寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

教育界でも教科書選定に関する賄賂?

2016年01月22日 22時04分15秒 | こんな出来事がありましたよ

 初めは、池の水が微風にさざ波を立てているだけ

かと思っていましたが、波は少しずつ大きくなって

日本中に大きな波となって広がろうとしています。

 出版社も数千円の薄謝あるいは交通費と考えて渡

していたようですが、出版前の教科書について意見

を聞くだけといっても教科書選定には少なからず影

響があるかもしれませんそのような行為は避けなけ

ればならないでしょうね。

 しかし大学の教師にはもっと酷い?人がいました

よ。大学の教師は自分の授業の内容を指示されると

いうことはありませんから、自分で執筆した書籍を

教科書として使用する人がいます。それは認められ

るとしても、教科書というのは使用後は後輩に譲る

ことが多いのですが、教科書に綴じ込んであるレポ

ート用紙を使わないと単位を取得できないシステム

をとっているために後輩に譲れないようになってい

ました。それで毎年新しい教科書が売れるというこ

とです。この授業は単位を取りやすいという評判で

受講者は多かったようです。

 この事例は特に贈収賄には関係ないようですが学

生の負担を考えると考えさせられてしまいました。

 前の問題に戻りますが、1、2社の問題ではなく教

科書出版社の多くが同じようなことをしていたこと

がわかってきましたね。日本の将来を担う子供たち

の教育という立場を利用して少額とはいえ贈収賄と

誤解を招きかねないことは速やかに中止してほしい

ですね。


記憶に残っている映画(2)「生きていた男」

2016年01月22日 15時36分13秒 | 寓居人の思い出話

 映画はどんなものでも面白いと思いますが、私の見

ない種類の映画があります。というより私が好んで見

る映画は、時代劇、スリラー、これらは父の好みと同 

じです。そしてSF映画です。他のジャンルの映画を全

く見ないということはないのですが、ほとんど見ない

ジャンルは恋愛が筋の中心になっている映画いわゆる

メロドラマですね。それとドタバタお笑いに終始する

喜劇映画です。

 さて、今日紹介するのは「生きていた男」という題

名の映画です。この映画は、ある富豪の資産を受け継

いだ兄妹の兄が交通事故で死亡したために、妹が莫大

な財産(宝石)独り占めして優雅な生活をしていた。

ある夜のパーテーに最中に兄であるという男に出会う。

妹はいろいろ確かめるが、すべての適切な答えをした

男を海岸線の危険な道路を3分間で走れるかと試すこ

とを考えついた。男は危険なカーブの連続した道路を

時間内に走り抜けた。妹はそのほかにもいろいろ試し

たが男はすべてクリアしてしまった。妹は追い詰めら

れて、その男が兄であることはあり得ない、兄の死因

を知っているからと叫んだ。周りにいた男たちは警察

官だったのだ。これ以上内容を書くのはもしかしてこ

の映画を見たいと思う方がいるかもしれないのでよし

ますが、心理的に追い詰められていく妹の変化が面白

く見ごたえのある映画でした。しかし疑問点もありま

した。妹はなぜ庭で出会った男を兄かもしれないと思

ったのだろうかということです。これは......

 少しずつ追い詰められていく心理の変化過程が面白

かったですね。