エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

キネマの神様

2021-08-25 07:59:20 | 映画
もうずい分と映画館には行ってなくて、先日夫と観に行った『ワイルドスピード』が、年単位ぶり(笑)
それからだから約2週間なんだけど、一人映画も年単位ぶり。

すごく迷ってました。
まず、緊急事態宣言が出てしまった事と、その理由にもなったコロナの感染拡大。
不要不急の定義は自分で決めていいらしいけれど、今行って、もし感染したら・・・なんていう怖さも付きまとう。
映画を観るのにこれだけびくびくしなくちゃならないなんて。
先に観に行ったポンチ姫のお勧めもありましたし思い切って。

ジュリーのくずっぷりがいい、という映画評を目にしました。
アル中でギャンブル依存症で闇金から借金も重ねている老人。

私は別にジュリー、沢田研二の大ファンでもないのよね。
グループサウンズ時代は(何度も書いたけど)タイガースよりジャガーズの岡本信のほうが好きだったし、ゴールデンカップスのマモル・マヌーも好きだった。
曲うんぬんより、彼らもオトコマエだったから(笑)

ジュリーがソロになってから、、、というか、80年代の私は子育てに必死で今以上にテレビを見る余裕もなくてね。
それでも観に行こうと思ったのは、ここ何年かジュリーのライブを一緒に行っている友人の影響が大。

若い時のジュリーを菅田将暉、その妻宮本信子の若い日を永野芽郁、小林稔侍の若い時は野田洋次郎。これが結構すんなりと繋がって違和感なしでした。
今と昔を行き来するのに無理がなかったです。
劇中、コロナに見舞われたばかりの映像がありました。 ダイヤモンド・プリンセス号。 もう忘れかけていました。
コロナ禍で映画館を閉めなきゃならなくて落ち込むところや、それでも歯を食いしばって頑張ろうという所は、キネマ、エンタメの灯は消さないぞ、といった映画屋さんらの矜持を感じました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 梅酒 3カ月 | トップ | 恥ずかしい »

コメントを投稿