郵便配達は3度ベルを鳴らす

多分・・・ほとんどの人には知られてないと思うが、これでも私は・・・ここら辺りじゃ、大人しく、物知りの、品のいい奥さんで通っている。

猫の3枚も被って、背は高いが腰は低く・・・を心がけているので、敵も少ない。
実は、宅配便のお兄さんや、郵便配達のお兄さん？とも、宝塚時代に鍛えられた『keep smile』で接しているから、結構、良好な関係だ。

先日・・・T.Kに貢物をした際に、いたずら心から『楽魔夢堂』で発送した私が言うのもナンだが・・・私の大好きな仲間達よ、うちへの手紙や貢物に、差出人氏名として、『へ』だの『pu』だの、書くのはいかがなものか。

わたし的には、大好きなのだが・・・どうも、最近、配達関係のお兄さんたちとの関係が、微妙に変化している感じがするのは、気のせいか？

不在配達票なんかが入っていた日には最悪である。
いついつの何時ころお届けに参りましたが、ご不在でしたので持ち帰りました・・・の文とともに、『へ』様からです・・・なんて書かれてあるのを想像してもらいたい。
私が配達人だったら、書き込む時に『へ』？　ええっ？『へ』？！　となるに違いない。

で、再配達を指定して、いつもの飛びきり笑顔の竹○さんあたりが荷物を持って来てくれるのだ。
「すみませんね、留守してて二度手間かけちゃいましたね」なんて、精一杯お愛想しても、その爽やかな笑顔で
「とんでもないです。ここに、受け取りお願いしますね」と渡してくれるのだが、
絶対、心の中で噴出しそうな自分をこらえているのだ・・・と勘繰る。

普通に名前書いてよ、と思いながら、実はハンドルネームで届くほうが楽しかったりするのは何故だろう？　携帯のアドレス帳も、いつの間にかハンドルネームに変更していて、メールが届くたびに、小躍りしてしまう。

多分・・・ほとんどの人には知られてないと思うが、これでも私は・・・ここら辺りじゃ、ジョリ・マダム(素敵な奥さん)の、筈なのに。