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落語

2022-10-05 13:18:17 | 日記
先日 三遊亭円楽さんがお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈りします
ワシらの年代では円楽さんというより 楽太郎さんのほうがなんとなくなじみ深いかも

関東の落語団体には
落語協会、落語芸術協会、落語立川流(立川流)、円楽一門会(円楽党)の4つがあります。

その名の通り円楽さんの所属は円楽一門会(円楽党)です
そもそもは円楽党も落語協会の一員でしたが
真打昇進を巡って意見の対立があり
三遊亭 圓生 古今亭志ん朝 三遊亭円楽(先代) 立川談志らが協会を脱退し
新しい団体を結成することになりました。
しかし直前になって立川談志が落語協会に残ることになり
三遊亭 圓生 古今亭志ん朝 三遊亭円楽らが脱退し落語三遊協会を結成します

このことから立川談志が古今亭志ん朝を蹴落とすために仕組んだなどという噂も流れ
立川談志が「金を出しても聞きたい落語家は古今亭志ん朝だけだ」と言っていたことから
志ん朝の実力を十分感じていたことでしょう

その後、古今亭志ん朝は落語協会に戻りさらに親分の三遊亭 圓生が死去し
残ったのが円楽一門会(円楽党)となります
さらに先代の円楽さんが無くなり楽太郎さんが円楽を襲名しました
この時三遊亭 圓生さんの名を継ぐためにかつての直弟子が名乗りをあげひと悶着あったようですが
協会に戻らず最後まで三遊亭 圓生について行った円楽一門で継ぐのが妥当では・・と思うけど

また立川談志も独立し落語立川流(立川流)を作ることとなりますが
このあたりのいきさつは知識不足でワシは知らないです

東京の4つある寄席に出られるのは落語協会、と落語芸術協会、で
残りの落語立川流(立川流)円楽一門会(円楽党)は出ることができません。
(最近は少し変わってきているようですが)

それと笑点という番組は立川談志さんが作った番組にも関わらず
落語立川流(立川流)だけが出ておらず他の3団体からは出演しています。
生前、談志さんが「おれが作った番組を見事に低俗なものにしやがって」みたいなことを言ってたらしいので
それで弟子たちが出ないのかあるいは声がかからないのか

しかし立川流も円楽党も親分が亡くなって今後はどうなるのでしょうかね
まあいずれに属していても力のある人はどんどん伸びて人気も博していくのでしょうけど

ちなみに関西は上方落語協会一つで真打制度もないようで、関東もいっそのこと
団体を一つにしちまうってのはどーでしょうかね~

落語は本当に好きで夜寝る前には必ずと言っていいほど落語を聞きながら眠りにつきます。

好きな落語家を関東で3名あげるなら
1古今亭志ん朝
2桂歌丸
3三遊亭 圓生

関西なら
1桂枝雀
2桂米朝
3・・・・甲乙つけがたく難しい・・・


今持っているアイポッドにさっき数えたら落語が867演目入ってます  目指せ1000演目


一時は1000演目超えたのですが
北海道胆振東部地震の時の停電でパソコンのハードディスクが壊れて
アイポッドに移動していなかった演目が・・・・消えて・・・がんばろ 笑