エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

備忘録として

2015-12-26 16:46:21 | 
『うちの執事が言うことには6』

高里椎奈 著  角川文庫  平成27年11月25日 初版

18歳にして第27代烏丸家当主の烏丸花穎とその執事である22歳の衣更月蒼馬という半熟主従の織り成す上流階級ミステリー。
シリーズ6冊目にして、やっと衣更月がなぜ烏丸家のバトラーを志したか、幼かった花穎との出会い、がわかった。
半熟主従といいながら、花穎のほうが半熟度は勝っている(笑)
衣更月は、26代目当主に仕えていたバトラー鳳にはかなうわけもないけれど、まだ大人だ(笑)
なんともクールで、かっこいいバトラー。
櫻子さん・・・シリーズがテレビアニメ化されているように、これも映像化してくれないかなぁ。
あ、実写でもいいけど(笑)

『地獄堂霊界通信2』

香月日輪 著 講談社文庫  2015年9月15日 第一刷

主人公であるてつし、リョーチン、椎名の悪ガキ3人のパワーが、ヒヒヒと笑う地獄堂のおやじとの交流でアップしている。
彼らは小学校5年生でありながら、学校で番を張っている(笑)
いたずらだけの3人組ではない。 各々に彼らの性格に見合った守り仏?? うん? こういう言葉はあるのか?・・・がついていて、ここぞというときにその力を使って困難を解決していく。
前にも書いたように、児童書というにはあまりに素敵すぎる(笑)
今回は前作に比べておどろおどろしい要素も多いし、また切ない展開も多い。




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