今年に入って、株価市場が荒れていますね。日経
平均が2万円近かったのが今日は1万7千円ラインに
下がってしまいました。新年の大発会から4日連続
日経平均の下落そして昨日700円ほど戻ったと思っ
たらまたまた下がってしまいました。
なぜ株価のことを気にするかと言いますと、簡単
に言うと、我々が積み立ててきた資金を年金機構等
が株を購入したり売ったりして運用して資源を増や
す努力をすることになったからです。今まではもっ
と安全性の高い運用が行われていたのです。
このような株価指数の大幅下落の原因は、報道に
よると中国経済の減速の影響だということです。中
国はバブルのようにものすごい勢いで経済発展をし
てきましたが、通貨の元を国際決済通貨(ハードカ
レンシー、あるいは基軸通貨)に入れることを決め
たのはつい数か月前のことでした。そのとき素人の
私でも一種の危惧をもちました。
ネットで調べると基軸通貨としての機能を果たす
にはいくつかの条件が必要とされているようですね。
その中に変な条件があります。
”軍事的に指導的立場にあること(戦争によって国
家が消滅したり壊滅的打撃を受けない)”というのが
あります。これはどうかと思いますがどうでしょうか。
株価の変動が直接市民の生活に影響が出ることはな
いでしょうが、将来の生活に影響が出るようになれば
これは大変なことです。何しろバブル期に箱物をたく
さん作って大変な損害を出したという事実があります
からね。これが教訓になっていればよいのですが。