代弁するような人であってもかまわないから、が出られるような仕組みをつくり、二院のキャラクターを異なった
ものとするような仕組みがあるとよいかと思います。

 この、ドッタンバッタンと雰囲気やムードで大きく2大政党間で議席が動く小選挙区制というのは民意を正確に反映
しない(どっちか一つ選ぶのなら民意の反映かもしれんけど)という点で、やはりいい制度とは思われません。

 と、珍しく社会ネタ。

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2009-09-02 22:59:15 | 映画テレビメディア
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これはちょっと私的にはしんどかった。

いわば「母親を反面教師として、無理してつくった「かくしごとのない」家族の物語」とでもいったお話ですが、なんちゅうかな、どきつい台詞なり場面の切り取り方がしんどかったです。

深いようで、そうでもないような・・・。

小泉は存在感はあるのですが、なにか今一歩の感あり。
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