亀ちゃんから電話です。
「ganちゃん、津村節子って知ってるね?」
「女たちのジハードを書いた人でしょう?」
「それは、篠田節子たい。」
「吉村昭の奥さんたい。津村節子の「紅梅」ば読みなっせ。
ganちゃんが好きそうな本ばい」
紅梅・津村節子・著 (第59回菊池寛賞受賞作)
吉村昭没後五年を経て書かれた渾身作。
癌が転移し、自らの死を強く意識する夫を、妻と作家両方の目で見つめ、
全身全霊で文学に昇華させた衝撃作。
先日、前立腺癌の疑いがあると告知された亀ちゃんからの電話です。
癌の検査結果は、31日に分かるそうです。
その亀ちゃんが読めと薦める本です。
図書館から借りて読んでみました。
「ganちゃんが好きそうな本ばい」
吉村昭の本は好きですが、奥さんの本は・・・・。
なかなか、ページがめくれませんでしたが、やっと読み上げました。
活字中毒で、癌の疑いのある亀ちゃんが薦めた本です。
読むのが、ちょっときつかったです。
終活 ?
終活(しゅうかつ)とは「人生の終わりのための活動」の略で、
人間が人生の最期を迎えるにあたって執る様々な準備や
そこに向けた人生の総括を意味する言葉である。
癌の疑いがあると告知された亀ちゃんが薦めた訳は???