信長と弥助 (本能寺を生き延びた黒人侍) ロックリー・トーマス 著。
ハリウッドが映画化するそうです。
今から楽しみです。
早速、図書館から借りてきました。
17世紀初めに書かれた狩野派の作品。
本能寺の変で、信長の遺体が見つからなかったのは、
この黒人侍・弥助が持ち出したとの説がありますが、
この本の中では、信長の遺体を抱えた弥助から、
信長の側近が遺体を受け取り、火葬にしたそうです。
だから、信長の遺体が出なかったそうです。
そして、弥助は信長の長男・信忠を助けに行けと言われ、
信忠の元に駆けつけ、明智軍と戦ったそうです。
信忠も自害し、弥助は刀を捨て、降伏したそうですが、
明智光秀はこの黒い獣は人間ではないと放免したそうです。
弥助を侍にした信長と黒い獣と言って放免した光秀の違いですね。
光秀が弥助の命を助けたとの説もあります。
遠藤周作の小説・黒ん坊 (角川文庫) は、弥助がモデルらしいです。
ハリウッドが黒人侍・弥助をどんな映画にするのか楽しみです。