富田元治のブログ

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格差が広がり、人間のほこりが消えた。

2019年06月13日 | 面白かった本

格差が広がり、人間のほこりが消えた。

こんな話があります。

昔、徳川家康の領内で一向宗の反乱が起こりました。

家康は部下に、この反乱を鎮圧するよう命じました。

しかし、この部下も一向宗の熱心な信者でした。

 

部下は、家康が居るときは一向宗と戦い、家康が去ると戦いをやめます、

この事が家康にばれました。

家康は激怒し、部下の処へ行きました。

 

家康は部下を処罰することを好みません。

最後のチャンスを与えようと、次のように言いました。

 

『処刑か改宗か、どちらかを選べ』。

部下は平然として答えました。

『改宗はしません。どうぞ処刑して下さい』。

そして、土の上に座し、首を差し出しました。

 

家康は刀を抜いて振り上げましたが、何を思ったのか刀を下ろして鞘におさめ、

『こんな頑固者は、処刑してもしようがない』 と言いました。

その瞬間、この部下は顔を上げて言いました。

『只今、改宗いたしました』と。

 

家康は驚き、尋ねました。

『おまえは何というひねくれ者だ、処刑すると言えば、改宗しないと言い、

処刑をやめれば改宗すると言う、一体どうゆうわけだ』 と。

 

部下は答えました。

『命が惜しくて改宗したと言われることはサムライの意地が許しません。

だがこれで私は、たとえ改宗しても、命惜しさに改宗したのではない事が明らかになりました。

だから、改宗します。』 と。

 

サムライの意地=男の意地ですね。

昔は、命より男の意地が優先されていました。

今は、男の意地も、男のほこりもありません。

権力者にヘイコラしっぱなしです。

格差が広がるばかりです。

 

 

さてさて、芝生の中に、小さな小さなウリクサが咲いています。

トキワハゼに似ていますが、これはウリクサです。

そして、小さな小さなアカカタバミも咲いています。

マッチの棒と大きさ比べです。(笑い)。

 

 

これはウリクサ。

 

これはアカカタバミです。

 

 

 

コメント

”月収の基準がズレている”と批判の声。

2019年06月13日 | 竹中平蔵を市中引き回しの刑に!

批判の声は当然です。

阪急電車の吊り広告に、批判の声が寄せられているそうです。

6割を超える非正規社員だらけの日本で、

50万円、30万円、”月収の基準がズレている” と批判の声だそうです。

 

 

50万円、30万円は、富裕層から見れば抑えて書いた数字です。

本音は80万円、50万円ですよ。

 

富裕層の人々は、非正規社員が手取り20万円稼ぐのに、

どれだけ嫌な思いで頑張っているのか分からないのです。

しかも、手取り20万円は、ごく一部の恵まれた非正規社員です。

多くの非正規社員は手取り20万円以下です。

 

アンダークラスの労働者ばかりの日本ですが、暴動が起きませんね!

市民革命が起こったことがない日本国ですから、

暴動が起きないのも仕方ないです。

奴隷と貴族の世襲社会になったのを、国民が認識するまで日本で暴動は起きません。

 

 

さて、国会質問は事前に質問内容が通告されています。

質問内容を知っていた麻生大臣が、平気で冒頭しか読んでいませんと答弁しました。

質問されるのが分かっていて、この答弁です。

金融庁の報告を全文読んでいるのに、読んでいませんの答弁です。

 

”全文読んでいます” と答弁できないのです。

全文読めば、アホでも老後は自己責任だと分かるからです。

少子化で年金は破綻しています。

高齢者3人を一人の現役が支える社会は目の前です。

それも、非正規社員ばかりの現役が、年金制度を支えます。

老後は、2,000万円でも足りません。

 

さて、50万円、30万円は、富裕層から見れば抑えて書いた数字です。

富裕層の本音は80万円、50万円ですよ。

奴隷と貴族の世襲社会になったのを、国民が認識するまで日本で暴動は起きません。

 

 

 

 

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