私見ですが、年賀状は昨年一年間無事に過ごせた
ことを書き、新しい年の夢や希望を書くのが習わし
と考えていました。どうやら一般的な考えのようで
今年もいただいた年賀状の多くは昨年の家内での出
来事について書いているのが多くみられました。
特に女子大時代の卒業生は結婚した知らせと、結
婚した人は子供が生まれると毎年その成長ぶりを知
らせてくれます。
年配の人は、細かい文字で一年間の出来事を事細か
に書き連ねています。何処そこへ行ったとかこんなこ
とに出会ったとか楽しかったことだったのでしょうね。
中には嫌味なことを書いてくる方もいます。例えば
趣味の囲碁をやっているのですが、私と同じ段に方に
教えているというようなことを書いてきます。その方
とは最後に碁を打った時には互先(対等)だったのに
いつの間にか自分のほうが上だと主張したいらしいの
ですね。勝負の世界では対戦して勝ち続けたほうが強
いということになっているのに、いつの間にか自分の
ほうが強いと認識してしまうのですね。これはもしか
したら老化現象なのかもしれないですね。このほうが
もっと嫌味なことかもしれませんね(苦笑)。
私が年賀状を書くのをやめた理由は、できれば過去
を振り返らない生活をしたいと考えるからです。ある
先輩が「お前の良くないところは、過去のことにくよ
くよするところだ。もっと前向きに生きてみろ」と言
われてその通りだと思ったからです。1年に1回くらい
反省するのもよいと思うのですがね。