旭川の叔母が逝去。
母と二人、葬儀に参列させて頂いた。
子供の頃から本当にかわいがってくれた叔母であった。
亡くなってしまったのは悲しい事実だが、
高齢の母と、母の兄にとって、きっと最後の再会を果たせた場でもあった。
母は足が悪くなり、そうそう旭川に来ることも叶わなくなり、
母の兄も高齢になったことから、長く暮らした家を手放し、夫婦でホームに入所した。
母の言葉を借りれば、「もう二度と会うことは叶わなかった」と。
写真は、夕食。お味噌汁がとっても美味しかった。
通夜会場は自宅からすぐのセレモニーホール。
午前2時をまわり、ひとり線香守をするσ(^^)。
スマホを持ち込み、普段聴きなれた静かなBGMを小さく流しながら、叔母の棺の前に椅子を持ち出し、
対面会話。
おばちゃん。 本当にいろいろありがとう。
こんなこと、あったねぇ。 ソファーで飛んだり跳ねたりして、怒られたっけねぇ。
いろんな話をしてくれたねぇ。
いい時間を、穏やかな時間を もたせていただきました。
午前3時半。
朝まで、誰かが来てくれるまで待っていようと思ったけれど、疲れと眠気に負け、
最後にお線香を一本たてて控室にて布団に転がり込んだ。 即、爆睡。
誰かが(母?)布団をかけてくれたこと、「頑張り屋さんだよね」と従兄弟が話をしてるのが聞こえたことくらいしか記憶がない。
午前6時半、「食事の用意ができました」と言葉が聞こえて目が覚める。
いや、決して 食べたいがために 目が覚めたのではございません。(^^;
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午前10時50分 出棺。
時間が来るまでの間、母と母の兄はずっと一緒に話がつきなかった。
旭川の火葬場はとても大きかった。
たくさんの想い出と共に、叔母は旅立っていった。
おばちゃん、本当にありがとう。