先日、イチロー君母とやっとランチできる機会がありました。 あちらはお勤めされてますし、私は私でバタバタしているので、なかなか時間が合わなかったのです。ランチ代の支払いで、やっぱり・・・「お礼に私が」「お祝いだから私が」と、お互い伝票の取り合いなんかしちゃうのです。そこで、私は言いました。
「これはね、壮大なバトンなのよ」
大学時代、私、ほんとにビンボー学生でした。普通のサラリーマン家庭で、私大生2人を抱えていた我が家は、大変だったろうと、今ならはっきりわかります。転勤族っていうのは『引越し貧乏』そのもので、引越し費用は会社負担とは言え、ご挨拶回りの手土産や洋服を新調したり、家の大きさが、出世にあわせて大きくなっていくのが普通でしたから、例えば、照明器具やカーテンが足りない、なんて事はいつもの事で、買い足したりして目に見えない出費みたいなのが多いのです。ですから、父の出世のわりにはお金がないぞ、という生活ぶりでした。
そのせいで、学費こそ親が出してくれていましたけれど、あとの費用はバイトして、私が捻出する、という4年間でした。
2回生からお水の生活に入ったのも、それが理由でした。(いや、喫茶&スナックという程度ですよ) バイトも一生懸命やりましたけれど、食べていくのが精一杯で、お洒落代になんかまわせないんです。 着たきりスズメ。
そうすると、バイト先のオーナーが不憫がって? お洋服、靴なんて買ってくれるのです。学生じゃ出入りできないようなクラブ、なんかにも連れて行ってもらいましたし、贅沢なお食事もご馳走してもらいました。
ただ・・・何かしてもらってばかり、というのはいかにビンボー学生でも肩身が狭いし、申し訳なく思うんです。 でもね、そんな私の気持ちを察してオーナーが言ってくれたんです。
「○○子ちゃん、何も遠慮することはない。僕らも、人に何かしてあげる喜びを貰っているんだし、気にする事はないんだ。でも、もし○○子ちゃんが気になるっていうなら、僕らに返す気持ちを、○○子ちゃんがもっと大人になって、同じような学生や若者を見かけたらその子達に返してやって欲しい」と。
遠慮させないように言ってくださった言葉でしょうけど、嬉しかったです。で、私はそれを守りました。オーナーにはお返しひとつできませんでしたが、オーナーの言葉どおり、息子の、下宿している友人が来たりすれば、できるだけの事はしてきました。 今でも、親元離れてあんまりお金の自由にならない子には、何かしてあげたいです。
彼女にもだから・・・決して若くはないのですが、「私に何か返すより、○○さんがまた、同じような浪人生活おくってるような知り合いでもできたら、その人に私がした事を返してあげて」と伝えました。
気持ちや物のお返しは、こういう形もあるんです。このバトンが負担にならないことを願うばかりです。
「これはね、壮大なバトンなのよ」
大学時代、私、ほんとにビンボー学生でした。普通のサラリーマン家庭で、私大生2人を抱えていた我が家は、大変だったろうと、今ならはっきりわかります。転勤族っていうのは『引越し貧乏』そのもので、引越し費用は会社負担とは言え、ご挨拶回りの手土産や洋服を新調したり、家の大きさが、出世にあわせて大きくなっていくのが普通でしたから、例えば、照明器具やカーテンが足りない、なんて事はいつもの事で、買い足したりして目に見えない出費みたいなのが多いのです。ですから、父の出世のわりにはお金がないぞ、という生活ぶりでした。
そのせいで、学費こそ親が出してくれていましたけれど、あとの費用はバイトして、私が捻出する、という4年間でした。
2回生からお水の生活に入ったのも、それが理由でした。(いや、喫茶&スナックという程度ですよ) バイトも一生懸命やりましたけれど、食べていくのが精一杯で、お洒落代になんかまわせないんです。 着たきりスズメ。
そうすると、バイト先のオーナーが不憫がって? お洋服、靴なんて買ってくれるのです。学生じゃ出入りできないようなクラブ、なんかにも連れて行ってもらいましたし、贅沢なお食事もご馳走してもらいました。
ただ・・・何かしてもらってばかり、というのはいかにビンボー学生でも肩身が狭いし、申し訳なく思うんです。 でもね、そんな私の気持ちを察してオーナーが言ってくれたんです。
「○○子ちゃん、何も遠慮することはない。僕らも、人に何かしてあげる喜びを貰っているんだし、気にする事はないんだ。でも、もし○○子ちゃんが気になるっていうなら、僕らに返す気持ちを、○○子ちゃんがもっと大人になって、同じような学生や若者を見かけたらその子達に返してやって欲しい」と。
遠慮させないように言ってくださった言葉でしょうけど、嬉しかったです。で、私はそれを守りました。オーナーにはお返しひとつできませんでしたが、オーナーの言葉どおり、息子の、下宿している友人が来たりすれば、できるだけの事はしてきました。 今でも、親元離れてあんまりお金の自由にならない子には、何かしてあげたいです。
彼女にもだから・・・決して若くはないのですが、「私に何か返すより、○○さんがまた、同じような浪人生活おくってるような知り合いでもできたら、その人に私がした事を返してあげて」と伝えました。
気持ちや物のお返しは、こういう形もあるんです。このバトンが負担にならないことを願うばかりです。
休みの日にいつまでも寝ているのはもったいない気がするんですよねー。
お子ちゃまさとぽん君、私はば○あだから早いけど。さて、これから主婦業、頑張りますか(イヤ、イヤで)。
眠い!眠い!(笑)
ウチの夫も、さとぽんクンと一緒のことを言います。
「休みの日にいつまでも寝ているのは、もったいない!!」って・・・。
「引っ越しビンボ~!!」って、よ~くわかります。
特に、東日本から西日本への引越しは、いろいろと大変でした!
と思いますよ♪
遠足とかの前日は興奮して眠れませんでした。
楽母さんの半分も生きていない、お子ちゃまですのでねぇ。
実家は地方公務員だったので引越し回数ゼロ、その分自分は4箇所目、それも全て横浜の極狭いエリア。
自業自得の引越し貧乏かも…