がんぼのぶらり紀行

北海道オホーツク遠軽で、昭和時代のお茶の間みたいな食堂 やってる おばちゃんです。

誰かの入れ替わりか? ~ 迷いネコ

2019年12月27日 17時46分16秒 | 徒然

母の四十九日。

3年前に父が亡くなってから、母の希望もあり実家へずっと置いていた父の遺骨と母の遺骨を共にお寺へ。

二人ともがいなくなって、仏壇には新しい位牌が。

これまであった祭壇も花もなくなり、すっかり広くなってしまった実家二階に改めて寂しさを覚える。

暗くなってから帰宅。

その後、突然 我が家に 迷いネコ。

数回 外に出したが、何度も戻ってきては玄関先で鳴き続ける。

ネコ好きには残酷な、寒い季節に放置するしかない 迷いネコ。

家族4人、さんざん会議を重ね、「この寒い(外気温-15℃越え)のに、追い出すことはできない」との結論。

家に入れ、水とカリカリを与え、段ボールに不要毛布。

翌日から 外へ貼り紙。

 

人なつこく、とても健康そうで可愛いので できればウチの子にしたいと思ったが、我が家には既に先住ネコがおり、大家さんとの約束もあって もう増やすことができない。

保健所へ電話し、保護していること、探している飼い主がいないか聞く。 なし。

警察へ行って、迷いネコ~拾得物になるらしい。落とし主見つかったら、1割もらえるのか?~だが、結局は隣の保健所へすぐさま移動とのこと。

再び保健所へ向かい、しばらくは我が家で引き続き保護、飼い主が現れなければ 正月明け 保健所へ持ち込み保護していただくこととした。

誰か うちで預かっちゃるよ! と言ってくれる人が現れるといいね。ごめんね。


なかなか進まぬ

2019年12月15日 06時53分53秒 | 徒然

母が亡くなり、ひと月がまたたく間に過ぎた。

一体何をしていたのだろうと思うほど、コトが進まぬ ”ひと月” 。

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死亡により凍結された口座(少ないがお金は事前に下ろしておいた)を閉じなければならないのだが、すべての銀行で本人の戸籍謄本が必要。

残金わずか数百円のために、半日かけて車を走らせ、発行料750円の戸籍謄本を取得しなければならない。

それも、「結婚してから亡くなるまで」さらに「生まれてから結婚するまで」。

母だけでなく、私自身の両親との関係を明記した謄本、3年前に逝去した父の素性を確認するため父の戸籍謄本、別れた夫(養子縁組の解除含め)の戸籍までさかのぼらなければならぬ顛末。

これらが全て 3か月以内の発行物でなければならないから始末が悪い。

私のほかに ”相続人は誰もいない” ことを確認できなければ たとえ100円残の銀行口座でさえ、本人でない以上 解約はできないのだ。

三つの口座残高あわせて数千円に満たないものに、金額以上の出費と半端ない手間と時間という、なんともあほらしい・・いやいや、ここはきちんと始末をつけなくては。

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初七日から始まる毎週のお参りも、きちんとお坊様を迎え お送りをする。

週に一度とはいえ、 朝9時過ぎには来ていただくために、御霊供膳の用意でご飯を炊くので7時には店へ出向かなければならない。(両親がいなくなって 実家に通い通勤)

そんなこんなで、何かと忙しなく、

夜パートをやめたのだから、その分 時間がたっぷりありそうで 気が付けば やりたいことは何もできずに一日が終わっているという状態。

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母の衣類や部屋のモノたちを片づけたいと思うばかりで、全く手つかず。

急ぐ必要もないと思う一方で、悲しい想い出を早く見えないところへ押しやりたいとも。

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店裏の物置も、同じ理由で放置していたが、

仕入食材の管理に冷凍庫が必要となり、店内には置けず、設置場所となったため、物置をどうしても片づけなくてはならなくなった。

カラオケのお立ち台も、部屋の天井貼りも、壁の棚も、押し入れの改造も、

電動ドリルや電動ノコを使って、全て自分の手で行ってきた母が 何年もかけて集めてきた木材端材。

「いつか必ず使うから」と、物置内であっちへ行ったりこっちへ行ったりしていた。

母が倒れてからも、”施設へ入れず自宅介護で戻ってくるときには、部屋改造に必要になるかも” と捨てられずにいた。

モタモタ、木材端材を捨てに行く前に、冷凍庫が届いてしまった。(;^ω^) 

もう、何があっても「片づけ(捨て)なくては!」と追い込まれ、

店営業を終えてからチマチマと積み込み、産廃処理場へ向かったら、

「木材ゴミは冬期は受け付けません」

お~い! 何とかしてくれ~!! このまま春まで置けってか~!!

結果は、ナントカ「仕方ないですね」と受け入れてもらえ、無事に回収してもらいました。

まだ大きな荷物~頂き物のサイドボード~が場所を取ってて、それも引っ張り出さんとならん。

しばらく忙しさが続く。

話も続く。


内容掲示

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